おはようございます。
Shunichiroです。
またもやご無沙汰になってしまいましたね。
夏休みも終わり、10月から学校が始まっています。
今学期からゼミ配属、研究も始まりますので、なかなか大変な日々になるかと思っています。ただ、その中でも適正技術やBoP関連の授業も多くあるため、その点が非常に楽しみです。
さてさて、いまさらながら感がありますが、9月中旬に行われました某F社でのインターンを振り返っていきたいと思います。
まず、某F社ですが、FBやTwitterなどのソーシャルログインを扱ったり、データフィードを行っているB2Bの事業会社になります。
設立からは8年、社員は40名ほどのベンチャー企業です。
今回のインターンでは、ちょっと変わった?お題が出され、それに取り組む3日間となりました。
そのお題とは、
「F社の強みを生かして、IoT(Ionternet of Things)に関連する新規事業を立案せよ」
というものでした。
IoT(Internet of Things)、みなさんわかりますか?
wikiさんによりますと、
まだまだ発展段階の概念でじゃありますが、野心的にもこのあたらしい概念にチャレンジしていく新規事業を立案するという、なかなか面白く、だけどその分いい意味でのモヤモヤが立ち込めるようなテーマでした。
自分自身も工学系出身の文系ということもあり、非常に興味があって参加させてもらったのですが、またB2Bの事業会社というのも自分には新しく、今までコンサルばかりやってたので、その点からも非常にいい刺激になりました。
では、インターンでの学びについて、まとめていきたいと思います。
などなどのヒアリングから始め、自分たちはどこを目指してどんな風に今回のインターンを進めていくか?などについてディスカッションもしました。
また、そうやって進めていく中でも、
そもそもIoTやるにもデバイスないし、F社はデバイス作る会社でもないし、、、
これいいんちゃう?でも、技術的に不可能じゃね?
あれできるんちゃう?Googleに勝てる??
という感じで、終始モヤモヤしっぱなしの中、プロジェクトを進めていったんですけども。。。
その中で感じたのが、新規事業ってそもそも0の世界を自ら切り開いていくことで、だからこそ先が見えなくて当たり前、モヤモヤするのが当たり前の世界なんだなってこと。今までってけっこう既存事業の周辺、あるいは延長線上でこちょこちょビジネスプラン作ったりしてたんですが、今回のIoTみたいにそもそも市場がまだ出来上がっていない中で新しいことを考えていくのってこういうことなんだなって強く思いました。
次のトピックにも続いていくんですが、自分が今までコンサルコンサルしてきたので、こういうモヤっと感ってすごい嫌なんですよね。学生ながらではありますが、最近は何かやるに当たっては、まずそれなりに自分の中でエンドやそこに至るストーリーとかがある程度見えて来るんですよ。でも、今回それがなかなか見えてこない。議論のファシリや方向性付けはできるけど、エンドが描けなかったんですよね~。
新規事業で全く新しいことをやるときには、まずそこに必ず発生するモヤモヤ感に向き合い続けながら進んでいくことが大事なんかなって思います。(研究も似たようなところがあるかもしれませんね。)
◆議論をしっかり積み重ねて、次のアウトプットの土台にしていく
上で少し述べたように、新規事業って基本モヤモヤなんですよね。
自分もモヤモヤやし、プロジェクトの他のメンバーもモヤモヤ。。。
そんな状態のままだと事業どころかアイディアさえ出てこないんですよね。
そこでめちゃくちゃ大事になったのが、徹底的なリサーチとその後の議論のアウトプット化。
今まで新規事業ってけっこうアイディア勝負みたいなところがあるように感じてて(実際にいろんなところでもそう思われてて)、デザイン思考とか流行ったりしてると思うんですけど、今回のインターン通じて思ったのは、なんぼ新規事業でアイディア勝負って言っても、それ以前のリサーチがほとんど勝敗を決める!ってくらい大事、ってこと。
ちゃんとしたリサーチの土台がないと、発想する材料もなければくっつける材料もない。本当に雲をつかむような、地に足のついていないやり取りを繰り返すだけになっちゃうんですよ。
ちゃんとリサーチして、地に足がついていれば、どれだけモヤモヤしてても、また元のところに帰ってこれるし、帰ってこれるからこそ、それまで話したことをまたくっつけて、新たな発想につなげることができる。
