2016年4月30日土曜日

「絵を描く人」から「モノを作る人」へ【2016-No.3】

こんにちは。
Shunichiroです。

GWはありがたいことにお休みをいただけまして、久しぶりに関西に遊びに来ています。離れていたのは2か月とはいえ、久しぶりの関西の雰囲気に感無量になります(笑)リアルに配属希望を関西にしようかな、とか思う今日この頃です。(希望通りに叶えばですが。(その前に希望を言える身分であればですがw))


まあ、何を書こうかなとか思いつつ、今日は仕事の備忘録的に気づいたことや思ったことを書いていきたいなと思います。仕事といっても全くの新卒で、ひたすら研修課題のプログラミングにいそしむ毎日ではありますが。

まあ、IT系なので何らかのシステムだったり、何らかのサービスだったり作っていくことになるんですね。そのときにどう考えていくかってところが大事になってくるんですよね。

今まで自分多少なり(いや、ほんのすこしw)ともかじってきたビジコン的なところとかだと、よくある「顧客の課題は~~?」から始まって、競合との比較やら市場分析やら成長予測やらなにやらやっていく感じだったのですが、システムとかITの場合ってまた勝手が違うように思うんですよね。

あくまで先輩社員から受けたフィードバックやら、色々話を聞く中での自分の所感やら、というところになりますが、

システムとかITの場合って「顧客の課題は~~?」から始まった後、
●「顧客がどんなときにそれを不満に感じたのだろうか?」とか。
●「それは、どんなことをやろうとして、どんな機能を触ってたときなのか?」とか。
●「顧客はそれをすることで、どんな情報を得ようとしていたのか?どんな出力を期待していたのか?」とか。

みたいな感じで、”システムの観点”から、顧客のマイクロタスク(←自分命名w)まで落とし込んで、顧客が感じたであろう課題を考えることが重要なのかな~と。そのなんらかの課題が案件・要望の発生につながっているわけで、その背景にある種々様々な情報やら思いやら機能やら期待やら、、、を考えていくことが求められているのかなと思いました。


こうやって文章に落としていて何となく思ったのですが、ビジコンとかって大きな絵を描くことが求めれていて、「顧客の課題は~~」から、どうサービスの拡大までを考えていくか?という頭の使い方だったように思いますが、IT・システムの場合、そのプロセスが逆で、「顧客の課題は~~」からどんどん細分化・マイクロ化していって、その最小単位の課題のところを特定して、そこにITやシステムを用いて解決していくという絞り込みの絵なのかなと思います。


社員さんが言っていた言葉から、自分なりに解釈をし、上記のような考えになったわけですが、ざっくり自分の言葉でまとめると、
「ユーザーが一番不満に思っているマイクロタスクを絞り込み、その一点に思い切り特化して、その一点において圧倒的にメリットが出るような最強のシステムを考える」

という感じなのかなと思います。

今まで大きく物事を考え、ダイナミックに課題を解決するという方向の頭の使い方をするという機会が多かったため、思い切り絞り込みに絞り込みを行って、その一点に思い切り特化するという考えには自分にとってはなかなか衝撃的な気付きでした。


ただ、この思い切り絞り込んで、その一点に最強のシステムを考えるという方法をやってみてすごく感じたことが、実現性の感覚なんですよね。社員さんにフィードバックもらうまでは、「このシステムどうやって作ったらいいんだろう??できる気しねぇ~~orz」感が半端なかったんですが、マイクロタスクに絞り込んで考え直した提案だと、自分の中で「こうやって、ああやって、こうしたら、このシステム作れるんじゃね?」的な(勝手な←)思いが湧いてくるんですよね。


結局、何かモノ(サービスなりシステムなり)を作っていく段階になると、こうやって落とし込みに落とし込みを重ねた後の「これやったらできるんじゃね?」感ってのがすごく大事になるのかなと思います。

今まで自分はずっと「絵を描く人」だったことが多かったのですが、「モノを作れる人」になりたい(正確には「モノ”も”作れる人」になりたい)と思って、この会社を選んで、最初の一か月、実際にそういう経験を密度濃くやらせてもらって感じた感触ってところですね。


正直、先週までけっこうメンタルやられてたり、「エンジニアなるとか無理なんじゃね?」的な思考になりがちだったのですが、気づきを得てからは「これやったらできるんじゃね?」感によって、早く出社したい!コーディングしてみたい!とかいっちょまえに思うようになりました(笑)システム設計って面白いかもしれないですね。


GWは関西きて友達としゃべったり飲んだり、実家帰ってゆっくりしたりして、メンタルリセット(←ガクト様w)して、残りのGW後半はプログラミングの勉強に励もうかと思います。


というところで、
これから友達と飲み!
楽しんできます!(^^)!


