2014年9月16日火曜日

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day1①~【2014-No.41】

こんにちは。
Shunichiroです。

今回からしばらく「The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminar」
http://young-entrepreneurs.jp/index.html
に参加しての感想や学びなどについてブログでまとめていきたいなって思います。

さて、このセミナーは非常に豪華なもので著名な方々の講演などが目白押し、かつ色んな企業の方やNPOの方等からビジネスプランに対するフィードバックもいただけると言うものでした。
そんなDay1の内容はこちら

  1. 前夜祭開会式+ブリーフィング
  2. 参加者アイスブレイク―アイディアをつたえるピッチの方法を学ぶ―
  3. コミュニケーションの重要性―チームで進むための極意―
  4. チームとしてのゴールの重要性―Mission Visionの必要性―
  5. ビジネスモデルとは?設計するためのツールを学ぶ
  6. MVPという完璧を求めないやり方とその効用
  7. チーム紹介+事業アイディア発表
以上について、簡単に学びをまとめていきたいと思います。
◆1.前夜祭開会式+ブリーフィング
このセミナーでは未来のアントレプレナーを育てていくというコンセプトではありますが、その一番最初開会の言葉として紹介されたこととして、
「アントレプレナーを考えるに当たって、自分自身がそれにふさわしい人間なのか?それを行うにふさわしい準備はできているか?」
という言葉でした。このセミナーでは全体を通して膨大なインプットがあるわけですが、その前の全ての心構えとして自分自身のマインドセットについての言及されました。何をやるにも、「 なぜあなたがそれをやらなければならないのか?その理由があるのか?そのための覚悟はあるのか?」そここそが一番大事なことなんだと。

またもう一つ紹介された言葉として、
「バタフライエフェクトを起こす」
ということ。このセミナーにきているだけで何らかの影響を周囲に与えている。そんないい影響をもっともっと広めていってほしい。その相乗効果を起こし、よりよい世界を導くための影響を与えていくことが起業家の使命。

◆2.参加者アイスブレイク―アイディアをつたえるピッチの方法を学ぶ―
プレゼンテーションとは、起業家にとっての武器である。
一つはプレゼンテーションによって、相手を巻き込んでいくこと。
もう一つは、プレゼンテーションによって、起業家に必要なリソースを獲得していくこと。つまりは、投資家からお金を頂くことである、と。

プレゼンテーションに必要なことは二つ
一つは、目に見えるもの=表現力
であり、パワーポイントのデザインやプレゼンを行う上での身振りやジェスチャーなどのパフォーマンスについて。
二つ目が、目に見えないモノ=構成力
であり、プレゼンテーションの中のストーリー性や感情の波を意識すること。
その二つに心がけることで、プレゼンテーションの質はグッと上がっていく。

◆3.コミュニケーションの重要性―チームで進むための極意―
このセミナーに関しては、パイロットの方から講演を頂いたのですが、パイロットというチームで動かすことで大事なことを動画を交えながら教えていただきました。航空関連の事例からという形のため少々テクニカルな話が多かった印象です。

チームとしてパフォーマンスを発揮していくのに大事なことは
SkillとKnowledgeとAttitude
の3つ。
その中でもSkillは
ProcedureとTechniqueとNon-technical skill
に分けられ、特にNon-technical skillこそチームコミュニケーションの部分である。

チームコミュニケ―ションには言語技術の習得が前提として大事であり、
簡潔・正確・効率
を意識したコミュニケーションをしていく必要がある。そのためには論理的思考や結論ファースト、ナンバリング、事実と意見、感情と議論の切り離し、主張と根拠、、、といったことを意識すること、またそれができるSkillの習得が大事になる。

またAttitudeに関して、
常に「今やれることは何なのか?まだやれることはないのか?」
と追求し続ける姿勢のことであり、

また最適なソリューションを見つけていくためには数多ある他のオプションを捨てる技術や勇気が必要になるとのこと。その際には「何が一番重要なのか?」という判断基準を自分自身しっかり認識できていること、またチームで共通認識されていることが大事になると言うことです。

◆4.チームとしてのゴールの重要性―Mission Visionの必要性
日本初Googleに買収された、東大初ロボットベンチャーのCFOを務めた加藤崇さんによる講演。
加藤さん自身、銀行でファイナンスを学び→企業再生→ベンチャー創造
という非常にユニークなキャリアを歩んでこられた方です

上記のような経歴ゆえか、加藤さんのところにはよく多くの起業家がアイディアをもってくるそうですが、その時の加藤さんの見るポイントは
そこに「闘う理由があるのか?」
ということ。

起業家というのは非常にしんどい道のり。しっかりした理由や思いがなければ、絶対にうまくいかない。逆にそこさえしっかりしていれば、ビジネスモデルなんかどうでもいい。最低でも10年のLong Scaleな道のりを歩んでいけるかどうか?そここそが起業家の真価を問いたいところである、と。
すなわち、ミッションがあるかどうか?

その点、加藤さんがコミットしたロボットベンチャーのCEOは非常に強い想いをもっていて、彼から送られたメールを見て心が震えたと言います。それだけ情熱のある文章を書ける人間がこの世界に一体何人いるだろうか?と。その瞬間コミットを決意したとのこと


そういった強い思いを見抜くために見ていくポイントは、
  1. 闘う理由があるか?
    その背後にある、深い問題意識や使命感など
  2. 抽象的な話ではなく、実在のある人レベルで物事を考えているかどうか?
    具体的な話をするには、その問題に対し実際の経験(=原体験)の有無や、すでにどれだけ行動に移してコミットしているか?が影響してくる。具体的な人レベルで語れないうちは本気じゃない。
  3. 結局、あなたは何がやりたいんですか?
  4. でも、なんでそれがやりたいんですか?
  5. 本当に10年それに取り組むこと出来ますか?
というところにあるそうです。
また、もう一つのポイントとして、
実際に行動しているか?
ということ。アイディアを持ってきても、1年後結局それに取り組んでいない人があまりにも多い。起業家というのはそんなものじゃない。起業家が起業するのは、そこに「やむにやまれぬ思い」があるから。本当の起業家にとって、やらないなんて選択肢は存在しない。「やむにやまれぬ思い」があるから、やる以外の選択肢は存在していない。もはや、それをやることそのものが人生。

自分自身にも照らし合わせて考えていきたいと思います。


個人的な感想としては、加藤さんはお金ではなく、自分自身をコミットさせるというところでVC的な思考も持ち合わせたプレーヤーなのかなと思いました。また加藤さんのMissionが非常にカッコ良かったので紹介します。
「日本の起業家たちに、確かなフィンガープリント(指紋)を残す。」
ということ。
それはロボットベンチャーのように自らコミットすることもあるし、また日本の起業家たちの野茂秀雄やキングカズのようなロールモデルになるということも含んでいる、との事。そして、今回のように色んなところで局所的におお花火を打ち上げていくことで、日本の変えていきたいと言うことです。




