2014年11月1日土曜日

バングア渡航②【2014-No49】

こんにちは。
Shunichiroです。

現在バングラデシュに旅行中です。
バングラは暑いですね。帰国した時の日本との温度差が心配になります。


さて、2年ぶりのバングラデシュ渡航中ということで、やっぱり色々思うところがあるのですよね。なんだかんだで旅が好きなのか、それとも途上国特有なのかは分かりません。でも、やっぱり好きなんですよね、きっと。

引き続き思うところをつらつらと書いていきます。

【10月31日バングラ現地滞在一日目】
●開発に携わること、途上国に関わることはロマン!!
これって自分のそもそもだと思うんですよね~。
日本で周りの人から見たら意識高い系として色々やっていてリア充っぽく見えてるのに、自分の内面ではズタボロで、めちゃめちゃ辛い日々を過ごしていたように思います。(結局最終的には、少々気持ちを病みまして、全部引退?して、途上国に渡航しているという現在です。)

やっぱりこうやって途上国に来ると、水を得た魚じゃないですけど、やっぱり自分自身が徐々に生き生きしてい繰るのを感じるんですよね。不思議ですよね。今回も衝動のように電撃的に渡航しちゃったし。

じゃあ、その源泉、そういった衝動の元ってなんだろうな、ってグルグル考えたのは、やっぱりそこに「ロマン」があるんじゃないかと思うんですよね。その「ロマン」にこそ、自分自身魅かれていて、そこに魅力を感じていて、だからそこにコミットしていきたいんじゃないかと。


この点に関しては、また記事を改めてしっかり深堀していきたいなと思いますが、少しだけ書かせてもらうと、ロマンに対してはマクロ的な意味とミクロ的な意味が存在していると思っています。

ミクロ的な意味で申しますと、やっぱりこの喧騒や雰囲気、人々であったりとか、そんな色んなものに魅かれているんじゃないかと。またそういったこともあって、自分の内面部分でも感じるものがかなりあるんですよね。

では、マクロ的な意味ってどういうことかって言うと、いわゆる先進国の発展してきた過程と途上国の発展していく過程ってそもそも全然別物になると思うんですよね。そういった待った新たな発展の在り方を描いていく過程に参加できるのは非常に面白いんじゃないかと。

またそれと同時に、このグローバル化された社会では、先進国的な発展も途上国の新たな発展も全てが同じく影響されあう世界ですよね。その中で二つの発展の在り方、ベクトルが異なる二つの発展の方法をどこかですり合わせていく必要がありますよね。

途上国の発展を考えることは、途上国のみの問題だけではなく、もっとスケールの大きな世界全体を巻き込み、そして人類及び地球の未来のグランドデザインをしていくことにつながるような、ダイナミックな試みだと思っています。


そういったところで、個人的には、現在の途上国と言われる国々の社会の在り方、発展の在り方を考えることは、22世紀の人間社会を考えることだと思っています。(ドーーーン!!)

それって非常にロマンを感じませんか??笑
だから僕はやっぱり何らかの形で途上国にコミットしていきたいなって思います。




●開発的人材としての新たな可能性、役割
上記、ロマンについて考えていくにあたって、必要になるのはやはり開発者としての専門性ですよね。今後の社会・ビジネスにおいて、これは非常に重要なスキルだと思っております。

どういうことかといいますと、今後の社会・ビジネスを考えていくに当たって、途上国との関係性、途上国の発展を促す仕組み、途上国との協業の中で市場のパイ自体を大きくしていく考えかたや取り組みが非常に大事になっていくと思っています。経営学者で有名な彼のマイケル・ポーター氏もCSV(Creat Shared Value)の考え方を広めていますよね。

そういったことで、これからの社会・ビジネスで行われていくことは、「開発的挑戦とビジネス的挑戦の融合」だと思います。(もしかしたらそこにテクノロジー的挑戦も入ってくるかもしれません」。)

開発的挑戦とは、途上国において人々や社会の在り方・未来を創造的に描いていくための取り組みであり、またビジネス的挑戦とは、よりよい社会的ベネフィットの実現と個人の経済的自立を行うための取り組みだと思っています。


さて、ではそういった開発的挑戦とビジネス的挑戦の融合、CSV的な世界において、間違いなく必要になるスキルが途上国の発展や人々の在り方を描いていく力だと思います。

この村ではどんなことが根本的な課題になっていて、そこにどんな施策(財やサービスも含めて)を打てば、その課題が解決できて、それにプラスしてそのプロセスにどう人々を関与させて、どうやって地域社会にもベネフィットを波及させて、そのスキームやフローをどう構築して、どのように実施していけば、人々自身でも自ら動かしていけるものとなり、その結果地域社会がどんな状態になり、その過程を通じてどういったプロフィットとなっていくのか、、、

そうやって、途上国の人々・社会の在り方を深く理解し、それに合わせた適切でかつ自立的・自己発展的であるスキームを構築していく、あるいは実行に移していくことが必要になってくるんだと思います。


では、そこで必要な人材・スキルってなんでしょうか??
私はそこにこそ、「開発」のスキル、人材が生きてくるのではないかと強く思っています。そういった開発的人材は、ビジネス的人材に比べて圧倒的に数が少なく、またその能力を有効に使う力やその能力を発揮できる場所も限られたところになっています。(いわゆる国連、世銀など。)

しかし、昨今のビジネス環境において、BoPやCSVを本質的にちゃんと考えられる、そして実行できる人材ってどれだけいるでしょうか?潜在的に間違いなく求められてくるのに対して、供給が全く追いついてないですよね。

開発的人材は開発的業界にこそ、居場所があると言うのは言えるのですが、ビジネスの世界においても求められる部分は非常に大きく、そして今後ますますその働きが期待されるなかで、開発的人材としての役割についてもっともっと可能性を考えなおしてみてもいいのかもしれません。

