2012年9月3日月曜日

自分の想いとガバナンス(組織統治)のジレンマ


こんばんは!

とても充実した東京でのインターンも終わり、先日から大阪に戻ってきています。
大阪に戻った感想は、「暑い!」
実家の静岡よりも、東京よりもなぜか大阪はめっちゃ暑く感じる!
なんなんだろ~??


今日はちょっとした悩みというか、もやもやというか。
僕は現在学生団体の代表をさせてもらっています。
僕自身が立ち上げたんですが、当初から団体の統治、運営の仕方についてはある想いを持っていて、それに従って運営をしようとしてきました。

その想いとは
「個人の活動が団体の活動に邪魔されることなく、それぞれの多様性が自主的に発揮されるエコシステム(生態系)的な自由な団体運営」
です。

僕の団体は、扱っているテーマ故か、かなり個性的なメンバーが集まっていて、それぞれみんな自分の活動自分の意思がある中で団体に関わってくれています。
それを大企業的に、トップダウンで縛り付けて、団体にコミットさせようとすることは彼らの意思に反するし、僕自身そういうやり方を好まないので、できるだけ自由な雰囲気の中で彼らの自主性に任せてコミットしてもらおうと考えていました。

でも、そういうやり方って、本当に団体のビジョンに思い入れを持っていて、かつ個人個人が本当に高い能力を持っていないと実現できないのかな~って思うようになりました。
理由としては、みんなの個人の活動を大切にして団体へのコミットは自主性にまかすというやり方のためか、個人の活動を各々が重視しすぎて団体として統率のとれた活動ができていないな~って最近感じるのです。
それに、そもそも自主的にガンガン動ける人間なんて、社会人の中でもそういう人材が求められているご時世に、一学生にそういう動きを期待すること自体が難しいことなのかな~って。
要は団体としての歯車がうまく回っていないのです。

自分の理想的な団体と、現実的な団体にはかなり大きく乖離があって、そこを埋めるためには自分が目指した理想への挑戦の限界を認めつつも、現実的な範囲内で可能な限り理想にちかづけるというアプローチが必要なのかな~って思う。

そもそも、報酬というインセンティブが発生しない学生団体という中で、何にやりがいを見出すかはそれぞれの仕事であり、それが見つかった時にはその人は自主的にガンガンコミットできる貴重なメンバーになるんだろうけど、そういう段階に達するまではできるだけこっち(運営側)が手とり足取り教えなければならないのかな~って思う。
それこそトップダウン的にね。

まだまだ発足から1年も経ってない状態だから、いろいろと問題はあるけども、こういう問題をみんなで解決していく中でその団体らしさという暗黙知を、雰囲気をうまく作っていけたらな~って。




いろいろとモヤモヤは残るけれども、どうやって解決していくか。
次にバトンタッチするまでにしっかりと道筋示しておくことが、今の自分がするべきことなんだろうな~って思います。


今日も読んでいただきありがとうございました。

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