2017年10月11日水曜日

【思考整理】業務を科学する、思考をシステムに実装する、正しいことをする

こんばんは。
Shunichiroです。

実配属から一年たち、また色々と考え直させる機会も多くあり、改めて自分を見つめなおしたり、今までの仕事のやり方だったり、自分の成長だったりを考え直しています。

ちょうど会社のほうでも、一年たったこのタイミングで改めて会社のことを学びなおすきっかけもあり、そこで思ったこともいくつかあるので、思考の整理もかねて書いていこうと思います。

アジェンダ=====
◆業務を科学する
◆思考をシステムに実装する
◆正しいことをする
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◆業務を科学する
うちの会社では業務システム(ERP)を扱っています。
業務システムというからには、そこには何らかの”業務”があり、その何らかの”業務”を便利にするためにシステムを作っています。

でも、業務って何でしょうね?
給与計算をする業務から、人を採用する業務、はたまた経理計算をする業務、支払いをする業務、、、世の中にはありとあらゆる業務が存在していますが、それらってちゃんと定義されていますでしょうか?ちゃんと理解されているでしょうか?なんのためにやってるのか説明できるでしょうか?なんとなく〇〇業務ってこんなものだよね、みたいな感覚で終わってしまっていないでしょうか?

システムを考えるにあたっては、そういったわかっているようで実は曖昧な”業務”というものに向き合う必要があります。

「そもそも〇〇業務って、これこれこういう仕事で、こういう目的のために、誰が、誰に対して、いつ、どんなことをするものです」という形で、改めて”業務”そのものを再定義してあげたり、あるいは、「〇〇業務の中には~~っていうパターンと××っていうパターンと□□っていうパターンがあって、、、」みたいな形で、業務のパターンを分類してあげたり、ってのが大事になってきます。

つまり業務を科学する、学術研究のような姿勢で臨むというのが非常に大事なんですね。そうやって、お客さん自身が気づいていない、”業務”の本質、みたいなところを再定義して気づかせてあげたり、分類したりして、より正確に”業務”というものの姿を捉えてあげることが、信頼にもつながっていくということ。

この姿勢ってお客さんと向き合うコンサルにとっても大事だけど、もちろん開発にとてもすごく大事。



◆思考をシステムに実装する
そういった、業務自体の再定義だったりシステムの実装にもつながってきて、そもそも○○するのが目的なんだから、その目的の達成を支援してあげられるようなUI/UX設計を行うだったりとか、業務のパターンを理解したうえで、そのパターンに最適なオペレーションをシステムが提案してあげたりとか。

業務を科学して、業務の姿を正確にとらえているからこその視点や発想、設計というものがあって、それをシステムの中に実装していくことで、他社にはない使いやすさや便利さにつながっていくということ。

こういった開発者の姿勢は、かの伊藤穣一氏であったりMITのメディアラボでも言われてるらしいこと
「世の中に実装する(か死ね)」
みたいな言葉にもつながってくるのかなと思ったりしています。

個人的には、科学や学術的なこと、理論チックなことにもすごく興味があるので、まさか弊社でもドンピシャな言葉が聞けるなんて、少しびっくりしました。自分自身、ただ実装してるだけみたいに感じてしまっている部分があったので、改めて自分自身の姿勢を見直して、業務を科学してそれを実装していくことを楽しんでいきたいと思います。
(科学や研究というと、自分の好きな分野で、そのワードを聞くだけで少し胸が躍ってワクワクしてくる自分がいます。)



◆正しいことをする
結局、ERPの中でもまったく新しいこと、新しいチャレンジを日々行っている中で、答えのないモノばかりに遭遇します。そんな中何を指針に方向性を決めていくか?って、最終的には自分の正義、自分が正しいと思うことをするということに尽きるということ。

Googleの”Don't be evil”は非常に有名ですが、それと同じということ。
Googleの場合は、そこに(ユーザーにとって)という枕詞がつくそうです。昨今のITサービスでは、あらゆる場面でユーザー体験(UX)であったり、ペルソナであったりが重要なものとみなされているので、さすがにGoogle、先端を行ってるな、と改めて思ったりしました。

一方弊社の場合は、もちろんユーザーも大事ですが、何よりも開発者であったりコンサルであったり営業であったり事務職であったりする社員一人一人の”正しい”と思うことを、まず大事にしようといっていて、ちょっと胸に響きました。

個人個人それぞれの人生哲学、それに基づく”正しい”ことを大事にしていって、その結果として会社全体が”正しい”方向に向かえばよいと。



では、自分が大事にしている人生哲学ってどういうもので、”正しい”とはどうあるべきなのか?とかいろいろ考えざるをえないですよね。これはこれでまた別記事に書くことになりますが、やっぱり自分にとってはこのブログのタイトルの通り”Noblesse Oblige”な生き方、およびそれに基づく行動、言葉、あり方を目指していきたいなーと改めて思いました。


たかが、社内研修。されど、こういったタイミングで、人生について考え直させられるような研修はなかなかないのではないでしょうか?少なくとも自分にとっては生き方や考え方、キャリア、人生の過ごし方について考え直すいいきっかけになりました。

改めて今回の問いや自分の中に湧き上がっているいろんな思いをちゃんと整理して、ここから先にまたエネルギッシュに向かっていく思考・気持ちの肥やしにしていきたいと思います。