長くなりましたので、ここで記事を分割したいと思います。
読んでいただきありがとうございます。


Shuncihiro




【Reset】The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して【2014-No.40】

こんにちは。
Shunichiroです。

ご無沙汰していました。
怒涛の夏休み前半が過ぎ、やっとほんのちょっとだけ一息。この間何をやっていたかと言うと、
・サマーインターン、Jobなど(特にベンチャー企業での)
・The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarの参加
http://young-entrepreneurs.jp/index.html
ですね。
特に、The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarは非常に濃い日々で、何人もの著名な方々のセミナーを受けたり、多くのメンターの方々からビジネスプランに対してのフィードバック、連日徹夜でのブラッシュアップ。。。
ただその中で自分自身本当に思うところがあるんですよね。
「自分自身に本当に素直になれているだろうか?」
と。
慶應のセミナーでもそう、企業でのインターンでもそう。
立場上、そして年齢、経験上、どちらかというと組織のマネジメントとか場のファシリテーションばかりやってきた。自分自身が動くより周りの人たちの力をどう引き出すか?を考えて動いてきた。自分自身が能力を発揮するより、周りの人に能力を身につけてほしいと動いてきた。
でも、それでいいんだっけ?
自分そんなに引いちゃってていいの?
自分だったらこうするああする、そしたらこうなってああなってそういうレベルまで高められる。そしたらもっと世界が広がって、さらにもっと追求できるものがあって、絶対もっともっと面白い何かがあって、自分自身それをつかみ取りに行きたいのに、その世界に耽溺したいのに、、、
でも、今は我慢。。。
そんなジレンマが身にまとわりつく、もどかしさを感じながら。
大学6年目の夏休み。
色々経験して改めて思ったこと。
多分自分って死ぬまでプレーヤーであり続けたいんだなってこと。何かをやる上でマネジメントや育成も大事なんだろうけど、まず自分自身が目の前にある機会に最大限飛び込みたいんだってこと。そして、その中でも特に自分自身が最前線で何かを追求し、自らチャレンジし続けていたいんだってこと。
そして自らの原体験、気持ちの置きどころ。
3年前にはすでにほとんど核心に近いところにたどりついていたのに、いつの間にかまた遠回り。

ベンチャー企業でのインターン、慶應への参加を通して改めて思ったこと。
・自分自身、誰よりも何よりもプレーヤーで、
・自分自身が最前線で何かを追求し続けていたくて、
・大切にしたい人たちのために生きていきたい
ってこと。
だからReset。
改めて、自分自身に素直になって、自分の目指す世界に飛び込んでいきたい。今日はそんな自己満足な宣言の投稿でした。
慶應での学びとか、インターンでの学びとかもおいおいブログにUPしていきたいと思います。


Shunichiro

2014年9月3日水曜日

インターン選考思ったことなど雑感②【2014-No.39】

こんばんは。
Shunichiroです。

不覚にも先ほどまで寝落してしまっていたせいで目が冴えてしまいました。こんな夜更けではありますが、ブログでも更新しようかな~と。


さて、相変わらず就活でサマーインターン選考にいそしむ日々ですね。
忙しさはある半面、色々と学ばされることも多いです。
今日はそんな中から学びを紹介していきます。

  1. 思考錯誤の経験
  2. 文系の成功パターンはいち早くマネジメント経験をすること
  3. 近接領域での手堅い新規ビジネス
です。


◆思考錯誤の経験
面談などしているとよくある質問として、
「今まで何やってきましたか~?」
「その中で具体的にどんなことをやってきましたか?」
が挙げられますよね。

でもそれと同時に良く聞かれるものとして、
「その結果どうなりました?」
「それはどんな要因で?」
「それに対してどう対処したのですか~?」
あたりもけっこう聞かれます。

このあたりの質問の意図って、自分の行動に対してどれだけ仮説検証および試行錯誤をして来ているのか?その経験を聞いてるんじゃないかなと思います。特にベンチャーで、新規事業系で受けているということもありますが、やはりビジネスって試行錯誤、PDCAの連続なんだと思うんですよね。ビジネスの中で一番大事なんは何か壁などにぶつかったときに、思考錯誤を繰り返し、解を探求していくことにあるんじゃないかなって思うんですよね。昨今話題のリーンスタートアップだって言ってしまえば、超高速PDCAって言われるじゃないですか。

だから面接でもその経験について、尋ねていって、その人がどんな試行錯誤をして来ているのか?思考錯誤力?がどれだけあるか?を測っているのかな~と思います。(その点の中に、理系院生が好まれる要因があるのかもしれませんね。実験や研究って試行錯誤の連続ですしね。)


自分の今までの経験の中で、思考錯誤の経験やその経緯などについて、一度考えをまとめておくのは有用かなとおもいます。


◆文系の成功パターンはいち早くマネジメントの経験をすること
縁に恵まれ、あるベンチャー企業の事業部長さんとお話しさせていただく機会がありました。(なんと36歳の若さで事業部長。この若い感がベンチャー特有ですね)自分たちが文系学生であるといことを話したら、そこで色々話してくれました。

曰く、
「文系なんて所詮1は1。文系が成功する唯一の道はマネジメントをいち早く経験すること。そしたら10にも20にも100にもなれる。」

どういうことかと言うと、文系のスキルなんてしょせん限界がたかが知れてると。いくらエクセル力やパワーポイントを磨いたところで、1が1.5になる程度。だけど、理系は一つの技術で100人1000人を幸せにできる可能性をもっている。だから文系が力を発揮するにはマネジメントを身につけるしかない。マネジメントを身につければ、自分一人では1の力を、集団として10にも20にも100にもなれる。

ということです。
「そして、マネジメントを学ぶにはマネジメントを実際に経験をする以外ない。でも、マネジメントのってある程度役職が上にならないと経験することが出来ない。大手だとそれこそ40になってやっと少しマネジメントに携わらせてもらうくらいで、それまでに力なんて伸ばせるわけがないし、すでに歳が逝ってて他への代替も出来ない。

でもベンチャーは若い奴でもどんどんマネジメントに携わることができる環境がある。そこで力を見せていけば、どんどん上にあがれる。そうやって早いうちからマネジメントの経験ができるのはめちゃくちゃでかい。君たちがどんな企業を考えてて、今後どんな企業で働いていくのかは分からないけど、マネジメントの経験って言う視点から見てみるのも面白いんじゃない?」
との事でした。


