2012年12月17日月曜日

活動の先にあるものって?


こんばんは!

今日は選挙の日でしたね。
今このブログを書いている時もTVでは開票速報をやっていて、自民党が圧勝のようですね。
問題をたくさん抱え、でも可能性もたくさん持っているこの国を同かじ取りしていくのか、有権者の一人としてしっかり見ていきたいと思いますし、自分の出来るところでの活動もしていきたいです。



さて、そんな選挙の日。
私は国際協力団体BEAMさん
http://beam-1120.jimdo.com/
の、イベントに参加していました。(もちろん選挙はちゃんと行きましたよ~^^)

BEAMさんはインド最貧困地域ビハール州への支援を行っていて、今回のイベントの収益は現地の学校施設の増設へ使われるそうです。


イベントは普通に楽しめたわけですが、
まあ・・・自分自身も国際協力的な文脈で、しかも一団体の代表を預からせてもらっている身分で活動しているせいか、色々考えてしまうわけですよ(笑)

団体の持続可能性とか、
メンバーのモチベーションの維持とか
メンバーの内発的原動力とか
増設完了したあとのアクションはどうなっているのか?とか

なんか色々。


でも、やっぱ考えてしまうのは、
その自分たちの活動の先なんだよね。

ひとつは、ここ日本においての先で、
もう一つは、現地の人たちにとっての先。


例えば、今回とても楽しく素晴らしいイベントを開きました。
理念や問題意識も素晴らしいし、本当に熱い思いで活動していると思う。

でも、イベントの参加者の多くはきっと「今日はとても楽しかった!」で終わってしまうと思うんだよね。
もちろん、参加してくれた方々が楽しんでもらえるのはイベントにおいてとっても大事なこと。
今回参加してもらえて楽しめて、そしたら次のイベントのときも参加してもらえる。

でも、せっかく普段は国際協力とか何も関係ない人でも、イベントを通して国際協力の世界を知ってもらえる機会なのだから、参加者の方々に少しでも世界に思いを馳せる、そんなきっかけになってほしいな、って思うんだよね。

単発の楽しいイベントで終わってしまうのではなく、何かしら今後にもつながっていくような心を揺さぶる”仕掛け””仕組み”があれば、も~~~~っと良くなると思う。
もちろん、人の心を揺さぶって、意識・行動を変えるなんてそう簡単ではないんだけどね。

やっぱりこういうイベントを通じて、参加者の各々の中で、自分や世界について考え直すきっかけになってほしいって思う。
その結果、意識や行動に変化が起こってもらえればすごい嬉しいし、考え直した結果意識や行動に変化がなかったにしても、意識・行動を変えないという結論を出すための”考え直す”プロセスがその人の中で大事なものになると思う。

イベントの先に、どんな状態を望むのか?
それを少し考えてみてもいいのではないかな?



それと、もう一つ。
現地の人たちの先にあるものについて。

今回の収益は現地の学校増設のために使われる。
その結果、より多くの子供が学校に通えるようになるし、その結果より良い収入の職に将来つくことができるようになって貧困から脱出する力作りになる。

でも、現地の人はいつまで外部の資金調達に頼るんだろう?

資金調達という非常に責任がある重大な仕事を外部に頼ってしまっていることで、現地で学校を動かす人たちに責任感とか献身という態度が芽生えるのを阻害しているのではないか?

そういう人たちの運営する学校では、しっかりした教育が行われているのだろうか?

とか。


こういう活動の難しいところって、自分たちだけでなく、友人、大人、そして現地の子供、大人・・・
色んな人、色んな立場の人が関係していて、しかも将来に大きく影響を与えかねない、というところなんだよね。

もちろん、途上国の子供たちが学校を必要としているのも事実だし、そういう子供たちに学校を作ってあげたいっていう人々の熱い気持ち、精力的な取り組みは本物だと思う。

でも、その需要に応えることだけで本当の幸せにたどり着けるのか、すごく考えなきゃいけない部分かなって思う。

じゃあ、逆に自分が行っている活動はそういう長期的な目で見て本当に幸せを形作っているのか、っていうともっとちゃんと考えなきゃいけないなって思うし・・・





う~ん、非常に悩ましい感じです。


ただ、今日は自分自身イベントをすごく楽しめたし、今日のために本当に一生懸命活動してくださったメンバーの方々に対して、とても感謝しています。
お疲れさまです。
ありがとうございました!