Shunchiro

2016年4月24日日曜日

"できない自分"という認知的不協和との闘い【2016-No.2】

おはようございます。
Shunichiroです。

新生活始まって、最初の給料日間近の休日ですね。
2月3月はバイトしてなかったし、引っ越しやらなにやら出費がかかることも多かったのということもあり、財布がやばくて、いかにお金を使わずにリフレッシュするかが問われているところですね(笑)

その中とはいえ、昨日は久しぶりに散歩したり、献血に行ってきたり、なんだかんだリフレッシュな感じではありますね。


とはいえ、課題のキャッチアップのために、土日もプログラミングばかりしており、あまり気の休まらないという感じがします。いつもよりちょっと朝寝坊できるとはいえ、微睡の中で見る夢はたいがいプログラミングやら研修やらに追われている夢ばかりです。。。

傲慢かもしれませんが、正直に言ってしまうと、今まで自分は周りの人と比べた時にある程度”できる人”側にいたように思います。大学の仲間同士で何かプロジェクトやっていたときも、イベントのようなもので参加者の方々とチーム組んだ時も、就活やインターンなどでチーム組んだ時も、さらにはStartupWeekendで社会人の方々とチーム組んだ時でさえ、”できる人”側にいることが多かったと思っています。

それが現在、同期(しかも自分より年齢は下)の人の中で、圧倒的に”できない人”側に入っています。お恥ずかしながら、自分自身を過信しまくっていた、あるいは同期の力をなめていたというところもあります。

とはいえ、自分が”できない人”側に回ってしまうことを想像すらしておらず、”できる”と思っていた自分とのギャップの中で、非常に心落ち着かない日々を送っています。



こういう今の”できない自分”が抱えている不快な感情って、「認知的不協和」という言葉で説明されます。少し長いですが、認知的不協和を説明すると、

認知的不協和
人は自分の信念や、それまでの行動内容とは矛盾する、"新しい事実"を突きつけられると、"不快な感情"を引き起こします。その結果、自分の信念や行動と、"新しい事実"のどちらか一方を否定して、矛盾を解消しようとします。これを認知的不協和と呼びます。そのとき、信念を変えることが困難な場合、人は"新しい事実"の方を否定しようとします。

代表的な例がタバコで、タバコを吸うという行為に対して「タバコを吸うと肺がんになりやすい」という"新しい事実"が提示されます。すると、行動と事実の矛盾に対する不快感が起こり、タバコをやめるか、事実を否定することで矛盾を解消しようとします。しかしタバコには依存性があり、やめるのは困難です。したがって、事実の方を否定して矛盾を解消しようとします。

そこで、「タバコを吸っていても長寿の人もいる」とか「肺がんよりも交通事故で死亡する確率の方が高い」といった理屈を考えます。しかし認知的不協和の状態にある人はその時点ですでに結論ありきで考えているので、論理的に考えていない可能性があります。つまり頑固になっている状態といえます。(参考:http://ronri2.web.fc2.com/hanron17.html)
 ということなんですね。
つまり今まで”できる自分”という思い込みに対して、新事実として”できない自分”が提示されたことで、現在の自分の中には矛盾状態が起こり、不快な状態になっているということですね。

この矛盾状態をどう解釈し、どう矛盾を解消していくのかが今の自分には問われているんですね。


ちなみに上記記事では、認知的不協和によって生じる「不快感の強さは信念の強さと比例する」と述べています。認知的不協和における不快感が強いということは、それだけその不快感を取り除くべくエネルギーが働きやすいという状態にあります。