ぶっちゃけ、事業部長で新規事業バンバンやってきた経験がある、見たいな前評判を聞いていたので、新規事業系の色々なことを聞きたかったのですが、どっちかというとマネジメントの話に終始しました。でもその分事業部長や、新規事業と言ってもなんだかんだマネジメントってすごい大事で、立案のスキルだけでなくマネジメントのスキルも非常に大事(キャリアという意味においても)なんかな~と思いました。

ベンチャーでどんどん新規事業立ち上げていくのも面白そうですが、ベンチャーの中でどんどん上に上がっていってバンバンマネジメントの経験をしていくのも面白そうです。また新たな視点が加わりました。



◆近接領域での手堅い新規ビジネス
上記でも述べた事業部長さんのお話になるのですが、新規事業の立ち上げで大事なこととか何ですか~など色々聞かせてもらいました。その中での話ですが、

「新規事業って言うとみんなジョブズとかザッカ―バーグみたいなもの考えてるけど、あんなのはギャンブルとか発明みたいなもので繰り返しできるようなものじゃない。新規事業ってそれだけじゃなくて、再現可能なスキルとして身につけていくことが出来る。もちろん会社としてやっている中では、
ギャンブルなんてしない。

そこで大事なのが、既存の事業の周辺領域で新たなビジネスを考えていくこと。それって地味だけど、非常に堅実で手堅い新規ビジネスのやり方。そもそもある事業を展開しているからその周辺の情報って入ってきやすいのもあるし、既存のリソースを上手く使える。

だから新規事業を考える際は、まずは既存事業の周辺領域で考える。適切なマーケットサイズがあるところを見つけ出して、その中で自分自身がユーザーになったつもりで、色んなサイトやサービスなど既存事業を見てみる。そこで不満に感じたところで新規事業をかんがえていく。

そうすると、非常に手堅く新規事業を立ち上げていける。企業としてはギャンブラーよりかは、そんな再現性あるビジネスを大事にしていきたい」

という感じでした。
なるほど、周辺領域というのはありですよね。
イメージとして新規事業立案って新しいアイディアみたいに考えてしまいがちですが、そういう方法もあると言うのを認識させてもらいました。





以上、

  1. 思考錯誤の経験
  2. 文系の成功パターンはいち早くマネジメント経験をすること
  3. 近接領域での手堅い新規ビジネス

いかがでしたでしょうか?
なかなか学ぶこと、再認識させてもらうこと多いですよね。


その他雑感について簡単に紹介。
◆ベンチャーが早い=構造的に早いだけ
ベンチャーはスピード感があるとか書かせてもらいましたが、その話をしたらまあ構造的に早いだけで特別なことではない。とあっさり一蹴。そもそも小組織のため、意思決定プロセスや権限がまだまだ一部に集中していて、そのため色んなものが分散されてる大企業よりも早いと言うだけ、であると。

ちょっと残念(笑)
でもうちは他に比べたら早いとは言ってましたけど、何かそこの文化や特殊な仕組みやマインドセットなどについて教えてもらえたら嬉しかったですね。


◆ドベンチャーより、中級ベンチャー
キャリアとしてベンチャーを考えるなら圧倒的に中級ベンチャーがよいと。プロ野球とか持っているようなメガベンチャーに行くとあそこはもうただの大企業。逆に社員一けたみたいなドベンチャーに行くと、いつつぶれるかわからないような状況でリスク高いし、しかもお金ないから何かするにも難しい。

その分中級ベンチャーはある程度の規模があり、キャッシュも持ってて、そう簡単には潰れないレベルにはなってる。だからキャリアとしてのベンチャーにはもってこいとの事です。社員もそこそこいるから上手くいけばマネジメントにも早い段階で携われる。何かやるにも資金もある。給料的にもある程度はちゃんともらえる。

ベンチャー特有のスピード感の中で、能力を磨けて、早くからマネジメントの経験もできて、そしてある程度の給料ももらえるということで、中級ベンチャーはおススメらしいです。


◆上手くいく事業は感覚ですぐわかる
上手くいく事業ってのは、感覚ですぐわかるそうです。
すごく感性的な問題ですが、そう思う瞬間や頭の中でくっつく感じがあるらしいのですね。

どういうことかというと、上手くいく事業には“予兆”的なものがあるらしくて、地震で言うとP波みたいな。今まで数百PV/日だったのがある日だけいきなり数万PV/日になる、みたいな。

そういう予兆やひずみを感じとったらそれを分析するんですね。
「そこになにがあるんやろう?」「何が受けたんだろう?」
って。
そしたらそこから、ハマるコンテンツ、ハマるビジネスの要件みたいな必勝の勝ちパターンみたいなものが見つけることが出来て、あとはそのやり方を量産、仕組化していくだけなんですよね。そしたらスケールできるんじゃないか、スケールしたらこれくらいの規模感になって、、、ってサァーって頭の中でつながっていくそうです。

でもその予兆も、事業をやってみないとわからないというのはあるそうですね。当たり前ですが。やっぱり何よりもまずやってみることって大事だよね、って思います。


◆マネジメントを上手く活かせるコツは、部下に勝ち馬に乗った思わせること
マネジメントのコツですが、要は部下に自分についてこさせることが出来るかどうか、ですよね。部下についてこさせる、能動的についてくるようにするには、その人についていったらどんなベネフィットがあるか、どんなインセンティブがあるかを見せることが大事との事です。

そのためには、自分が手っ取り早く何か一つ成功して、部下に見せること。
そして、この人についていけばきっと何かある。自分たちは勝ち馬に乗っているんだと思わせることが大事なんだととの事です。

なるほど、スタートアップイベントの開催など、最初の勢いの形成ってそういう面でも大事なんだなと思いました。



他にも書きたいことはたくさんありますが、今日のところはこんな感じ。
毎日忙しくだけしている就活ってかなりしんどいですが、こうやってちゃんと学びを血肉化していくと面白く感じられる部分もありますね。夏休み後半も色々インターンや選考などありますが、まずは楽しみながらやっていきたいと思います。
(今までコンサルコンサル言ってましたけど、ベンチャーも非常に楽しいですね。こういう気づきがあるのもいい経験になります。)


それでは~


Shunichiro

2014年8月30日土曜日

インターン選考などで思ったことなど雑感①【2014-No.38】

こんにちは。
Shunichiroです。

先日の記事に書いたように、最近専らサマーインターンの選考などで毎日関西圏を飛び回っております。面白いインターンもありの、またあまり面白くないものもあり(失礼!)の感じで、色々な企業を体験させてもらています。