(そういったところで、IDPC的な活動は大事だと思っているけど、もっともっと開発における専門性を高めることも必要やし、そしてそれをビジネスプロトコルに変換する能力、つなげる力を意識的に身につけていくことも必要なんじゃないかと思っています。)



すいません。
短くと言いつつも、また長くなってしまいました。

これってまた別のトピックともつながるんですが、やっぱりこれだけ書ける、文章が止まらない、それだけ色々考えられるってすごい大事だと思うんですよね。しばらくブログが止まっていて、書くことが浮かんでこないという日々を考えたら、ほんまに頭パンクしそうなくらい色々考えちゃうんですよね。

やっぱりそれって、自分自身の適性?や関心度合い、また自分自身の深いところに根付く何かがあるように思います。正直自分自身、日本にいたこの1年は頭が働いてない感が半端なくありました。文章も浮かんでこないし、思索もない、でもそれがなぜか分からない、、、そんな状態だったんですけど、バングラに来たこの二日で頭の回り方、思索の浮かび方、そしてそれを文章にアウトプットしていく力がどんどん蘇ってきたように感じます。

まさにこの二日で、感受性が復活し、ヒソカ的な感度ビンビンの状態です。
やっぱこの力半端ないですよ。すごいです。

感受性や思索ってすごい大事で、でもそういったものってすごく繊細なんですよね。
こういう環境だからかもしれないし心の持ちようの問題かもしれないけど、こういう瞬間の自分ってものをしっかり大事にしていきたいと思います。




それでは、また続きはのちほど。

Shunichiro

バングラ渡航①【2014-No.48】

こんにちは。
Shunichiroです。

またまた久しぶりの投稿になってしまいました。
最近少しまなけてしまっていて、自分自身どうも良くないな~という次第です。実はいくつかの活動について退く?辞める?ことを決めまして、またそれに関わる種種の問題も発生していたので、仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、仕方ないのかなと思います。



とは言っても、いつまでもこんな状態でいるわけにはいきませんので、非常に電撃的なノリではありますが、表題のとおり只今バングラデシュに来ています(笑)

やっぱりこの雰囲気好きですね~。
自分にはこのフィールドで何かしたいんだな、と思う気持ちや、その他もろもろ甦って来ていて「自分」というものを取り戻しつつあるような感じです。

なんというかですね。
今まで抑圧?閉ざされていたものが徐々に開いていくような、解放されていくような感じで、氷がゆっくりと溶けていって、中から本物の自分が戻ってきたようなそんな感覚です。


さて、今回の渡航ですが、一昨日10月30日日本出国バングラ着→11月4日バングラ発、翌5日朝日本着という6日間(現地滞在5日)の非常に短い旅となっています。しかも、電撃ノリなので完全にノープランw

そういうわけで、今回の渡航に当たっては、計画にしろ自身のコンディションにしろ非常に不安が残る中ではあったのですが、やっぱり渡航してみると色んなものが目に入り、あるいは肌で感じ、あるいは耳で聞き、、、と非常に様々な刺激や出会いがあります。

やっぱり自分はこういうの好きなんかな、と改めて認識しています。
(渡航に対す少々の気持ちを綴ったFB投稿に対して、非常に多くの方から反響を受けていて驚く限りです。https://www.facebook.com/shunichiro.nakamura/posts/860039094015770?notif_t=like)




長くなってしまうかもしれませんが、エピソードや思ったこと・考えたこと・感じたことなどを自身の備忘録的にも色々綴っていきたいと思います。


【バングラ渡航1日目(10/30日移動日)】
●行きの飛行機での日本人との出会い
今回関空発→マレーシアでの乗り継ぎ→ダッカという航路でしたが、なんとマレーシアでの乗り換えの際に同じくダッカ便での日本人(女子大生)と遭遇しました。話しをしてみると、なんと卒論のテーマがBoPビジネス!父親がバングラで仕事をしているので、それを頼りに色々ヒアリング調査に来たとのこと。

出会いって不思議なものですね。
彼女の視点としては、BoPビジネスに対する批判的な意見をあまり見かけないけど、実際のところどうなんだろう?色んな言説に謳われているようにちゃんと貧困層に対する社会的受益効果は出ているのだろうか?というところがありまして、今回の調査では受益性に関するアンケートを行う予定だそうです。


なるほど、確かにBoPビジネスに対する言説はポジティブなものが多く、批判的な視点のものは少ないですよね。私自身ある教授のBoPリサーチアシスタントを行う際には、そういったところも念頭に置きながらリサーチをさせてもらっていました。

このエピソードに関しては2点ほど思うところがありまして、

  1. 現在のBoPビジネスってどんな立ち位置なんだろう?
  2. 批判がもっと表に出てこそ、もっと概念が進化できるのに、、、

というところですね。


①現在のBoPビジネスってどんな立ち位置なんだろう?
私がBoPを知り始めたのが2011年で仲間とともにマーケットリサーチしたりアイディア出ししたりしていました。(懐かしい!笑)そして、その次の年2012年が日本でも企業を中心にBoPがブームに成りまして、BoP元年と呼ばれています。

非常な円高(当時)の中、日本企業が海外に進出する動機、きっかけとして政府、行政を挙げて日本企業をBoP市場に送り出そうと躍起になってやっていました。


さて、それから2年がたったのですが、今のBoPビジネスの立ち位置ってどんな感じなんでしょうか?