それと、リサーチと同時に非常に大事なのが、議論のアウトプット化。
モヤモヤしてる時の議論って、とにかくわけわかんないから議論があっち行ったりこっち行ったり、でも何も進んでない感はみんな感じてるから、とにかくそのまま議論を続けていこうとしちゃう。
でもね、モヤモヤしてるからこそ一回立ち止まることってすごい大事じゃないかと思うんですよね。こういう議論ってただ話してるだけで、どんどん内容が流れて行っちゃうんですよ。流れて行ったあげく、それを思い出すのに時間を取られたり、また重要な示唆があったのに、それもどこかに行っちゃう。
だからこそ、一回立ち止まって、今まで話してきたことや、そのポイント、メリットデメリット、プロセス、、、そういったものをちゃんとアウトプット化することってすごい大事だと思うんですよね。これもさっきのリサーチの話とも関連するんですけど、やっつけのホワイトボードやポストイット、Googleドライブでの関連リンクの羅列ではなく、ちゃんとそれを体系化してまとめたり、文書、図、表、、、などの形でしっかり形に残していく、議論してきたことやその内容も同様にちゃんと表にしたり、フローチャートにしたり、図にしたり、、、
そうすることによって、自分たちの今までの思考も整理されるし、情報も整理される。そうしたら、また新たに思考していくことができるようになるんですよ。
別のベンチャーのインターン行ったときには、「時間もったいないからドキュメントなんて作ってないで、ガンガン進めなさい!」すごく言われたけど、新規事業をしっかり考えていくのであれば、逆説的かもしれないけど、誰もわかていない、この世に存在していない市場・モノだからこそ、めちゃめちゃ堅実に土台やアンカー、橋頭堡を築きながら進んでいくことが大事なんかな、って感じました。
◆総評的なもの
総じて、このインターン&某F社めちゃめちゃ面白かったです!!w
自分自身にとって、IoT、B2B、事業会社という点でもチャレンジだったし、お題の抽象度も十分に高くて、その分面白く感じられた。結局最後に出たアイディアは、正直内心微妙やったけど、その分また挑戦したいなって思わせられます。
それと同時に、やっぱりベンチャーでも、ベンチャーだからこそ自分のコンサル的能力って結構行かせられる部分あるんじゃないか、どう生かしていけばいいのか見えてきた部分ができたことが、個人的には非常に収穫。
ただ同時に自身の課題も再認識。メンター社員さんからの指摘もまさにドンピシャすぎて、正直脱帽でした。以下に、メンター社員さんからのコメントを紹介
会社の風土自体はすごい好きで、
何より役員さんがイケメンでクレイジーw
チームラボ辞めてこの会社来てたり、ナンパ大事めっちゃ言ってる営業の方。めっちゃ寡黙なエンジニアの方、、、インターン後の懇親会でピンポンパンゲームやりだすしw内定者の方やら社員さんやら、ばたばた潰れていくし、、、めちゃくちゃ個性的でめちゃめちゃ勢いある会社やな~って感じです。
こういう会社知れるのもインターンのいいところですよね。
さて、長くなっちゃいましたが、こんな感じ。
上記のべたように、色んな意味で自分自身にとっても新しい可能性や新しい視野の広がりを感じ、またここから今後につながる取り組みをしていけたらな~って思います。
それでは、
Shunichiro
Shunichiroです。
またもやご無沙汰になってしまいましたね。
夏休みも終わり、10月から学校が始まっています。
今学期からゼミ配属、研究も始まりますので、なかなか大変な日々になるかと思っています。ただ、その中でも適正技術やBoP関連の授業も多くあるため、その点が非常に楽しみです。
さてさて、いまさらながら感がありますが、9月中旬に行われました某F社でのインターンを振り返っていきたいと思います。
まず、某F社ですが、FBやTwitterなどのソーシャルログインを扱ったり、データフィードを行っているB2Bの事業会社になります。
設立からは8年、社員は40名ほどのベンチャー企業です。
今回のインターンでは、ちょっと変わった?お題が出され、それに取り組む3日間となりました。
そのお題とは、
「F社の強みを生かして、IoT(Ionternet of Things)に関連する新規事業を立案せよ」
というものでした。
IoT(Internet of Things)、みなさんわかりますか?
