こんにちは。
Shunichiroです。
少々前のThe 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加しての感想やまとめなどの続きです。早いところどんどんアウトプットして、学びを固定化していきたいです。
さて、今回に関してはDay4・Day5をまとめてアウトプットしていきたいと思います。形式も少し変えます。インプットの内容より、自分が思ったことを中心にしていきたいと思います。ただ、一個一個のセッションで1記事書けるくらいの膨大なインプットをまとめているので、弱い部分は悪しからず。
さてさて、そんな今日の記事は、
- 若手挑戦者によるパネルディスカッション
- ネットワーキングランチ(みやじ豚)
- ダボス級の成長性!!
- 感性的な言葉を話す
になります。
◆1.若手挑戦者によるパネルディスカッション
強く印象に残ったのは、山梨の起業家戸田さん、ヒューマンライツウォッチの趙さんですね。
メモ書きな感じで、つらつらと。
戸田さん、
・とにかく前向き、スーパーポジティブ
・巻き込むと言うより、自分が楽しく、ありのままに。
・回遊魚のように
・でも、やりきる!ということは徹底している
・面白いと思ったことを手当たり次第にやっていく。やっているうちに上位概念で方向性は定まっていく。また常に面白いと思ったことをやっているから、モチベーションが下がることはない。そもそもモチベーションが下がるのは、本当にやりたいことをやっていないからでは?
・いきたい人いける人だけでやればいい
・来るもの拒まず、去る者ちょっと追う(笑)
・共感、テーマが本質的であるほど、人は集まる
趙さん
・NPOだからこそプロフェッショナル意識が必要。
・組織体制を構築することで、ルーティンにかかる時間を減らすことができ、本業=NPOとして生み出すべき価値を追求できる。
・プロボノの方たちの力をよりよく活かしていく
・業務の全部を遣ろうとするのではなく、ポイントポイントを押さえていく。
・仕事のこなし方として、「今日やらなかったら死ぬ」ことからやっていく。
・やりたいことをやるためには、時には「根回し」も大事。泥臭いことへの好き嫌いではなく、やりたいことを遣るためには大事な施策。大企業でのそういう経験は意外と大事。
あと、時間は前後しますが、、昼ごはん時に諸澤さんから聞いた話。
・手数料0=長期的、全体的に見たときの顧客価値を大事にしている。本当に大事なのは、お金を集めた後。その後のフォローアップの中でお互いの価値を共有していく。
・後発だからこそ、先駆者の抱える課題や批判をクリアした新しい事業を打ち立てることができる。
・手数料なしだからこそ、プロジェクトのデューデリジェンスや事後のフォローアップが非常に大事。本質的には、そここそが社会的利益にもつながっていく。
・クラウドファンディング、といいつつ、実際は身近な人の支援者などが多い。だからクラウドファンディングは、身内に対する本気の覚悟の表明的な意味合いもある。
◆2.ネットワーキングランチ(みやじ豚)
まさにプロデューサーな視点だと感じました。
既存のものをいかに違う見せ方をするか?それに合う新しいストーリーは何だろうか?それにふさわしい販売チャネルはなんだろうか?どんな売り出し方をしていけばいいだろうか?どんな仕組みをつくればいいだろうか?、、、またそういった背景には、その分野におけるビジネスモデルや構造をしっかりリサーチがされていることが大事なんだなと。しっかりリサーチをかけることによって、
既存のモデルの抜け穴や、それに適合するビジネスモデルなどが発想できる。
非常に印象的なモノとして、
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Photo Credit:by http://item.rakuten.co.jp/yorozuya-kura/c/0000000573/ |
を紹介され、「今の農業にはこういう視点が必要だ。」と。
地域再生でも農業等の1次産業においても、非常に含蓄のある一言だと思います。
◆3.ダボス級の成長性!!
Teach for Japanの松田氏による講演。
実は、ちょうど一年前くらいに松田さんの講演聞く機会があったのですが、お恥ずかしがら、全然記憶になかったのですね。
でも、今回松田さんのお話を聞いて、そのオーラに圧倒された。
内容、話し方、雰囲気、立ち居振る舞い、理論、、、すべてにものすごい迫力を感じた。講演の中でも、よく徹底的にPDCAを回しているという言葉を言っていたけど、自分自身に対してもめちゃめちゃ厳しくPDCA回しているんだろうな、ってすごい感じた。えげつない成長性を感じた。(こんな上から目線のような言葉自体非常におこがましいのですが、、、)
ヤバい、これがダボス級の人財なんやと。
やっぱりこういうセミナー来ると、自分の中の基準がグッと引き上げられるのが素晴らしいです。
自分の中の目標値がまたずいぶん大きく変わりました。
◆4.感性的な言葉を話す
最終日Day5の矢島さんの話になりますが、講演を聞いていて非常に感性的な言葉多いな~という印象を受けました。
「ほっこりする容器」とか
「落ち着くお菓子」とか。
確かに抽象的で伝わりにくい部分はありますけど、すごく共感性の高い言葉なんかなと思います。言語としてははっきりと万人に伝わるわけではないだろうけど、心にすごくしっくりくる言葉に感じます。
矢島さんの講演を聞いていて、そういえばカタカナ語は一切使っていなくて、自分の心がけなのか、それとも感性的に普段からそういうことづかいなのかは分かりませんが、非常に人を巻き込む力のある、言葉の使い方かなと思います。
もう一つ印象的だったのは、ほっこりするような外見に対して、すごいく芯が強い女性だなと感じました。世間的にもウーマノミクスだとか女性の登用に力を入れていますが、それとともに働き方に対する意識も変えた方がいいのではないかと思います。一般的に考えられているビジネスパーソンのイメージに対して、矢島さんのような外見ほっこりしているけどすごく芯がつよい女性の働き方は全然マッチしないと思います。・
全然異質な(いい意味で)パーソナリティとして、ちゃんと認めていく考え方が大事になるんじゃないかと思います。
以上ですね。
5日間の学びは非常に大きく、これでもまだまだ消化不良の部分もたくさんあるんですが、おいおい消化していきたいと思います。ちなみに結果的には、私たち阪大チームは中間審査落選、最終審査棄権でした。自分たちの一番奥底の方向性について話したところ、どうしようもできない不一致を感じたため、プロジェクトの続行を断念しました。
図らずとも、
「それ、本当にやりたいことなの?」
というミッション、ビジョン、、、全てを包括するような大きなテーマにぶつかりました。それはそれで非常に大きな学びだし、貴重な経験になった思いはあります。しかし、やはり多少の悔しさというかもどかしさは感じますね。自分自身も思い切り出しきった感は不十分な気がします。
自分自身、もろもろ含めて再出発していきたいと思います。
Shuncihiro
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