実感値としては、BoP対応なんて当たり前という形で浸透していて、BoPという言葉に対するホットさは失われたように感じています。その背景にはアベノミクスによる円安進行及び株価増進があるのかなと。

まあ、今でもたまにBoP系のセミナーやソーシャルビジネス系のセミナーは見かけるんですけど、何回か参加して非常に怖いなって思うことがあります。

2012年のBoPブームにより、BoPに対する市場の関心が高まり、当たり前のように概念が浸透しました。でも、その中でBoPビジネスが大事にしているもう一つの側面=「社会的利益の実現」という部分に対するものが非常に薄れてしまっているように感じます。

やや極端ないい方ですが、「途上国でビジネスを始めればそれが雇用につながり、社会的に便益をもたらすよ!」位のノリでいる人がかなり多いように感じて、途上国でビジネスをする=BoPビジネス=社会的にGoodみたいな超単純な構造なんですね。

でも、それで本当にイイの??というところを非常に強く感じてしまいます。
ただ単に雇用を生むだけで、それが本当の社会的便益をもたらすわけではありませんし、雇用によって本当に貧困層の社会的利益を与えるにはもっと様々な工夫がいるはずです。

色んな書籍で紹介されている成功事例においても、ただ単にビジネスを始めた、以上の洞察や苦労の部分がたくさんあるはずで、その結果社会的便益も成し遂げられていたというものだと思いますが、それらをすべてすっとばして、BoP=社会的にGoodという風潮には非常に疑問を感じています。


というところの、モヤモヤ(あるいは憤り!)が次につながるのですが、



②批判がもっと表に出てこそ、もっと概念が進化できるのに、、、
日本人特有の現象かどうかは分かりませんが、どうも新しい理論や考え方には無節操に飛びついてしまい、その内容や本質についてしっかり吟味されていない気がします。その結果、非常に短絡な理解で、浅い思考に基づく、中途半端な取り組みがなされているような気もしますし、そういった所を理解している人が本当に少ないため(非常に残念なことではありますが。)、そんな浅いものでも賞賛されてしまい、より多くの浅はかなものを推進してしまっているのではないかと、、、

そういったことろにおいて、批判的視点ってものすごい大事ですよね。
以前も非常に流行りました「マイクロファイナンス」について、ユヌスさんのノーベル賞受賞とともににわかにソーシャルビジネス・マイクロファイナンスに対する賞賛者が一気に増え、まるで流行りのファッション化のようにみんながソーシャルビジネスだとかマイクロファイナンスだとかをくちにしていました。(そうまるでファッションみたいに。)

ちょうどそういった風潮が少し落ち着いてきたころ、ヒュー・シンクレアによる「世界は貧困を食い物にしている2013)」が発売され、非常に痛烈にマイクロファイナンスを批判しており、それによって既存の人たちも新規の人たちもちゃんとマイクロファイナンスの本質について考えるような動きに変わってきているように思います。

この書籍の影響は非常に大きくて、単なるはやりものの後追いではなく、それに携わる一人一人が本質についてちゃんと自分の頭で考えるきっかけになったと思っています。物事が前に進む時って、批判的な目線って絶対に必要だと思っています。


そういった点において、BoPビジネスってマイクロファイナンスと同じく、批判的な目にさらされるべきフェーズに入ってきているのではないかと思っています。karnaniにしろ、もっと多くの方の批判的目線が入ってきてもいいでしょう。

ただ、BoPの社会的受益効果の実証と一言で言っても、非常に困難なものがあります。
そこで、もっと現地の人たちの生活に密着した形での調査やその影響性に対する考察が必要とされていると思います。

偉そうなことは言えませんが、そういったことが出来るのはやはり貧困層に関係性の距離が近く、また途上国の現状をよく知っている開発関係者の方々にはそういった役割が期待できるように思います。

(今回出会った女子大生の視点は非常に大事ですよね。専門家だけでなく、学生からの関心・言説が生まれていくことは、マスにおける関心を高めることには非常に役立ちますし、大学生の力をもっと上手く活かしていけたらいいなと思います。)




あ~~~、BoPに関する話だけで、長くなってしまいましたね。
今日はこのくらいで筆を止めておきます
まだまだ思うところがたくさんあるので(ありすぎるのでw)、一個一個消化するのは非常に大変ですが頑張っていきたいな~と思います。


Shucnihrio





2014年10月8日水曜日

某F社でのインターン振り返り2014-No.47】

おはようございます。
Shunichiroです。

またもやご無沙汰になってしまいましたね。
夏休みも終わり、10月から学校が始まっています。
今学期からゼミ配属、研究も始まりますので、なかなか大変な日々になるかと思っています。ただ、その中でも適正技術やBoP関連の授業も多くあるため、その点が非常に楽しみです。


さてさて、いまさらながら感がありますが、9月中旬に行われました某F社でのインターンを振り返っていきたいと思います。

まず、某F社ですが、FBやTwitterなどのソーシャルログインを扱ったり、データフィードを行っているB2Bの事業会社になります。
設立からは8年、社員は40名ほどのベンチャー企業です。

今回のインターンでは、ちょっと変わった?お題が出され、それに取り組む3日間となりました。
そのお題とは、
「F社の強みを生かして、IoT(Ionternet of Things)に関連する新規事業を立案せよ」
というものでした。

IoT(Internet of Things)、みなさんわかりますか?
wikiさんによりますと、
モノのインターネットInternet of ThingsIoT)は、一意に識別可能な「もの」がインターネット/クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである[1]。「Internet of Everything」や「Smart Everything」、「サービスのモノ化」ともいう[2][3][4]。「Internet of Things」という用語は、1999年にケビン・アシュトン英語版(Kevin Ashton)が始めて使った用語である[5]。ここでいう「もの」とは、スマートフォンのようにIPアドレスを持つものや、IPアドレスを持つセンサーから検知可能なRFIDタグを付けた商品や、IPアドレスを持った機器に格納されたコンテンツのことである
とのことで、

まだまだ発展段階の概念でじゃありますが、野心的にもこのあたらしい概念にチャレンジしていく新規事業を立案するという、なかなか面白く、だけどその分いい意味でのモヤモヤが立ち込めるようなテーマでした。

自分自身も工学系出身の文系ということもあり、非常に興味があって参加させてもらったのですが、またB2Bの事業会社というのも自分には新しく、今までコンサルばかりやってたので、その点からも非常にいい刺激になりました。