つまり、”できる自分”という強い信念に対して、”できない自分”という非常に不快甚だしい新事実という矛盾を消化するために、この強い不快感を、消化のためのエネルギーにうまく転換するという行動を起こすことができるのですね。

自己啓発の本などを読んでいた中で、こういった認知的不協和状態をうまく作り出すこと、事実ではなく、信念が自分を突き動かすという趣旨のことはよく書いてあるように思います。まさに、今の自分の状況、今の”できない自分”という新事実を打ち消し、本来のあるべき姿である”できる自分”を強く思い描き、その認識を取り戻すためのエネルギーとして活用しよう!というところですね。


というところで、認知的不協和の話題を持ち出すとともに、今の自分の心理状態やその感情をどう転換するかについて考えてみました。

認知的不協和は、自己啓発という点では信念をより強固にし、望む目標を達成するのに使えるツールですが、その反面他者との議論や意見交換の場面などでは建設的な方向に進むのを阻害してしまう要因にもなりかねないので、その使い方には注意が必要だと思います。


休日入る前の金曜日などは、能力によるクラス分けなどもあり、少しイライラしていたのですが、今回のブログを通じて、少し現状および気持ちの整理がついたので、改めて気合い入れなおして頑張っていきたいと思います!



さて、GWですが、まさかの有給前借りとかいうめっちゃありがたい制度があるとかなんとかとのことで、最大10連休とれるかもということwwwせっかくなので、久々に関西帰ったり、友達とお酒飲んだり、実家帰ってちょっとゆっくりたり、そしてそれでもまだ残っている休みを使って、ひたすらプログラミングやりこんでみようかなとか思います(笑)

そしたら明日から4日間は、気が緩むことなく、むしろ週明けのクラス分けによる席替えで十分に不快感をため込んで、エネルギーとして爆発させていきたいなと思います。笑



Shunichiro

2016年4月17日日曜日

新生活とコーチング【2016-No.1】

こんにちは。
Shunichiroです。


久しぶりの更新ですね。
前の投稿でブログ引っ越す、とか言っていたのですが、結局色々しっくりこなくて元のブログに戻ってきました(笑)やっぱり「Noblese Oblige」というタイトルがいいんでしょうね。一番しっくりくるというか、一番自分らしいような気がしています。


というところで、今日の更新です。
①新生活始まりました。
②コーチングまとめ


【①新生活始まりました】
無事にというか、やっとですね大学を卒業することができまして、4月から社会人やっています。なかなかにハードな毎日ですが、まだまだ足りない!という感じですね。今はまだ色々キャッチアップしなきゃいけない部分も多かったりあまり面白くないタスクが多く、少しモチベダウンしがちなところもありますが、早くガンガン能力発揮できるようになりたいなと思うところですね。


というあたりで、次の②の伏線になっているのですが(笑)


【②コーチングまとめ】
友人に頼んで、ビジネスコーチングを受けています。
というか、昨晩が初めてのセッション。

正直①で先述したように、少しモチベダウンしがちな部分があったのですね。
そこに対して、

  1. 「今何を考えていて、どんな心境なんか?」
  2. 「その原因は?」
  3. 「逆に今まで(過去)はどうだったの?」
  4. 「自分が能力を発揮できる条件・環境とは?」
  5. 「そういう条件・環境にはどうやったら持っていけるか?
という感じで、モチベ上げつつ、具体的なアクションまでもっていくという形でした。


1.「今何を考えていて、どんな心境なんか?」

  • 少しモチベ下がり気味
  • 課題の要求と、自分の回答のずれに疑問
  • やっぱり周りの同期のレベル高くてすげーな

2.「その原因は?」
  • スキル面:慣れないプログラミングで戸惑っている?
  • 周囲との環境、関係性:慣れない環境(今まで自分が優位な状況にいることが多かったが、現在同期の中ではキャッチアップが遅れている。)で能力の発揮の仕方がみえていない?
  • 精神面:メンタル的な部分で、過去のトラウマを脱却しきれていない?