さて、インターンや選考面談をやる中で学ばせてもらうことも多々あります。先日も簡単に学びについて書いたのですが、今日の記事では先日書き切れてなかった部分について書いていきたいと思います。

  1. 明日から自分でやる!意識(オーナーシップ)
  2. ベンチャーのスピード感と大手の追求力
  3. 目標設定能力とコミットを定量的・具体的に伝える


    ◆明日から自分でやる!意識(オーナーシップ)
    1dayjobインターンでワーク中もフィードバックの際に強く言われたのが、「それ、明日からやれる?やりたいと思える?」というものでした。

    この質問には二つの意図があって、ひとつめには
    「そのプランについて明日から実行できるほど、具体的に考えられているか?」
    という点、二つ目には、
    「明日から取り組みたいと思えるほど、情熱がこもっているか?」
    という点があります。

    ビジネスプランを書くワークをやったことは何度もありますが、その時ってどれも明日からやれるようなものでは全くなく、非常に抽象的なアイディアベースのものが多かったんですね。今回のように明日から!何か動きだせるほど超具体的に詰めたことはなかったので、強く印象に残りました。

    これは、二点目にもつながってくるんですが、やはりベンチャーの特徴とも言うべきところでしょうか?まさに自分たちがその事業を創り上げてやる!一日でも早く創り上げてやる!そういった思いの結集として、ビジネスプランを考えているような強い気持ちを感じます。まさにそのアイディア、ビジネスに対してどれだけ自分がやる!意識、言いかえればオーナーシップをもっているか?を非常に大事にしているな、とひしひしと感じました。




    ◆ベンチャーのスピード感と大手の追求力
    サマーインターンというせっかくの機会なので、ベンチャーから中小から大手から色々な企業を見ているのですが、やっぱりそれぞれかなり違いますね~。

    前回の記事でも多少書いたのですが、やっぱりベンチャーのスピード感って半端ないですよね。とにかくガンガン創り上げていく感があって非常に面白いです。

    その反面、大手のところってスピード感がないとかよく言われてますけど、全然そんなことないです。大手の場合確かにベンチャーほどに何かを創り上げるスピードがめちゃくちゃ早いというわけではありませんが、その分世界の最先端、トップの位置で戦っているので、最先端の情報や理論などへのキャッチアップやそれを体系化して事業に取り込もうとしていくスピードがめちゃめちゃ早いんですよね。

    例えば、某日系消費財メーカーですが、常にP&Gやユニリーバといった企業などとトップ争いをしているためか、マーケティングの手法やそのフレームワークなどめちゃめちゃしっかり体系化されているし、かなり先端の手法を取り入れようとしているんですね。行動観察やエスノグラフィー、データアナリティクス、インサイトの抽出などは当たり前、さらにはそこから他にはない強みとなるような理論さえも生み出そうとしています。
    自ら事業を進めながらも、企業内研究所を設け、先端をどんどん取り入れようとしているところや理論構築もしようとしているところなどは、大手の強いところ、魅力的なところなのかなと思います。

    (逆に、中小企業に対しては、そのあたりのキャッチアップ力や見ているマーケットの違い、意識の違いは強く感じましたね~。自分としては、ガンガンやるベンチャーにも興味ありますが、将来的にPh.Dも意識しているので大企業での理論などを学んだり、実践したりという部分にもひかれますね。)



    ◆目標設定能力とコミットを定量的・具体的に伝える
    ある企業では選考面談でこの点について、めちゃめちゃ掘られました。
    なんだかんだ今まで色んなことやってきて、そこでなんとかなってきたんですが、改めてここを掘られるとなかなか説明が大変ですね。

    BoPとか適正技術とかデザイン思考ってあくまでツールにすぎないんですよね。それにリーダーシップとかマネジメントって言ったって、結局何をやったのかって人によって異なる。そこでそれらについて深掘りされました。

    結局、そのインターンは通らなかったのですが、改めて、
    ・何を目標に置き、
    ・それに対して、具体的に何を、どのくらい行い、
    ・それによって、どんな(客観的)成果につながり、
    ・その結果、目標に対してどの位達成に貢献したのか?
    という辺りをもっとちゃんと伝える必要があるのかな~と。


    例えば、OUESTにおいては、
    ・①適正技術を生み出すこと、②阪大にD-Lab的なものを作ることを目標に設定し、
    ・①に対して、学部院生文系理系合わせて20人弱のメンバー集め、週1回ないし2回のMTGを通して、マーケットリサーチや製品のアイディアを考え、2回のフィールドワークを行い、See-Dコンテストに2チーム出場し、優秀賞を獲得した。
    ②に対して、キーパーソンとなりうる先生方にアピール、プレゼンをし10人強のネットワークを構築し、また授業運営資金として財団より100万円を獲得し、シラバスの構築を一緒にやった。
    ・その中で、自分はリーダーとして、率先して先生方にプレゼンに行ったり、アピールをしていった。またそのネットワークを強固にするために、1カ月に一回進捗報告する機会をつくり、また先生方賀集まる総会の場のセッティングをした。それによって、See-D出場に対するアドバイス体制を構築し、See-Dコンテストにまで6人の先生方に来ていただけた。またネットワークがきっかけで授業化を検討するグループが出来上がった。

    みたいな感じですかね。
    なんかまだまだ定量化・具体化には弱い気もしますが、こういうところまで考えていく必要があるんだな、ということを学びました。





    以上、
    1. 明日から自分でやる!意識(オーナーシップ)
    2. ベンチャーのスピード感と大手の追求力
    3. 目標設定能力とコミットを定量的・具体的に伝える
    いかがでしたでしょうか?