それと今日はすごく魅力的な人々に(また)会えて、お互いに考えとか色々聞かせてもらえて、すごい刺激になりました。

本当に出会いに感謝です。


今後もこういった方々とのつながりを大事にしつつ、またイベントなどにも参加したりしつつ、自分自身活動を続ける中で、色々考えながら進んでいきたいと思います。

今日はありがとうございました!

 

2012年12月12日水曜日

毎日に”理由”を持つこと【成功法則】



12月も中旬になり寒さも一段と増してきましたね。
朝起きるのが辛い時もありますよね?

さて、そんな一日の迎え方についての紹介です。



毎日に充分な理由を持つ

みなさんもこんな経験ありませんか?

朝バイトがあるときはちゃんと起きれるのに、何もないとついつい朝寝坊してしまう
友達との遊びの予定があるときは起きられるのに、サークルのミーティングのときは起きられない

これはなぜか?



それは、その日に充分な理由を持っていないからです。

前者の例では、朝ちゃんと起きる理由がないために起きられないのです。
後者の例では、ミーティングが、時間通りに起きるだけの理由になっていないからです。


これはバイトでもミーティングでも友達との約束でも読書でも・・・
なんでも当てはまることです。

その日に理由を持ち、そしてその理由に自分を奮い立たせるほどの意義を感じていないと、その日を無為に、あるいは時間を無為に過ごしてしまいがちになってしまいます。


毎日をより有意義に過ごすために、毎日充分な理由を持ってみてはいかがでしょうか?



充分な理由の意義

さて、充分な理由とはなんでしょう?

先ほどの例で説明すると、

まず、前者の例。
バイトには責任が伴っています。
バイトに遅れると店長に怒られるだけでなく、同僚に迷惑をかけることになります。
もちろん自分の給料が下がることもあります。
そのため、多くの人にとってバイトは充分な理由として考えられます。

また、後者の例では
友達との約束ではちゃんと起きるのに、サークルのミーティングには起きられない。
これは、サークルのミーティングに充分な意義を感じておらず、逆に友達の約束には充分な意義を感じているからです。
その意義とは、’楽しみ’という自分の感情です。


その日に、意義を感じ、それがその日一日の理由になっていると
・時間を無駄にすることがなくなる
・活気が入る
・その日一日がプラスになる
など、非常にポジティブな効果が得られると思います。
人によっては自尊心の高まりを感じたり、生活への心構えが変わっていったりといった効果がある人もいるかもしれません。


充分な理由には、それだけの意義があるのです。



充分な理由を作るには?

さて、毎日を充実させる充分な理由とはどのように作るのか?

それには、予定意義づけが大事になります。


明日、バイトがある、友達との約束がある、など予定があれば起きますよね?
そしてその予定に充分な意義づけを行うことで、その予定が充分な理由になっていきます。

春休みに海外旅行に行きたいから、ちゃんと起きて明日のバイトを頑張ろう、という希望や先ほど述べたような責任感。
あるいは、自分自身がとても楽しみにしているという感情でも構いません。


何かしら、明日行うことを決め、それに対して充分な意義を感じてください。
そしたら、明日一日は非常に充実したものになっていくと思います。

それを毎日繰り返していったら・・・非常に素晴らしい人生になると思いませんか?




毎日に意義を感じられるだけの充分な理由を持ちましょう!