3.「逆に今まで(過去)はどうだったの?」

  • 自分が圧倒的に優位な立場にいることが多かった
  • 自分がよく知っている、知識・経験ともにある程度自信を持っている分野
  • 俯瞰的に物事を見て、色んな視点から分析したり、新しいアイディアを出したりできた
●自分は「知識」をベースにして、能力を伸ばしていけるタイプなのでは?
●その上で、知識を結び付けて新しいアイディアにしたり、既存で知っているものを今いる分野に関連付けたり、活かせるところを持ってくる能力
知識を新たに翻訳する力
に長けているのではないか?



4.「自分が能力を発揮できる条件・環境とは?」

  • 自分が知識・経験を有し、場の主導権をとれる状態
  • 知識・経験を土台に、どんどん新しいアイディアや新しい視点を提示できる状態


5.「そういう条件・環境にはどうやったら持っていけるか?」

  • まずはプログラミングに対する知識を身につける
  • プログラミングだからと言って特別な意識(いわゆる”苦手意識”、”メンタルブロック”、”精神的ハードル”)を持つことなく、今までと同じようにインプットし、アウトプットするだけ
  • 今までやってきたように、まずはたくさん”本を読む”(今回の場合、プログラミング関連書籍を読むことやたくさんコーディングをしてみる)
  • そのうえで、新たな見方や考え、工夫を試してみる
→次回のコーチングまでにやること、
『プログラミングをやる中で、
    「これっていわゆるアレだよね」
    「要はアレと同じようなものだよね」
    「この部分ってアレと同じような考え方だよね」
みたいな形で、プログラミングに関して、自分が好きな形で翻訳してみて、それをメンターに伝える』


6.今後の課題
●新しい生き方モデルの明確な更新
●自分が下の立場になったときにどうする?

    ①戦う土俵を変える/見るべき指標を変える
          *高校野球やってたときはまさにこれ!
⇔戦う土俵を変えれないときは?
    ②猛烈に知識をキャッチアップする→自分の能力を生かせる条件・環境に持っていく
    ③その環境の中で、工夫できる点、自分の強みが生かせそうな点を探す
    (*次回コーチングまでの宿題)


7.番外編
●生き方として目指したいモデル
=曹操孟徳 + プレイフルラーニングの上田先生
●大きな失敗をした後、自分の能力が下がったと感じる傾向がある
⇔でも、能力って下がるものでもないでしょ?
だったら、
     ①気持ちの問題
あるいは
     ②既存の能力と失敗により気づいた新規に身につけるべき能力との間での整理がつい
      ていない、という状況なのでは?
●メンターから見た、自分の強み
=自分で考えて、アウトプットする能力
=本質をつかむことへの強さ
●メンターから見た、自分の弱み
=要求通りに答えを出すこと、ルールの通りに従わないといけない場面
(今回のモチベダウン気味の要因は、まさにこの弱みの状況に合致)

●ビジネスプランの話に対する思考の回転
メンターが新たに取り組んでいるアイディアの話を聞いて、ビジネスモデルは?競合は?類似のサービスは?どんな事例が?とかにすごく思考が回った。おそらく、自分が知っている分野では能力は発揮できる


という感じですかね。
あと雑談の中で話題に上がった
「優しくないよね」
は、まあ自分なりに自覚はしているけども、なかなか難しい。
自分なりの解釈としては「優しい」=「寄り添う」みたいなところはあるけども、翻訳した「寄り添う」ですら、言葉ではわかるものの体感として(あるいは体得として)はよくわかっていないのですよね。

そこらへんも踏まえて、今後の生き方モデル探しというところでしょうかね。



久しぶりにブログ書きましたが、なかなか楽しいですね(笑)
ブログを書けるようになるまでに、メンタル回復したともとれるし、そもそもそこを気にしている時点でメンタル回復しきっているわけではないかもわからないですが。

まあ、なるべくぼちぼち更新していきたいと思います。
(ちなみに今思い返すと、ブログ書くのと能力成長もけっこう相関していたような。)


では、明日からまた研修頑張りますかな。
(ちなみに、今までの国際開発分野とは心機一転、IT企業への就職で、しかも開発・エンジニア志望です(笑)この辺りも今後ブログに書いていきたいな~と思います。)

それでは。




Shunichiro