wikiさんによりますと、
モノのインターネット(Internet of Things、IoT)は、一意に識別可能な「もの」がインターネット/クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである[1]。「Internet of Everything」や「Smart Everything」、「サービスのモノ化」ともいう[2][3][4]。「Internet of Things」という用語は、1999年にケビン・アシュトン(Kevin Ashton)が始めて使った用語である[5]。ここでいう「もの」とは、スマートフォンのようにIPアドレスを持つものや、IPアドレスを持つセンサーから検知可能なRFIDタグを付けた商品や、IPアドレスを持った機器に格納されたコンテンツのことであるとのことで、
まだまだ発展段階の概念でじゃありますが、野心的にもこのあたらしい概念にチャレンジしていく新規事業を立案するという、なかなか面白く、だけどその分いい意味でのモヤモヤが立ち込めるようなテーマでした。
自分自身も工学系出身の文系ということもあり、非常に興味があって参加させてもらったのですが、またB2Bの事業会社というのも自分には新しく、今までコンサルばかりやってたので、その点からも非常にいい刺激になりました。
では、インターンでの学びについて、まとめていきたいと思います。
- 先が見えないモヤっと感に向き合い続ける
- 議論をしっかり積み重ねて、アウトプットの土台にしていく
- 総評的なもの
◆先が見えないモヤっと感に向き合い続ける
さて、今回のお題がIoTだったわけですが、IoTって本当にまだまだこれからの概念なんですよね。デバイスなどのThings自体がまだ全然普及してないどころか、最近やっとKickstaterやほかの手段にて資金調達を開始したとか、それくらいのレベルなんですよ。それなのに、IoTの新規事業ってどういうこっちゃ!笑
ということで、今回のインターンに当たってはまず、
・今回のインターンに対するF社としての狙い
・IoTに関しての、F社の考え、展望
・そもそもの経営理念や立ち上げの経緯
・今後の方向性
などなどのヒアリングから始め、自分たちはどこを目指してどんな風に今回のインターンを進めていくか?などについてディスカッションもしました。
また、そうやって進めていく中でも、
そもそもIoTやるにもデバイスないし、F社はデバイス作る会社でもないし、、、
これいいんちゃう?でも、技術的に不可能じゃね?
あれできるんちゃう?Googleに勝てる??
という感じで、終始モヤモヤしっぱなしの中、プロジェクトを進めていったんですけども。。。
その中で感じたのが、新規事業ってそもそも0の世界を自ら切り開いていくことで、だからこそ先が見えなくて当たり前、モヤモヤするのが当たり前の世界なんだなってこと。今までってけっこう既存事業の周辺、あるいは延長線上でこちょこちょビジネスプラン作ったりしてたんですが、今回のIoTみたいにそもそも市場がまだ出来上がっていない中で新しいことを考えていくのってこういうことなんだなって強く思いました。
次のトピックにも続いていくんですが、自分が今までコンサルコンサルしてきたので、こういうモヤっと感ってすごい嫌なんですよね。学生ながらではありますが、最近は何かやるに当たっては、まずそれなりに自分の中でエンドやそこに至るストーリーとかがある程度見えて来るんですよ。でも、今回それがなかなか見えてこない。議論のファシリや方向性付けはできるけど、エンドが描けなかったんですよね~。
新規事業で全く新しいことをやるときには、まずそこに必ず発生するモヤモヤ感に向き合い続けながら進んでいくことが大事なんかなって思います。(研究も似たようなところがあるかもしれませんね。)
◆議論をしっかり積み重ねて、次のアウトプットの土台にしていく
上で少し述べたように、新規事業って基本モヤモヤなんですよね。
自分もモヤモヤやし、プロジェクトの他のメンバーもモヤモヤ。。。
そんな状態のままだと事業どころかアイディアさえ出てこないんですよね。
そこでめちゃくちゃ大事になったのが、徹底的なリサーチとその後の議論のアウトプット化。
今まで新規事業ってけっこうアイディア勝負みたいなところがあるように感じてて(実際にいろんなところでもそう思われてて)、デザイン思考とか流行ったりしてると思うんですけど、今回のインターン通じて思ったのは、なんぼ新規事業でアイディア勝負って言っても、それ以前のリサーチがほとんど勝敗を決める!ってくらい大事、ってこと。