そして、それはよいよい人生へと導いてくれるものと思います。


2012年12月11日火曜日

See-Dコンテスト報告とお礼


つい先日、OUESTの活動のひとつの区切りとして、See-Dコンテストに参加してきました。


OUESTは私が立ち上げた団体で、発展途上国で本当に必要とされている製品・テクノロジーを学生の手で作り、途上国へ届けていこう!という活動をしています。
http://ouest-osakauniv.jimdo.com/
その一つの目標として、See-Dコンテストへの出場を掲げ、取り組んできました。

See-Dコンテストは、発展途上国で必要とされている製品・テクノロジーのアイディア&ビジネスプランコンテストです。
http://see-d.jp/


今回のコンテストには、OUESTからは2チームが参加し、社会人のチームなど合計9チームで、各々のアイディアの良さ、ビジネスプランの良さ、現地での発展可能性、現地に与えるインパクトの大きさといった点で審査されます。


私たちOUESTは、
・モップ絞り器に着想を得た、非電化洗濯機
・マラリア防止の蚊よけ洗剤
を提示しました。

他のチームでは
・携帯電話を利用した物流システムの構築
・非電化ホットシャワー
・農作物への水遣りポンプ
等等
色んなアイディア、プランが提示されており、どのチームも入念なリサーチ、分析、準備を重ね、本当にどれも素晴らしいものばかりでした。
ホットシャワーや水遣りポンプなどどれも日本や先進国では、非常に当たり前のものなのですが、発展途上国ではこういったものすらないために生活の中で非常に苦労されていたり課題を抱えていたりするのです。

さて、ドキドキの結果発表。
先輩賞や会場賞などが順番に発表されていく中、OUESTの名前はまだなく、残すは優秀賞2チーム、最優秀賞1チームとなりました。

選ばれないんじゃないか?とか、いやいや結構高い評価を頂いてるのかも・・・とか不安に思ったり期待してみたり、色々考えながら発表を待っていると、

司会の方から聞こえてきた言葉は、

「優秀賞・・・OUEST洗剤チーム」


その瞬間、嬉しさやらほっとした気持ちやら、いろいろな思いがこみ上げてきました。

(実はこのブログを更新している、この瞬間も涙目です(笑)
自分って意外とセンチメンタルなんだな、って新しい自分に気づいてびっくりしています(笑))

世界中で大きな課題となっているマラリアに着目した点、
それを、洗濯という日常必ず行う行為に着目した点から、
世界への発展可能性を高く評価いただきました。

OUESTのもうひとつのチームも、入賞は逃したものの、非常に素晴らしい取り組み、提案だったと思います。



ここまで、来るまでに本当にたくさんの色んな人々にお世話になり、協力頂き、応援していただきました。
優秀賞という、成果でもってこういった方々に恩返しをできたことに本当に嬉しく思います。

本当にありがとうございます!


そして、私と一緒に活動してくれたメンバーのみんなにも、本当に感謝がいっぱいです。
みんなの取り組み、熱意の賜物だと思っています。
しかも授賞式のあと、こんな私を胴上げまでしてくれて・・・

みんなには言葉で語れないほど感謝の思いでいっぱいです。
全然いたらない代表であったにも関わらず、一緒に取り組んでくれて、たくさん意見も言ってくれて、応援もしてくれて・・・

本当にありがとう!

(あ、やばい泣きそう(笑))


このブログを読んで、私や私たちの活動を応援してくださっている皆様にも、お礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございます!




今回仲間を含め、多くの皆さんに支えられてここまでくることができました。
でも、私たちの活動はここで終わりでは、ありません。

実際に途上国へ製品を届けていき、途上国の人々のお役に立つこと。
それぞれが幸せを追求していく手助けをさせていただくこと。
そして、学生から関西へ、社会へ、世界へ大きなインパクトを与えていくこと。

そういったところまで、活動を続けていきたいと思っています。


今後とも私たちの活動を見守っていただけると嬉しいです。
本当にありがとうございます!

よろしくお願いします!