では、インターンでの学びについて、まとめていきたいと思います。

  1. 先が見えないモヤっと感に向き合い続ける
  2. 議論をしっかり積み重ねて、アウトプットの土台にしていく
  3. 総評的なもの
◆先が見えないモヤっと感に向き合い続ける
さて、今回のお題がIoTだったわけですが、IoTって本当にまだまだこれからの概念なんですよね。デバイスなどのThings自体がまだ全然普及してないどころか、最近やっとKickstaterやほかの手段にて資金調達を開始したとか、それくらいのレベルなんですよ。それなのに、IoTの新規事業ってどういうこっちゃ!笑

ということで、今回のインターンに当たってはまず、
・今回のインターンに対するF社としての狙い
・IoTに関しての、F社の考え、展望
・そもそもの経営理念や立ち上げの経緯
・今後の方向性

などなどのヒアリングから始め、自分たちはどこを目指してどんな風に今回のインターンを進めていくか?などについてディスカッションもしました。

また、そうやって進めていく中でも、
そもそもIoTやるにもデバイスないし、F社はデバイス作る会社でもないし、、、
これいいんちゃう?でも、技術的に不可能じゃね?
あれできるんちゃう?Googleに勝てる??

という感じで、終始モヤモヤしっぱなしの中、プロジェクトを進めていったんですけども。。。


その中で感じたのが、新規事業ってそもそも0の世界を自ら切り開いていくことで、だからこそ先が見えなくて当たり前、モヤモヤするのが当たり前の世界なんだなってこと。今までってけっこう既存事業の周辺、あるいは延長線上でこちょこちょビジネスプラン作ったりしてたんですが、今回のIoTみたいにそもそも市場がまだ出来上がっていない中で新しいことを考えていくのってこういうことなんだなって強く思いました。


次のトピックにも続いていくんですが、自分が今までコンサルコンサルしてきたので、こういうモヤっと感ってすごい嫌なんですよね。学生ながらではありますが、最近は何かやるに当たっては、まずそれなりに自分の中でエンドやそこに至るストーリーとかがある程度見えて来るんですよ。でも、今回それがなかなか見えてこない。議論のファシリや方向性付けはできるけど、エンドが描けなかったんですよね~。

新規事業で全く新しいことをやるときには、まずそこに必ず発生するモヤモヤ感に向き合い続けながら進んでいくことが大事なんかなって思います。(研究も似たようなところがあるかもしれませんね。)


◆議論をしっかり積み重ねて、次のアウトプットの土台にしていく
上で少し述べたように、新規事業って基本モヤモヤなんですよね。
自分もモヤモヤやし、プロジェクトの他のメンバーもモヤモヤ。。。
そんな状態のままだと事業どころかアイディアさえ出てこないんですよね。

そこでめちゃくちゃ大事になったのが、徹底的なリサーチとその後の議論のアウトプット化。

今まで新規事業ってけっこうアイディア勝負みたいなところがあるように感じてて(実際にいろんなところでもそう思われてて)、デザイン思考とか流行ったりしてると思うんですけど、今回のインターン通じて思ったのは、なんぼ新規事業でアイディア勝負って言っても、それ以前のリサーチがほとんど勝敗を決める!ってくらい大事、ってこと。

ちゃんとしたリサーチの土台がないと、発想する材料もなければくっつける材料もない。本当に雲をつかむような、地に足のついていないやり取りを繰り返すだけになっちゃうんですよ。

ちゃんとリサーチして、地に足がついていれば、どれだけモヤモヤしてても、また元のところに帰ってこれるし、帰ってこれるからこそ、それまで話したことをまたくっつけて、新たな発想につなげることができる。


それと、リサーチと同時に非常に大事なのが、議論のアウトプット化。
モヤモヤしてる時の議論って、とにかくわけわかんないから議論があっち行ったりこっち行ったり、でも何も進んでない感はみんな感じてるから、とにかくそのまま議論を続けていこうとしちゃう。

でもね、モヤモヤしてるからこそ一回立ち止まることってすごい大事じゃないかと思うんですよね。こういう議論ってただ話してるだけで、どんどん内容が流れて行っちゃうんですよ。流れて行ったあげく、それを思い出すのに時間を取られたり、また重要な示唆があったのに、それもどこかに行っちゃう。

だからこそ、一回立ち止まって、今まで話してきたことや、そのポイント、メリットデメリット、プロセス、、、そういったものをちゃんとアウトプット化することってすごい大事だと思うんですよね。これもさっきのリサーチの話とも関連するんですけど、やっつけのホワイトボードやポストイット、Googleドライブでの関連リンクの羅列ではなく、ちゃんとそれを体系化してまとめたり、文書、図、表、、、などの形でしっかり形に残していく、議論してきたことやその内容も同様にちゃんと表にしたり、フローチャートにしたり、図にしたり、、、

そうすることによって、自分たちの今までの思考も整理されるし、情報も整理される。そうしたら、また新たに思考していくことができるようになるんですよ。


別のベンチャーのインターン行ったときには、「時間もったいないからドキュメントなんて作ってないで、ガンガン進めなさい!」すごく言われたけど、新規事業をしっかり考えていくのであれば、逆説的かもしれないけど、誰もわかていない、この世に存在していない市場・モノだからこそ、めちゃめちゃ堅実に土台やアンカー、橋頭堡を築きながら進んでいくことが大事なんかな、って感じました。


◆総評的なもの
総じて、このインターン&某F社めちゃめちゃ面白かったです!!w
自分自身にとって、IoT、B2B、事業会社という点でもチャレンジだったし、お題の抽象度も十分に高くて、その分面白く感じられた。結局最後に出たアイディアは、正直内心微妙やったけど、その分また挑戦したいなって思わせられます。

それと同時に、やっぱりベンチャーでも、ベンチャーだからこそ自分のコンサル的能力って結構行かせられる部分あるんじゃないか、どう生かしていけばいいのか見えてきた部分ができたことが、個人的には非常に収穫。