    P/Lにしかり、定量化に然り、自分ってまだまだ具体的な部分にまで落としこんでいく力が弱いなと感じます。これからもインターンやビジネスプランワークの機会があるの、もっともっと具体的なレベルにまで落としこんで考えていく必要があるな~と強く思います。今後の精進ですね。


    Shunichiro

    2014年8月28日木曜日

    20140824某ベンチャー企業1dayjobに参加して【2014-No.37】

    こんにちは。
    Shunichiroです。

    最近サマーインターンやその選考に追われる日々です。
    おかげで世のなかの人たちが就活に苦しむ理由も少しながら肌に感じています。サマーインターンやジョブのところまで行くと楽しい部分もありますが、実際それ以上に選考面談,やESがめんどくさい。無駄に時間取られるし、結局何をどう判断してるのか見えづらいからなんか嫌ですよね。それにお祈りされると、ぶっちゃけ全然興味ない会社でもそれなりに凹みます(笑)なんなんでしょうね、この感じ(笑)確かに何十社からも祈られたら鬱になったり自殺に走る気分もわからなくはないです。


    さてさて、そんなサマーインターンですが学べたところなどもたくさんあります。せっかくなので色々とアウトプットさせていただきまして、最大限利用してやろうかなと思います(笑)今回アウトプットするのは、某ベンチャー企業の1dayjobでの学びになります。

    事業内容としては、
    • webマーケット支援事業
    • webメディア事業
    • 事業開発支援
    となってます。
    ジョブとしては一日のプログラムとなっていて、
    お題は
    「グルメメディアマーケットにおいて新規事業を創出せよ!」
    というものでした。
    競合としては、食べ〇グさんとかぐるナ〇さんとかになります。

    最初に簡単なガイダンスを受けて、まあいきなりジョブに部っ込まれたわけですが、要所要所フィードバックなど参考になりましたので、そこら辺を中心に記事にしていきたいと思います。
    1. マーケットに聞け!(ユーザーヒアリングの効果とマーケットへの“感覚”)
    2. とにかくエネルギーを割かず、効果の高い方法をとれ!
    3. P/Lに魂を込めろ!
    ◆マーケットに聞け!(ユーザーヒアリングの効果とマーケットへの“感覚”)
    ―ユーザーヒアリングの効果
    よく言われる「誰に?どんな価値を届けるか?」から事業開発って始めていくと思うんですが、そのターゲット顧客の仮説がでてきたら、「どんどんマーケットに聞け!」というのを強く推奨されました。テレマから飛び込みから友人へのヒアリングから、色んな方法をとって顧客からヒアリングをしました。

    このユーザーヒアリングって、単なるアンケートではないんですよね。
    まず一つには、実際にユーザーヒアリングを行っていくことで、自分たちの仮説がどれくらいを的を得ているのか?を測り、改善を繰り返していく(まさにリーン!)狙いがあり、
    また、自分たちの仮説が自分たちだけの思いこみのアイディアではなく、実際に客観的な目線からも支持してくれる人たちがいることを確認する行為でもあるんですね。

    自分たちが「これ欲しい!」って主張するだけでなく、「××ちゃんも〇〇くんも欲しがってる」っていう情報があれば、それって自分たちにとっても自信になるし、相手(例えば、上司や投資家)を説得する材料にもなるんですよね。

    過去参加したスタートアップウィークエンドでも実際に顧客に聞いていくフェーズ(MVP)がありましたが、今回もこれを強く言われ、やっぱり昨今の事業開発において初期の初期段階からいかにユーザーとコミュニケーションをとるべきかというのを考えさせられました。

    ―マーケットへの“感覚”
    それと、自分たちで顧客を設定していったら、その顧客の属性や特徴などなんとなくのペルソナが出来上がりますよね。アイディアをより煮詰めていくには、上記ユーザーヒアリングを使いながら進めていけばいいのですが、それと同時に大事なのが、そこにどれだけのマーケットがあるのか??というところ。

    例えば、個人経営の居酒屋さんを対象にする、という形で顧客を設定した場合、考えていかなければならないことは、
    「じゃあ、そんな居酒屋ってどこだろう?」
    「自分もよくいく××っていう居酒屋かな?」
    「じゃあ、そこってどのくらい儲かってるんだろう?」
    「客単価が〇〇円で、一日平均来客数が××人で、そしたら年商が△△万円かな。」
    「そしたら、そんな居酒屋って広告費になんぼ払ってくれるんだろうか?」
    「そもそも、そんな居酒屋って日本にどれくらいあるんだろう?」
    「阪急宝塚沿線沿いで考えると、一駅あたりに何件くらいの個人経営の居酒屋があるんだろう?」
    「そしたら大阪全体では?関西全体では?日本全体では?」
    ・・・

    はい!まさにフェルミ推定的なところですね。
    こうやって、具体的にイメージにあう顧客(出来る限り、自分に身近なところでの顧客)を思い浮かべ、その顧客のいる層(群)がどれだけの大きさがあって、その中ではどれくらいの収益の見込みが立って、、、というのを考えていくのが非常に大事になりますし、新規事業立ち上げ時にはそういった肌感覚ベースでも顧客に対して思いを馳せていくことが大事になります。色んな意味で。


    具体的な顧客からイメージできる広告に払える費用などは実際にそのサービスを使ってもらえる余裕があるのか?を確認することにつながりますし、全体としてどのくらいの顧客がいそうなのか?という情報は、持続的なビジネスとして成り立つのかを判断するのに必要になります。また全体的な顧客の数が分かれば、それに対するマーケティング戦略や営業戦略及び人件費を考えていくことにつながっていきます。



    ユーザーヒアリングもマーケット感覚も含めて、どれだけたくさんマーケットに聞いたか?マーケットを考えたか?というのは、非常に大事なポイントになるんだなって思いました。



    ◆とにかくエネルギーを割かず、効果の高い方法をとれ!
    やっぱりベンチャーってスピード感が違うな~って改めて思いました。
    私が今まで経験したことがあるのってコンサル業界で、コンサル業界だとクライアントへのプレゼンや伝えることが仕事になるので、ちゃんと資料を作成することを求められます。どんなに小さなタスクでも必ずエクセルやPPTなどを作成・共有し、そのまま最終成果物につなげられるようなアウトプットを求められます。

    今回もそんなノリで中間報告に向けて資料を作成していたら、バリバリでダメ出しされました(!)。曰く、
    「パワーポイントなんて無駄に労力がかかるだけやし、調べた内容とかが伝えやすいようにそぎ落とされちゃうから本当にもったいないツール。そんなもの作ってる暇あったら、もっともっと考えなさい!行動しなさい!」
    とのことで、ベンチャーのように自らがガンガンプレーヤーになって事業を創っていく姿勢(または文化)と、コンサルのようにクライアントありきで価値を提供していく・伝えていく姿勢(文化)ってまるっきり、心構え、文化、背景にある考え方が全く違うんだな~って強く感じました。

    確かに、わざわざ会場セッティングして、わざわざパワーポイント作って、わざわざ時間合わせてプレゼンするより、デスク突撃で手書きでいいから紙媒体3枚ですぱっとその場で共有できた方が早いですよね。