ちゃんとしたリサーチの土台がないと、発想する材料もなければくっつける材料もない。本当に雲をつかむような、地に足のついていないやり取りを繰り返すだけになっちゃうんですよ。
ちゃんとリサーチして、地に足がついていれば、どれだけモヤモヤしてても、また元のところに帰ってこれるし、帰ってこれるからこそ、それまで話したことをまたくっつけて、新たな発想につなげることができる。
それと、リサーチと同時に非常に大事なのが、議論のアウトプット化。
モヤモヤしてる時の議論って、とにかくわけわかんないから議論があっち行ったりこっち行ったり、でも何も進んでない感はみんな感じてるから、とにかくそのまま議論を続けていこうとしちゃう。
でもね、モヤモヤしてるからこそ一回立ち止まることってすごい大事じゃないかと思うんですよね。こういう議論ってただ話してるだけで、どんどん内容が流れて行っちゃうんですよ。流れて行ったあげく、それを思い出すのに時間を取られたり、また重要な示唆があったのに、それもどこかに行っちゃう。
だからこそ、一回立ち止まって、今まで話してきたことや、そのポイント、メリットデメリット、プロセス、、、そういったものをちゃんとアウトプット化することってすごい大事だと思うんですよね。これもさっきのリサーチの話とも関連するんですけど、やっつけのホワイトボードやポストイット、Googleドライブでの関連リンクの羅列ではなく、ちゃんとそれを体系化してまとめたり、文書、図、表、、、などの形でしっかり形に残していく、議論してきたことやその内容も同様にちゃんと表にしたり、フローチャートにしたり、図にしたり、、、
そうすることによって、自分たちの今までの思考も整理されるし、情報も整理される。そうしたら、また新たに思考していくことができるようになるんですよ。
別のベンチャーのインターン行ったときには、「時間もったいないからドキュメントなんて作ってないで、ガンガン進めなさい!」すごく言われたけど、新規事業をしっかり考えていくのであれば、逆説的かもしれないけど、誰もわかていない、この世に存在していない市場・モノだからこそ、めちゃめちゃ堅実に土台やアンカー、橋頭堡を築きながら進んでいくことが大事なんかな、って感じました。
◆総評的なもの
総じて、このインターン&某F社めちゃめちゃ面白かったです!!w
自分自身にとって、IoT、B2B、事業会社という点でもチャレンジだったし、お題の抽象度も十分に高くて、その分面白く感じられた。結局最後に出たアイディアは、正直内心微妙やったけど、その分また挑戦したいなって思わせられます。
それと同時に、やっぱりベンチャーでも、ベンチャーだからこそ自分のコンサル的能力って結構行かせられる部分あるんじゃないか、どう生かしていけばいいのか見えてきた部分ができたことが、個人的には非常に収穫。
ただ同時に自身の課題も再認識。メンター社員さんからの指摘もまさにドンピシャすぎて、正直脱帽でした。以下に、メンター社員さんからのコメントを紹介
よかったこと
→
・議論における要約。抽象化をしていた
・翌日までのタスク整理をしていた
・未来(2~3年後)から逆算して、進めることができていた→仕事もゴールを定めてブレークダウンする
・プレゼンがわかりやすく聞きやすかった
改善点
→
・アイディアだし(苦手でも取り組んでみよう)
・周囲の人を巻き込む力
アドバイスん~、まさに、指摘通りのところで自分自身課題を抱えている実感があって、でもまだ解消できてないんですよね。(しかも、最近その点がコンプレックスになりかけてきてる、、、orz)今回を機にそういったことも改善していけたらな~と思います。
→
・リサーチ力があったので、もっと自分の意見を出してもらいたい
・チームの中で方向性を見出すことは一番できていた
・俯瞰してとらえることは非常に重要なことで、自分なりのリーダーシップの出し方を作ってほしい。
会社の風土自体はすごい好きで、
何より役員さんがイケメンでクレイジーw
チームラボ辞めてこの会社来てたり、ナンパ大事めっちゃ言ってる営業の方。めっちゃ寡黙なエンジニアの方、、、インターン後の懇親会でピンポンパンゲームやりだすしw内定者の方やら社員さんやら、ばたばた潰れていくし、、、めちゃくちゃ個性的でめちゃめちゃ勢いある会社やな~って感じです。
こういう会社知れるのもインターンのいいところですよね。
さて、長くなっちゃいましたが、こんな感じ。
上記のべたように、色んな意味で自分自身にとっても新しい可能性や新しい視野の広がりを感じ、またここから今後につながる取り組みをしていけたらな~って思います。
それでは、
Shunichiro
0 件のコメント:
コメントを投稿