ただ同時に自身の課題も再認識。メンター社員さんからの指摘もまさにドンピシャすぎて、正直脱帽でした。以下に、メンター社員さんからのコメントを紹介
よかったこと

・議論における要約。抽象化をしていた
・翌日までのタスク整理をしていた
・未来(2~3年後)から逆算して、進めることができていた→仕事もゴールを定めてブレークダウンする
・プレゼンがわかりやすく聞きやすかった

改善点

・アイディアだし(苦手でも取り組んでみよう)
・周囲の人を巻き込む力

アドバイス

・リサーチ力があったので、もっと自分の意見を出してもらいたい
・チームの中で方向性を見出すことは一番できていた
・俯瞰してとらえることは非常に重要なことで、自分なりのリーダーシップの出し方を作ってほしい。
ん~、まさに、指摘通りのところで自分自身課題を抱えている実感があって、でもまだ解消できてないんですよね。(しかも、最近その点がコンプレックスになりかけてきてる、、、orz)今回を機にそういったことも改善していけたらな~と思います。


会社の風土自体はすごい好きで、
何より役員さんがイケメンでクレイジーw
チームラボ辞めてこの会社来てたり、ナンパ大事めっちゃ言ってる営業の方。めっちゃ寡黙なエンジニアの方、、、インターン後の懇親会でピンポンパンゲームやりだすしw内定者の方やら社員さんやら、ばたばた潰れていくし、、、めちゃくちゃ個性的でめちゃめちゃ勢いある会社やな~って感じです。

こういう会社知れるのもインターンのいいところですよね。



さて、長くなっちゃいましたが、こんな感じ。
上記のべたように、色んな意味で自分自身にとっても新しい可能性や新しい視野の広がりを感じ、またここから今後につながる取り組みをしていけたらな~って思います。


それでは、

Shunichiro

2014年9月22日月曜日

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day4・Day5~【2014-No.45】

こんにちは。
Shunichiroです。

少々前のThe 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加しての感想やまとめなどの続きです。早いところどんどんアウトプットして、学びを固定化していきたいです。


さて、今回に関してはDay4・Day5をまとめてアウトプットしていきたいと思います。形式も少し変えます。インプットの内容より、自分が思ったことを中心にしていきたいと思います。ただ、一個一個のセッションで1記事書けるくらいの膨大なインプットをまとめているので、弱い部分は悪しからず。

さてさて、そんな今日の記事は、
  1. 若手挑戦者によるパネルディスカッション
  2. ネットワーキングランチ(みやじ豚)
  3. ダボス級の成長性!!
  4. 感性的な言葉を話す
になります。

◆1.若手挑戦者によるパネルディスカッション
強く印象に残ったのは、山梨の起業家戸田さん、ヒューマンライツウォッチの趙さんですね。
メモ書きな感じで、つらつらと。

戸田さん、
・とにかく前向き、スーパーポジティブ
・巻き込むと言うより、自分が楽しく、ありのままに。
・回遊魚のように
・でも、やりきる!ということは徹底している
・面白いと思ったことを手当たり次第にやっていく。やっているうちに上位概念で方向性は定まっていく。また常に面白いと思ったことをやっているから、モチベーションが下がることはない。そもそもモチベーションが下がるのは、本当にやりたいことをやっていないからでは?
・いきたい人いける人だけでやればいい
・来るもの拒まず、去る者ちょっと追う(笑)
・共感、テーマが本質的であるほど、人は集まる

趙さん
・NPOだからこそプロフェッショナル意識が必要。
・組織体制を構築することで、ルーティンにかかる時間を減らすことができ、本業=NPOとして生み出すべき価値を追求できる。
・プロボノの方たちの力をよりよく活かしていく
・業務の全部を遣ろうとするのではなく、ポイントポイントを押さえていく。
・仕事のこなし方として、「今日やらなかったら死ぬ」ことからやっていく。
・やりたいことをやるためには、時には「根回し」も大事。泥臭いことへの好き嫌いではなく、やりたいことを遣るためには大事な施策。大企業でのそういう経験は意外と大事。


あと、時間は前後しますが、、昼ごはん時に諸澤さんから聞いた話。
・手数料0=長期的、全体的に見たときの顧客価値を大事にしている。本当に大事なのは、お金を集めた後。その後のフォローアップの中でお互いの価値を共有していく。
・後発だからこそ、先駆者の抱える課題や批判をクリアした新しい事業を打ち立てることができる。
・手数料なしだからこそ、プロジェクトのデューデリジェンスや事後のフォローアップが非常に大事。本質的には、そここそが社会的利益にもつながっていく。
・クラウドファンディング、といいつつ、実際は身近な人の支援者などが多い。だからクラウドファンディングは、身内に対する本気の覚悟の表明的な意味合いもある。


◆2.ネットワーキングランチ(みやじ豚)
まさにプロデューサーな視点だと感じました。
既存のものをいかに違う見せ方をするか?それに合う新しいストーリーは何だろうか?それにふさわしい販売チャネルはなんだろうか?どんな売り出し方をしていけばいいだろうか?どんな仕組みをつくればいいだろうか?、、、またそういった背景には、その分野におけるビジネスモデルや構造をしっかりリサーチがされていることが大事なんだなと。しっかりリサーチをかけることによって、
既存のモデルの抜け穴や、それに適合するビジネスモデルなどが発想できる。

非常に印象的なモノとして、
Photo Credit:by http://item.rakuten.co.jp/yorozuya-kura/c/0000000573/
を紹介され、「今の農業にはこういう視点が必要だ。」と。
地域再生でも農業等の1次産業においても、非常に含蓄のある一言だと思います。


◆3.ダボス級の成長性!!
Teach for Japanの松田氏による講演。
実は、ちょうど一年前くらいに松田さんの講演聞く機会があったのですが、お恥ずかしがら、全然記憶になかったのですね。