    生産性というのはどこの業界でも聞く言葉だし、仕事を行っていく上で非常に重要な考え方だと思いますが、業界によっては生産性の定義や考え方って全く異なるんだなって思います。コンサルやったら、最終成果物であるプレゼンテーションに向けていかに少ない労力で最短で進むか(まさにIssueから始めよ、もそうですよね)に対して、ベンチャーは新規事業の創出というところに対していかに少ない労力で最短で進むか、、、考えてることは同じなのにゴール設定の違いでここんなに差が出るなんて、ベンチャーを経験してすごいいい経験になっています。、コンサルはコンサルで非常に魅力的で面白い仕事だと思いますが、ここら辺については改めてベンチャーのスピード感や自ら価値を創造していくハングリーさを感じました。



    ◆P/Lに魂を込めろ!
    さて今回のジョブでは、一日で事業立案からP/Lまで作成しろ!なんて、「めちゃくちゃ詰めこむやんw無理げ―やろw」みたいなノリ(まあ、非常に緊張感のあるノリですよね(笑))だったんですが、社員の方々は「P/Lに魂込めろ!」ってめっちゃ言ってました。

    これってどういうことかというと、上記の「マーケットに聞け!」でペルソナの具体的イメージから推定するマーケットサイズがマーケティング戦略、営業戦略、人件費につながっていくって触れたと思うんですけど、そういった今まで検討してきた全てのことを最終的に落としこんでいった結果P/Lになるってことなんですよね。

    「全体顧客数が××だから、それに対して〇%のシェアを奪うべきか?」
    「実際に何%が奪えるのか?」
    「何%奪えば、いくらの売り上げになるのか?」
    「売り上げにつながるKPIは何か?」
    「そのKPIはどんな要素で成り立っているのか?」
    「その要素を満たしていくためには、どんな営業をすべきか?
    「それには何人何月割けばいいのか?」
    「あるいは、どんなプロモ―ションをするべきか?」
    「そのプロモーションではどんな効果が期待できるのか?」
    「その効果を測定するKPIは何か?」
    「そのプロモーションをするにはいくらかかるのか?」
    ・・・
    そしたら、それらを達成するためには、
    「どんな人材戦略を取るべきか?」
    「社員なのか、バイトなのか?」
    「どのタイミングである施策を打つのか?」
    「設備投資をどんなタイミングでやるのか?」
    「そしたら、事業資金としていくら必要か?」

    つまり
    「投資家から調達したいお金はいくらになるのか?」
    ってところにつながっていきます。

    書きつかれた(笑)
    でもね、こうやって挙げたことを数字として落としこんでいって、超具体的に事業を考えていくのがP/Lなんですよ。だからP/Lって独立したただの資金計画なんかじゃなくて、抽象的なビジネスモデル・ビジネスアイディアから、超具体的な数字というビジネスモデルへと変換する行為なんだと思います。つまり、P/Lこそがビジネスモデルです。

    「社員さんがP/Lに魂込めろ!」っていうのは、そういうことなんだと思います。
    P/Lみたら、そのビジネスに対してどれだけ熱意があるか?どれだけ考え抜いているか?が見える、と言っていたのが、すごく分かります。ただの文言として書いただけでも結構頭使ったのに、それを具体的な数字で検討していくって、、、

    逆にいうと、そのしんどさも乗り越えられるくらいじゃないとP/L、あるいはビジネスモデルにすら辿りつかないただの妄想にすぎないんだ、っていう強い意識かもしれませんね。
    P/Lに対してそんな見方したことなかったし、そんな奥深さがあるなんて、正直圧倒されました。




    以上、
    1. マーケットに聞け!(ユーザーヒアリングの効果とマーケットへの“感覚”)
    2. とにかくエネルギーを割かず、効果の高い方法をとれ!
    3. P/Lに魂を込めろ!
    いかがでしたでしょうか?


    全体を通して、時間が短くめちゃめちゃ濃縮されてることもあって、非常に充実感はありました。なによりベンチャーの風土や文化を肌で体験できたのが面白かったですね。マーケットのことやP/Lに込める思いというのも含めて、ベンチャーって面白いなって改めて思います。

    他のインターンに参加したりもする中で、雑感的なところでも色々と思ったことや考えたことなどあるので、別記事に分けて紹介したいな~って思います。


    Shunichiro

    2014年8月15日金曜日

    20140724脳科学シンポジウムに参加して【2014-No.36】

    こんにちは。
    Shunichiroです。

    お盆の時期ということで、久しぶりに実家に帰っています。
    母の手料理を食べ、おやじと酒を飲み、おばあちゃのじいちゃんも合わせて団欒する、そんな幸せを噛みしめております。その中でどうしても大学の話や就職の話も、、、早く卒業して安心させてあげたいな~と思ってしまいます。


    さて、しばらく時間が空いてしまいましたが、先月参加しました脳科学シンポジウム
    http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/seminar/2014/07/6070
    に参加してきました。
    (実は私、興味の幅が非常に広く、脳科学や神経科学なども勉強しております。映画トランセンデンスを見て以来、シンギュラリティの概念にも関心が生まれており、今後の未来を考えると脳科学はひとつ面白いキーワードになると感じております)

    さてシンポジウムに参加しての学びや感想などを記事にしていきたいと思います。

    1. 人間の進化とは、脳と道具の共進化のプロセス
    2. まばたきと理解の区切りの関係
    3. 脳活動の辞書を作ろう

    ①人間の進化とは、道具の利用による環境コントロールの成果~「手の中の脳ー手と道具の人類史ー」~
    人類の進化は道具の利用とともに進展していきました。
    原始人における火の利用に始まり、農耕具や武器、さらには近代の産業革命など、人間の発展とその道具は密接な関係をもっています。

    現在の社会において、人間だけが他の動物種と比べてより優位になっている理由の一つとして、道具の利用が挙げられますが、実はそこには一般的に考えられているよりももっと深い進化上の特異点がみられるとの事です。

    生物学の祖、有名なチャールズ・ダーウィンの言葉で以下のようなものがあります。

    最も強い者が生き残るのではなく、
    最も賢い者が生き延びるのでもない。
    唯一生き残ることが出来るのは、
    変化できる者である。

    良く聞く言葉ですよね。
    動物は進化の過程で、その身体自体を変態させて過酷な環境に対応していました。

    では、人間はどうでしょうか??
    今の私たちの身体はこの数千年の中で大きく変わっていませんよね。寒い時期も暑い時期もあったことでしょう??でも私たちは自分達の身体を変態させることなく未だにこの地球上に生き延び、さらには地球全体を覆うほどにに繁殖さえしています。

    その肝になったのが、道具であることは間違いありませんが。
    実は特筆すべきなのが、その生存戦略なのです。


    人間以外の他の生物は、環境に合わせて自らの身体を変態させることで生き延びてきました。自らの身体を環境に合うように適応させていくのが人間以外の生物の生存戦略です。

    しかし、人間の場合は環境に合わせて身体を変態・適応させることをせずに、道具を用いて、環境そのものを改変することで生き延びてきています。寒ければ火を使い暖をとり、洪水になれば船をつくり、、、道具を利用することで環境そのものをコントロールすることで生き延びてきました。それが人間の生存戦略だったのです。