Shunihiro

2017年10月1日日曜日

【セミナー】流通網を作る

こんにちは。
Shunichiroです。

昨日参加したセミナーの要点と簡単な感想をば。



優先順位←なりたい自分
選択と集中
結果と原因
考え方→行動→自信→結果=根本は自分自身の考え方
(ref. 心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる
http://creva.biz/blog-kazumaube)
決意をするとパワフルになれる
学びを成果(実績、お金)に変える
(https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%AD%A6%E3%81%B3%E3%80%8D%E3%82%92%E3%80%8C%E3%81%8A%E9%87%91%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%8A%80%E8%A1%93-%E4%BA%95%E4%B8%8A%E8%A3%95%E4%B9%8B/dp/476126859X)
結局、考え方や学びを金に換える暗黙知的な部分がでかい
→学ぶ人=メンターの存在が大事
①学ぶ人を決める
②その人が学ぶ場所に一緒に行く
③学ぶ人と同じビジネスモデルを手に入れる
↑学ぶ人に心を合わせていく
才能=努力の差
収入=システムの差
(生きている世界のルールをつかんで、ルールを利用する)
流通網を作る
モノではなく、モノの広げ方に長けているほうが大事になってくる
汗をかいて本物の情報を取りに行く
=セミナーだとか直接とか。その当事者、最先端の人、成功している人、先駆者
人間力の勝負
モノを広げる=自分の流通網を作る=流通網を持っている(作ってくれる)仲間を作る
そのためのキーワードが学び。
学びをともにできる人たちを集めていく。




ザックリ、こんな感じ。
流通網理論が根本にあって、そのための仲間づくり、そのための学びというキーワード。

それがAさんだと「Money Rich, Time Rich, Friend Rich」で色んな遊び企画で人を読んでて、Nさんだと「美容、アンチエージング」だったり、Tさんだと「オーガニック」だったり、、、

そこらへんは教義の問題、掲げている価値観の問題なのかなーと。
そんなことを感じた思った今日この頃。


ではではー



*10/2 講演者より依頼があったので、一部削除いたしました。

【読書】乱読日

こんにちは。
Shunichiroです。

今日は終日読書に勤しむ乱読日でした。
久しぶりに新鮮な書籍をたくさん読んで、至福の一日でした。
月1~2でこういう日を設けていきたいし、カフェが併設で23時までやってるので、平日の会社帰りでもこういった時間を作れるようにして行きたいと思う今日この頃。

以下、ザックリとだけど簡単な感想をば。


◆国連で学んだ修羅場のリーダーシップ
忍足さんの本
今までの国連関係の本の中で、一番リアルな感じを得ることができた本。
正しくやるよりも、正しいことをやる
緊急の現場で何を大事にするか
まず動く
その場の優先順位


◆ダークサイド・スキル
根回し、ドロドロしたコミュニケーション
ブライトなコミュニケーションと、ダークなコミュニケーション両輪が必要
人間力


◆シリコンバレー式 最強の育て方
1on1についての本
人材が特に大事→1on1で個々人の考えていることを知る
キャリアを最大限支援する
説得ではなく、共感の時間
うまく話を引き出す
コアタイム、ユアタイム、精神と時の部屋、○○の部屋
遊び心を持たせる
リラックスして話ができる工夫をする


◆シンギュラリティの衝撃
シンギュラリティの話より、著者自身の話のほうが多かった。。。
レーシングカーの話とか、大型バイクの話のほうが面白かった
驚きがイノベーションを生む
ブレイン・アクティべーション
どんな刺激をトリガーにして、脳内回路を起動させるか?


◆How Google Works
グーグル的な価値観=エンジニア的な考え方
個々人の考え方×文化=アドワーズの逸話
エピソードに着目する

20世紀に学んだこととは完全に違う世界
シリコンバレーのルール、考え方
アドワーズの誕生秘話=「この広告はムカつく」
何がデキるか、どんなやつかではない
未来を書き換える
エンジニアの質=ソースコードの品質
あなたの1日の仕事の中で最も重要なモノは?
ラーニングアニマル
バーニングマンに一緒にいけるか?
グーグラー
楽しく会話を楽しめる相手であるか
オープンにする
スニペット
イノベーションは自然発生的
アイディアの生まれる環境
遊びポイント(ミーム、地球外文明)
発想のスケール
デモ・デイズ
限界に挑戦するようなプロジェクトに取り組む
イシューにフォーカスする
とにかく特定の問題ばかりを追い続ける
20%ルール
テーマ×テクノロジー
(犯罪、農業、製薬、防衛、エネルギー、航空教育…)

◆9 Principles
伊藤穣一さんの本
MITメディアラボ的な話。
とにかくデプロイする(か死ね)
未来が分配されている場所に身を置くようにする

未来はすでにここにある。単に均等に分配されていないだけだ
テクノロジーに活力を与える=技術×ユースケース
1.創発の時代
想像的学習
4P(プロジェクト、遊び、peer、情熱)
2.プルの力学
セーブキャスト
3.コンパス
4.安全よりリスク
アイディアとマーケットする力
5.リスクを受け入れ、最小化する
(オープン、アウトソーシング、ジャッジ)
ルールを破る
暗号
6.理論より実装→理論化
再現可能、フィードバックループを回せるようにする
7.能力より多様性
8.強さより回復力
9.モノよりシステム





こんなところかなーと。
社会人生活も1年半、現場に実は配属されてからちょうど1年たったので、そろそろ今後のキャリアのことも考えて動き始めていきたいと思う今日この頃。まずは仕事漬けの毎日から、もう少し仕事に直結している部分以外の割合を増やしていこうかなと思います。

ではでは。