でも、今回松田さんのお話を聞いて、そのオーラに圧倒された。
内容、話し方、雰囲気、立ち居振る舞い、理論、、、すべてにものすごい迫力を感じた。講演の中でも、よく徹底的にPDCAを回しているという言葉を言っていたけど、自分自身に対してもめちゃめちゃ厳しくPDCA回しているんだろうな、ってすごい感じた。えげつない成長性を感じた。(こんな上から目線のような言葉自体非常におこがましいのですが、、、)

ヤバい、これがダボス級の人財なんやと。
やっぱりこういうセミナー来ると、自分の中の基準がグッと引き上げられるのが素晴らしいです。
自分の中の目標値がまたずいぶん大きく変わりました。


◆4.感性的な言葉を話す
最終日Day5の矢島さんの話になりますが、講演を聞いていて非常に感性的な言葉多いな~という印象を受けました。
「ほっこりする容器」とか
「落ち着くお菓子」とか。

確かに抽象的で伝わりにくい部分はありますけど、すごく共感性の高い言葉なんかなと思います。言語としてははっきりと万人に伝わるわけではないだろうけど、心にすごくしっくりくる言葉に感じます。

矢島さんの講演を聞いていて、そういえばカタカナ語は一切使っていなくて、自分の心がけなのか、それとも感性的に普段からそういうことづかいなのかは分かりませんが、非常に人を巻き込む力のある、言葉の使い方かなと思います。


もう一つ印象的だったのは、ほっこりするような外見に対して、すごいく芯が強い女性だなと感じました。世間的にもウーマノミクスだとか女性の登用に力を入れていますが、それとともに働き方に対する意識も変えた方がいいのではないかと思います。一般的に考えられているビジネスパーソンのイメージに対して、矢島さんのような外見ほっこりしているけどすごく芯がつよい女性の働き方は全然マッチしないと思います。・

全然異質な(いい意味で)パーソナリティとして、ちゃんと認めていく考え方が大事になるんじゃないかと思います。





以上ですね。
5日間の学びは非常に大きく、これでもまだまだ消化不良の部分もたくさんあるんですが、おいおい消化していきたいと思います。ちなみに結果的には、私たち阪大チームは中間審査落選、最終審査棄権でした。自分たちの一番奥底の方向性について話したところ、どうしようもできない不一致を感じたため、プロジェクトの続行を断念しました。

図らずとも、
「それ、本当にやりたいことなの?」
というミッション、ビジョン、、、全てを包括するような大きなテーマにぶつかりました。それはそれで非常に大きな学びだし、貴重な経験になった思いはあります。しかし、やはり多少の悔しさというかもどかしさは感じますね。自分自身も思い切り出しきった感は不十分な気がします。

自分自身、もろもろ含めて再出発していきたいと思います。


Shuncihiro




The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day3~【2014-No.44】

こんばんは。
Shunichiroです。


さて一日に何件も更新していると疲れてきますね(笑)。終わってからサボっていた自分が悪いので、せっかく気合入ってる今こそガンガンアウトプットしていきたいと思います。

さてさて、The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship SeminarのDay3です。この日の内容としては、

  1. ビジネスプレゼンテーション講座
  2. ネットワーキングランチ
  3. 東北で活躍する起業家によるパネルディスカション
この日から、メンタリングなどビジネスプランのブラッシュアップが増えていくためセミナー系は少なめですね。かといっても、相変わらず中身は濃かったです(笑)

◆1.プレゼンテーション講座
プレゼンテーションって言うと非常にビジネスチックではありますが、「人に何かをつたえる方法」というと一気に視野が広がりますよね。プレゼンテーションとはビジネスだけではなく、日常生活においても大事なスキルである、とのことをまず教えていただきました。

その上で、プレゼンにおいて大事なことは以下の3点。
①プレゼンの「核」を決める
②プレゼンの表現を決める
③プレゼンの話術を決める
何よりも「核」である、こちらが伝えたいことがしっかり伝わっていることが価値のあるプレゼンテーションになります。表現や話術は、核を伝えるための補強材料。

今回のセミナーでは、表現や話術などのテクニカルな部分の話について教えていただきました。
・まず自らのクセを知る
(口癖や言い回し、ジェスチャーなど)
・その上で、余分な口癖などは排除し、プレゼンテーションの純度を高める
・アイスブレイクも活用し、その日の自分の調子や顧客との雰囲気作りや距離感の測定など、その場をコントロールしていくために利用していく
・顧客にとって大事なことは、このプレゼンは自分にとって役に立つものなのかどうか?早いタイミングで、それを汲み取り、期待感を保たせ続ける
・早口な人(筆者にとっては耳が痛いw)は、話す速度よりもゆっくりと歩いたりゆっくりとジェスチャーしたりすることで、あまり早口感を与えないようにする
・その日の顧客の状況、目的、プレゼンを行う場なども考慮して、喋り方やプレゼンテーションを考える


◆2.ネットワーキングランチ
この日のランチセッションは、ヤフーにて復興支援を行っている長谷川さんによるもの。
まずね、一番最初のオープニングムービーでやられました(涙)動画の力ってすごいですね(笑)

それと余談ですが、Goproめっちゃおもろい(笑)
早速買ってしまいました。まだまだ使いこなせてないですが、これから色々遊んでみたいです(笑)

講演を聞かないと伝わりにくいものはあると思いますが、長谷川さんの取り組みやその姿勢、周りの人からの信頼感などすごくグッとくるものがありました。全てに言えることかもしれませんが、謙虚で真摯な姿勢や、人に寄り添う姿勢ってすごい大事ですよね。長谷川さんのすごく人間味にあふれる姿が非常に印象的でした。

あと、地域再生などにおけるキーワード
「風土は風の人と土の人から生まれる」
「ヨソモノ、バカモノ、ワカモノ」
は、途上国開発等どこに行っても大事な概念なのかなと思います。