    すなわち、
    人間以外の生物=環境に合わせて、身体を変えて進化していく
    人間=身体を維持しながら、道具を進化させて、環境自体を変えていく

    人間とその他の生物の違いはそこにあるのだと言うことです。
    そして、その生存戦略の結果、道具の利用とともに私たちの脳はさらなる発達をとげ、今の人間・社会というところを築くにいたった、との話しでした。



    昨今の話題として、IoTであるとかシンギュラリティであるとか人間とテクノロジーが作り出す世界に対して色々な話もありますが、この話を踏まえると、私は楽観的な未来があるのではないかと思います。なぜなら人間の歴史そのものがテクノロジーと人間の脳の共進化の歴史であるならば、シンギュラリティの世界でも同じように人間の脳もともに進化をしていき、人間に適合した世界・環境を構築していく知性をもち合わせていると考えられるからです。
    来るべきシンギュラリティの世界に対する新たな洞察がくわわりました。


    ②まばたきと理解の区切りの関係~「瞬きから探る脳内情報の仕組み」~
    まばたきっていつも自然にしていますよね。
    一般的にはまばたきって、目の乾燥を防ぐために自然に行われているものと思われていますが、実はまばたきには人の理解に対して大きな関係があるようです。

    映画や動画、人の話を聞いている際の人の瞬きのタイミングなどを計測したところ、話し手も聞き手も話はじめや話の句切れでの瞬きが多いそうです。この点を人の理解という点で考察すると、話し手と聞き手の間で暗黙の情報の切れ目(理解の句切れ)が共有されていると考えられます。

    すなわち、人は話の句切れ等で瞬きをすることにより、情報をブロック化して脳の中で理解しているのではないかと考えれます。まばたきというのは脳的にはその瞬間視界からの情報が寸断されています。その一瞬の合間にて、脳の中の情報処理の容量を増やし、まばたきとまばたきの間受け取った様々な情報の処理をおこなっていることが考えられるそうです。

    まばたきによる情報処理の共有性。
    瞬きによる、情報処理のブロック化。
    という点は、非常に面白く感じられました。
    話を聞きながら考えたことは、この情報処理のメカニズムを逆に利用すれば、例えばプレゼンテーションなどで相手の瞬きのタイミングを測ることで、こちらが提供している情報に対する相手の理解を推測することも可能になるんじゃないかなと思います。



    ③脳活動の辞書を作ろう~「脳が見る世界を可視化する」~
    脳活動を測る装置がどんどん発達しており、ある行動や情報に対する脳の反応やその際の活動がかなり細部まで調べることが可能になっていまう。それを用いて、人に固有の脳活動について辞書をつくれないだろうかと模索しているそうです。

    人の脳は、様々な現象に対して、脳をフルに動かし何らかの反応を起こしています。
    ある脳活動に対して、どのようなインプットが生じたのか、あるいはどのような反応が生じるのかについて辞書みたいなものをつくり、解説できるようになることは非常にチャレンジングな取り組みです。

    脳活動に関する辞書が出来れば、逆に脳活動をこちらからデコーディングすることが出来るようになり、人の感情や行動さえも制御できるようになる可能性もあります。少し怖い話でもありますよね。

    また脳活動の辞書を作っていくことにより、固有のものや特有のものの見分けがつくようになり、人種・性別・文化ごとの脳活動の違いなどを浮き彫りにすることができ、将来的には脳神経文化人類学なども!?考えられるのではないかと思います。



    以上、脳科学シンポジウムにて学んだことをざっくりではありますが、紹介させていただきました。脳科学分野って非常に難しいイメージがありますが、とても魅力的な研究に思います。脳科学の発展がどのように人類の発展に貢献していくのか、非常に関心が持てました。


    それでは~~

    Shunichiro


    2014年8月11日月曜日

    リーンスタートアップこそビジネスの概念を覆す?~プレイフルイノベーションに参加して②~【2014-No.35】

    こんばんは。
    Shunichiroです。

    最近またまた筆不精ですいません。
    夜勤やらテストやらがあるとなかなかですね~><

    負債の清算に忙しいです。笑
    明日、一応試験あるのにな、、、
    脳の中の掃除と言いますか、テスト前になると急に部屋の掃除をしたくなる現象と同じかもしれないですね。とにかく、溜まっているものはどんどん吐き出して、清算して、すっきりした状態になりたいですね。
    (そういえば、もう夏ですしね。どうでもいいことですが(笑))


    さて、上田先生のプレイフルイノベーションに参加して、の続編になります。
    本当にこの一日で学んだことは大きすぎる。
    社会人向けのセミナーで8000円も払って飛び込んでいった結果、ほんまに衝撃的すぎるほどの学びを受け取っています。

    (やっぱり、自分にとって多少チャレンジングな機会に飛び込んでいくのは、本当に大事ですね。俺なんかが行って大丈夫かな~という多少の不安を抱くくらいの機会にこそ参加して、本当にちょうどいい塩梅くらいのものなんじゃないかと思います。思い返すと、IWEEStartUpWeekendもそんな感じでした。)


    さて、その他として色々学んだこと考えたことを紹介していきたいと思います。
    (少し日にちが空いてしまってうろ覚えな部分もありますが、ご了承ください。)


    ◆プレゼンへの熱の入りでそのチームのまとまり、クリエイティブ度がわかる
    こういう即興型のワークだと、本当に短時間の中で少々無茶なお題をこなして、かつプレゼンテーションまでしないといけないんですよね。そうすると、その課題をどうやってクリアするか?それぞれの創造性が試されるんですよ。

    もちろん最初は、どのチームも非常に悩みます。
    悩んでる時ってどうしたらいいのかわからないので、議論も進まないし、面白くない。どこかのタイミングでブレークスルーしないとどこまでもずるずる行ってしまうんですね。そのままプレゼンテーションまで行ってしまったら、もうゲームオーバー。アイディアが出ないまま、チーム内でもいがみ合ってしまい、アイディアにも自信が持てないから、プレゼンテーションも熱が入らないし、面白くない。

    最後のプレゼンテーションを経て、みんなで振り返りディスカッションしたときに伺ったんですが、アイディアのブレークスルーがなかったチームは、半分ケンカ状態だったそうですし、プレゼンテーションも不安しかなかったとの話をしていました。反面、ブレークスルーを起こしていたチームは、チーム自体のまとまりも強く、お互い活発なコミュニケーションを図り、楽しくプレゼンテーション(今回は寸劇)していました。