またヤフーとして復興事業をうある意味の捉え方として、
「日本の、そして業界の中でも非常に有力なプレーヤーだからこそ、絶対に成功させなければならない。もし自分たちがこけてしまったら、他の企業さんは諦めてしまう。自分たちが成功して一つのロールモデルを見せることで、他の企業さんも後に続いていける」
という言葉の裏に、リーディングカンパニーの責任・覚悟というものが垣間見えたように感じます。



◆3.東北で活躍する起業家によるパネルディスカッション
その名通り、様々な形で復興支援に携わる皆さんによるパネルディスカッションでした。
細かいところをぽつぽつと。
・地域再生や復興事業はボランティアでは絶対にダメ。価格をつけることが大事。価格をつけることで、価値を見える化する。それが自分たちにとってもインセンティブ・フィードバックになる。
・共有できる仲間を集める
(その他、大変なる眠気のためあまり残っておらず、大変申しわけないですm(__)m)


3日目に関しては、こんな感じ。
やっぱり日が経つとどんどん記憶が薄れていくのが、怖いですよね。
早いとこどんどんアウトプットしていきたいです。
(あと、記事のクオリティとしても少々悩み中。
インプット溜まりすぎて、アウトプットすることだけに夢中になっていて、読者のみなさまに価値をちゃんと届けられているのだろうか、、、)



Shunicihiro



2014年9月16日火曜日

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day2~【2014-No.43】

こんにちは。
Shuncihiroです。


さてさて、The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarの学びについて引き続き、記事にまとめていきたいと思います。もうお腹いっぱい?(笑)まだまだDay2です。書いてる方もすでにお腹いっぱいです(笑)

Day2に関しては、
  1. 起業家精神を持って世界に挑戦する
  2. ネットワーキングランチ
  3. 設計者視点ではなく、ユーザ視点で考えるとは?
  4. 数々の新規事業を生み出してきたマインドに学ぶ新価値創造への思い
  5. ネットワーキングランチ
  6. 自分たちの本当にやりたいことは何か?-やりたいことに人を巻き込む方法とは-
です。
では、いってみましょう!



◆1.起業家精神を持って世界に挑戦する
著名なVC、アニス・ウッザマンさんによる講演です。
シリコンバレーの仕組みやエコシステムの話が中心でした。去年の九州大学QRECでのカンファレンスに参加させてもらったことや自分のアンテナからのインプットの復習みたいな感じでした。

その他思ったことなど簡単に。
・GoProやMindmeltなど、世界のイケてるスタートアップはやっぱり中核技術として最先端の面白いものを使っているな~ということ。じゃあ、イケてるスタートアップを生み出すには、エンジニアになるしかないのか?という疑問をぶつけてみたところ「エンジニアや技術なんてどこにでもある。アイディアも人材も、領域を超えて色んなところからかき集めてこい!」という叱咤を頂きました。オープンな時代、まさにそれですよね。ただ、世界最先端の技術やその応用可能性を考えるには、そこに対するアンテナをめちゃめちゃ強く張っていくことが大事かなと思います。

・日本のスタートアップは、ポテンシャルは十分なのに世界にスケールで来ていない。その理由としては、マーケティングの弱さとプレゼンテーションの弱さにある。もっと上手くもっと強く自分たちをアピールしていくことが日本人には求められる。

・今、東南アジアのマーケットがアツい!

・VCとして見るポイント。
シード期のスタートアップ=諦めない、柔軟性
ミドル=トラックレコードなどの具体的な数字
レイト=売り上げ、財務状況

・シリコンバレー以外にも盛り上がっている地域も見てみる

◆2.ネットワーキングランチ
東北での事業を行っている47Planninngさの鈴木さん、松本さんのお話し。
思ったことは、商品や自分たちの事業の背景に確としたストーリーや理由付けがなされていること。プロデューサー視点というか、意味付けやコンセプト、ストーリーがめちゃくちゃ強く、正直「あ、これは売れて当然やわ」とさえ思えてしまいます。

阪大CSCDのFWでお世話になっている北田さんにしろ、地域再生系の方って(こういう丸ッとまとめてしまうのは失礼かもしれませんが)、プロデューシング力に強いなって思います。商品を売るのではなく、その裏にある背景や意味づけや販売場所なども含めた、コンテクスト=文脈で商品を売っていく強さがあるように思います。
その背景には、新しい価値を生み出すと言うより、既存のものをいかにうまく認知させていくか?いかに売り込むか?という視点があるのかな~と思います。


またその理由について、チームでディスカッションした時に上がってきた理由としては、実際に行動しているから?じゃないか?ということです。たとえ後付けのこじつけでも、常に行動し続け、反復し続けているからこそ、コンセプトメイキングが出来るのではないか?と。
個人的に思うのは、

いや、でも一般の営業マンだって自分で動いてるじゃん?ってこと。なので、違いをかんがえるとhしたら、自らが商品企画からプロモーションから売り場から考えているというところにあるのではないか?と。それぞれの部門で独立した考えでやっているのではなく、自ら全てのアウトプット、プロセスをデザインしているからこそ、オリジナルで確固とした世界観でもって売り出すことができているのではないか?と思います。

こういうプロデューシング、意味づけが出来るようになっていきたいです。


◆3.設計者視点ではなく、ユーザー視点で考えるとは?
このセミナーに関しては、思うところが多すぎてまだ個人的に消化しきれてないので、また後日記事にしたいと思います。


◆4.数々の新規事業を生み出してきたマインドに学ぶ新価値創造への思い
なんと講演者は、今をときめく、LINE株式会社社長の森川さん。
LINEの戦略に関して、こちらの記事
http://appllio.com/20140227-4918-line-destruction-creation-for-world-no1-closed-platform
にて予習していたのですが、改めてヤバいですね。事業に関しては、記事以上の深いものは伺うことはできなかったので、主には質疑応答や思ったことについて。