    即興型のWSにおいて、プレゼンテーションを見れば、そのチームのまとまり、ブレークスルーの有無(創造性の発揮)についてみることが出来るのではないかと思います。


    逆に言えば、ブレークスルーが起きることで、チームの創造性が発揮されるだけでなく、チーム自体をより強固にしていく効果もあるんじゃないかと感じました。



    ◆学びとは環境との相互関係
    小中高校の経験からすると、学びってとにかく一人でゴリゴリ机に向かって、ってイメージがあると思いますけど、学びの本質って実は環境にあるそうです。

    人は一人では学べない。
    周囲の環境との相互作用の中で、学びが深まっていくそうです。
    周りとの関係性の中で、周囲の環境それ自体、あるいはツール、人間、、、あらゆるものを利用して自らの可能性を広げていく、あるいは周囲の環境から自分の可能性をどう引き出してもらうか、という視点が非常に大事だそうです。

    21世紀の学びにおいては、周りの環境を利用する能力、あるいは自分に最適な学びの環境自体を自ら構築していく能力が、人の発達を大きく作用していきます。

    そのために、
     ・他者とのダイアログ
     ・憧れの最近接領域(メンター・師匠)
     ・自らワンランク上になるためのステージを構築し、自ら乗っかる力
     ・自らのために動いてもらえるようなコミュニティを構築する力
    などが求められていきます。


    ◆リーンスタートアップこそビジネスの概念を覆す??
    なによりこれが一番私にとって衝撃的でした。
    どういうことかと言うと、リーンスタートアップ、ラピッドプロトタイピングによって早い段階からどんどんどんどん共有・フィードバックをもらっていくと、経費の削減につながると言うだけでなく、みんなをポジティブな感情に巻き込む「協力ゲーム」の形になっていくということです。

    従来でしたら、クライアントからの依頼、あるいは社内で上司から命令を受けた後、ある程度の期間を与えられて、その期間の終了時にアウトプットを提出(プレゼンテーション)して、という形ですよね。反面、リーン・ラピッドプロトタイピングだと、早い段階でどんどんクライアントなり上司なりに共有・プレゼンテーションして、どんどんフィードバックをもらってまた改良していくというプロセスですよね。

    ここに二つのポイントがあって、リーン・ラピッドプロトタイピングの考え方を持ちこむことで、①経費削減、②巻き込みが可能になるんです。

    ①経費削減
    経費ってそのプロジェクト期間中で積み上がっていくものですよね。
    俗に言う"積分(懐かしい!笑)"みたいなものです。
    従来の考え方だと、プロジェクトの進行期間が長いため経費が積み上がっていきます。しかし、リーンの考え方を用いると、細切れの期間がたくさん存在することになり、積み上がりが小さくなっていくんですね。

    それを可視化すると以下のような感じ。(下手な絵ですんませんw)
    リーンのプロセスでは、非常に素早いプレゼン・共有スパンにより、経費の削減が図れるというものですね。

    自分にとっては、経費は"積分"プロセスとの考え方が新しかったですが、ここまではよく言われるリーン(無駄のない)の考え方の一般的なものですね。


    さて、次が非常に面白い点で、
    ②巻き込み
    リーンのプロセスの中では、何度も何度もプレゼン・共有して、何度もフィードバックをもらって改良して、、、ってなるのですが、そのプロセスによって、クライアント・上司をポジティブに巻き込むことが出来るようになるんです。何度も見せて、何度もフィードバックもらって、、、ってなっていくと、クライアント・上司とコミュニケーションの量が増え、また一緒に創っていくというような形になっていくので、自然と相手を巻き込むことが出来るようになるんです。

    すると、プロジェクトの進行というものがお互いにとって非常にワクワクさせられて、一緒に楽しんでやっていきたいものになっていくんですよね。従来だったら、クライアントと上司という少し壁のあるような存在でも、リーンの考えの実践によって一緒に創り上げていくパートナーになっていくというパラダイム変化が起こるんです。

    その関係性のイノベーションの点,に非常な面白さとともに大きな可能性も感じます。
    リーンによって、ビジネスの考え方がドラスティックに変わっていくんじゃないかという可能性の存在を強く感じました。



    ここまで、少し大きなトピックで学びを紹介していきました。
    以下は、例のごとく、細かなトピックで挙げていきます~
    ・誰とやるか問題。
    シリコンバレーでも言われているそうですが、チームの創造性を考えたとき非常に大事なのが「誰とやるか問題」なのだそうです。ただ多様なだけでなく、それぞれのアイディア・志向性の相性が合い、一緒になることでブレークスルーを起こせる人同士がつながることが非常に大事なのだそうです。必要としているスキルや能力もあると思いますが、一緒にやることでブレークスルーを起こせるような相性のいいパートナーかどうかについて、もっとシビアに選ぶべきとの事です。

    ・Free Food文化
    西海岸などでは、Free Food文化があって、どこかの研究室などでピザが届けられたらSNSで拡散するそうです。すると、分野や所属などに関係なく色んな学生があつまり、その中で新たなコミュニケーションやアイディアが生まれていくそうです。いかにも、アメリカらしい文化だなと感じました。

    ・責任ゲームか協力ゲームか
    先ほどのリーンの考えの付け足しですが、期間の長い中だとかかった経費が大きい分それだけちゃんと成功させなくては、、、という責任を与えることになります。(マネジメントとはいかに責任を与えて、遂行させるかという問題ですしね。)その中では、人のモチベーションは責任の基に発生します。しかし、リーンの考え方では、上記「巻き込み」に責任ではなく、協力のモチベーションが発生します。
    責任ゲームか協力ゲームかというパラダイムの中では、それぞれで大事にされるバリューの所在が垣間見えて、その差異が非常に面白いですね。

    ・能力≠実体、but分散
    一般に能力って、その人固有に属する実体のあるものだと思われがちですが、そのパラダイムも変わりつつあるそうです。今やソーシャルの時代の中では、自らの能力は周りの環境にも非常に由来します。そのような中では、実は自分の能力は周りの環境に分散されており、分散されている能力をいかに活用・統合していくが大事だということです。



    まだまだ書きたいことは本当にたくさんありますが、とりあえずここまで。
    また雑感みたいな感じで、追記していきたいな~って思います。

    1カ月かかってやっと書き終わりました。
    自分にとって学びが大きすぎて、消化するのに時間がかかってしまいました。けっして筆不精のせいではありません(笑)

    もっともっと学んで、もっともっとみんなに発信していきたいなって思います。



    Shunichiro