・LINEの戦略性とその場適応のバランスについて、
記事の通りだとしたら、非常に戦略的に立ち回っているように思いますが、スタートアップらしい目の前への適応をどうバランスさせているのかについてうかがいました。
一つ目として、物事には大きな波と小さな波があり、大きな波を読み切り戦略を考える、そして小さな波に対応しながら、大きな波に備えていくとの事。また変化に迅速に対応していくため、意思決定のスピードを大事にしている。そのための権限の移譲が大事。

・目の前の価値をどう上手く魅せているのか?
これに関しては、4点。
①新しい価値を素早く提供する
②他社の先をいく
③一点突破、ネットワーク効果を利用する
(ランチェスター戦略ですね~。)
④キーパーソンを利用したプロモーション

・サービスが広がっていく理由は?
とにかく、ユーザーにとって使いやすくした。
説明不要で、すぐに使えること。
面倒くさいことは極力排除する。

・事業を進めていく上で大事にしていること?
とにかくユーザー視点。
そして、とにかくまずは使ってもらうこと。

事業を食べ物に例えるとわかりやすい。
どんなにうまいラーメンを作ったと思っていても、実際に食べてもらわないと本当においしいかどうかわからない。とにかくまず食べてもらってから考えよう。

・普及しすぎた故の弊害にはどう対処する?(既読スルー問題に触れて)
仕方ない部分はある。
万人に好かれるサービスなんてない。
その中で私たちは提供できる価値を最大化していくだけ。
また弊害の最小化施策としては、何をとるのか?という問題。
批判があると言うなら、その批判をクリアし、価値を高めるための施策を考えていく。

・競合との争いをどうするか?
変な話し、上手くいくまで儲からないようにすること。
儲からないビジネスだと誰も相手にしないので参入してこない。だけど、気づいた時には誰も参入できない仕組みになっている。

まだまだ書きたいことはありますがこんな感じで。


◆5.ネットワーキングランチ
ニフティ様よりの講演。
インターネットの奇跡や、クラウドについて。

◆6.自分たちの本当にやりたいことは何か?―やりたいことに人を巻き込む方法とは?―
何か事を行っていくには、色んな人を巻き込んでいくことが大事になる。そこで、人を巻き込んでいく=エンロールメントする技術が必要になるが、その技術は身につけることができる。

いかに人を巻き込んでいくか?
大事なことは、自分の本当の気持を話していくこと。
自分の本当の気持ちに気づくには、まず自分自身に問いかけ続けることが大事。ある物事に対して、「その下にある思いは?」「その下にある思いは?」「その下にある思いは?」「その下にある思いは?」、、、と問いかけていく。深層に行くほど、自分の本心に近づいていく。


また個人的な感想として、ストーリーテリングの力はあるのかな?と。
講師の人の話は常にストーリー、うちの息子がこんなとき、こんなこと言って、こんなことが起こって、でもそこで、、、
そういう中にエンロールメントを引き起こすポイントが隠れているのかなと思います。



二日目に関してはこんな感じですかね~。
この日の夜、セミナーに参加している岩手大学のチームのみなさんと地域再生のアイディアについてブレストしたのは楽しい思い出です。

引き続き、Day3以降もアウトプットをしていたいと思います。


Shuncihiro

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day1②~【2014-No.42】

こんにちは。
Shunichiroです。


The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day1①~の感想や学びのアウトプットが長くなりましたので、こちらにて続きをまとめていきたいと思います。

   5.ビジネスモデルとは?設計するためのツールを学ぶ
   6.MVPという完璧を求めないやり方とその効用

◆5.ビジネスモデルとは?設計するためのツールを学ぶ
業界ではおなじみのビジネスモデルキャンバスですね。
ただ、、それを紹介する上で言われた、
「そもそもビジネスって何?ビジネスモデルって何?」
という言葉が印象的で、いつも何気なく使っていたけど、改めて問われると何だろうってなりますよね。

ビジネスとは、

  1. 「顧客」の
  2. 「ニーズ」を満たし、
  3. 「対価」をもらって、
  4. 事業を「継続」していくこと

なのだそうです。
そして、ビジネスモデルとは、
上記ビジネスを行っていく上での、
収益モデル、設計思想
であるとの事です。

◆6.MVPという完璧を求めないやり方とその効用
これ業界では最近非常に耳にする概念ですよね。
今回も一番最初に改めて問われたことは
「新規事業創造って何?」
ということ。

新たな価値を生むこと??など思いますが、曰く
「新規事業創造とは投資である」
と。

投資であるからには、
リスクコントロールが大事であり、
リスクコントロールとはポートフォリオを組みリスクを最小化していくこと。

つまり、新規事業創造を投資と見れば、
MVPとは、リスクを最小化していく中で必然的に生じるポートフォリオ(事業群)になります。
MVPをたくさん作っていき、その中で一番当たりのよいものを探り当てるのが新規事業創造(=投資)プロセスになるとの事です。

特に事業を行う上で色んな環境が整っている昨今においては、どんなアイディアを持っているか?ということより、そのアイディアをビジネスモデルに落とし込んでいくプロセスこそが大事になっていく。そのプロセスにこそMVPが生きていく。その中で、MVPにおいて何が一番のキーファクターになるのか、そこの検討が非常に大事。

MVPの世界では、出来あがった製品なんていらない。
そのビジネスモデルが通用するかどうか?なんてビラ一枚、モックアップ、簡単なWebサイト程度で十分。そこで先に販売・契約してみて、ビジネスがうまくいくかどうか検証し、成功を確認した後で製品を作り上げていけばいい。



Day1に関しては以上になります。
この日は非常に学びが多く、インプットするのもなかなかでしたが、アウトプットするのもなかなか大変でしたね(笑)。それぞれのセミナーなどで思ったことも多々ありますが、とりあえずは学びのアウトプットの形で。

Day2以降も引き続きアウトプットしていきたいと思います。

Shunichiro