2016年12月26日月曜日

所感~自分の中の二項対立に目を向ける~

こんばんは。
Shunichiroです。

久しぶりの更新になりますが、新卒一年目の年末にもなりなんとなく感じていることを備忘録に。


実際働いてみて「自分ってこんな人間だったんだ~」って思うことがいくつかあります。それを二項対立の形で考えてみると、

●抽象的な概念か具体的な仕組みか
●コトづくりかモノづくりか
●対人間か対機械か
●対プロジェクトか対プログラムか




みたいなところですかね。
もちろん人によって定義や見方は異なるし、それぞれちゃんと対立項なのかみたいなところはありますけど、自分としてはこんな感じの対立を最近感じています。

まあ、自分にとって言えばそうだよねって部分もあるけど、明確に見えてなかったな~、違いを理解できていなかったな~みたいなところはありますね。学生時代に散々WSやらイベントやらコンペやらやってきて、結局IT系に就職して、、、みたいなところで、どうすればもっと成果出せるのかな?って思うと、この違いってところには目を向けてもいいのかなと思います。


要は、自分にとって好きだったり得意だったり面白かったりするのは、二項対立の前者のほうで、仕事でやってるITのほうはことごとく後者なのかなってところですね。

ただそれも自分がITについてわかっていないことがまだまだたくさんあって、まずはそのキャッチアップに必死で、ひたすらPCに向き合うばかりで、その先のこと(どうやったらユーザーを感動させられるか?どうやったらもっといいプロジェクトにできるか?どうやったらお客さん・ユーザーにイイね!て思ってもらえるか?)みたいなところを考えられるフェーズではない、というか「そんな余裕ねぇ!!」ってところは、間違いなくあると思っています。
(本来はそこが根っこにあったうえで、実装を進めていくべきなんでしょうけどね。。。)


が、とはいえ、文句や愚痴の投稿ではなく、あくまで最初に述べた通りただの備忘録。
まあ、要は
①いかに早く今のフェーズを抜けて、自分が本当にやりたいところ好きなところをやれるようになるか?
②ある種割り切って、二項対立の後者も楽しめるようになるか?(←ぶっちゃけ最近やっと少し楽しめるようになってきた。)
という感じですかね。


なんだかんだこういう記事や本、
Social Tech 100:テクノロジーで社会的課題に取り組む
http://www.socialtech.org.uk
「世界を変える7つの次世代テクノロジー」
https://www.amazon.co.jp/dp/4800311217/ref=wl_it_dp_o_pC_nS_ttl?_encoding=UTF8&colid=XN076Q6MOXJH&coliid=I2ZB6UBYZ5HB8Y
を見ると、ワクワク・ウキウキ・ホゲホゲしてくるので、早くこっちの世界(テクノロジーをツールとして、世界を変える”コト”)に飛び込んでいきたいな~と思います。


という、所感および備忘録です。
ちなみに、自分が何かを言えるような身ではないですが、所感ついでにもう一つ。自分の本棚はよく見たほうがいいということ。結局自分が好きで集めているもの・ジャンルのものって、自分の志向がかなり凝縮されて詰まっていると思うので、自分を知る上でも進路選択の上でもよく見てみる価値があるな、と思います。

*あくまでただの気づきで、別に今の進路選択に後悔などしてるわけではないですよ(笑)。
今いる職場は、非常にエキサイティングで、できないことも多くて、でも上司やラボメンもすごくありがたくて、この会社選んでなかったらこんな日々ないだろうなってくらい、色んな意味でエキサイティングですw

まあ、二項対立のおかげで自分の中の志向性を再確認できたし、どうやってそっちにもっていけばいいか考られるし、むしろこの二項対立の両方を兼ね備えるような感じになったら最強になれるんじゃないか?笑 みたいなアホな妄想ができるほどには元気です。


以上、そんな新卒一年目の年末の所感でした。
グダグダと色々すいません。
とりあえず、私は元気でやっています。笑


Shunichiro

2016年8月18日木曜日

地雷を踏まない・パターンを見つける

こんばんは。
Shunichiroです。

最近は暑い日が続いたり、雨が降ったり、台風が来たりと何かと不安定な天気の日が多いですね。今日も急な強い雨にやられて、スーツが濡れてしまいました。。。

さて、最近色々本を読んでいて、非常に面白いなと思ったのが、かの有名な「成功者の告白」ですね。色々と重要なポイントがあったのですが、その中でも特に「地雷を踏まない」「共通のパターンを見つける」というところが、非常に心に残ったので、拙筆ではありますが、一筆少し書いてみます。


◆地雷を踏まない
「成功者の告白」では、数々の経営を見てきた神崎さんのアドバイスの中で、「こういうステージでは××に注意しろ」という形で、主人公(すでに名前を忘れてしまった、、、)にアドバイスしています。

この「地雷を踏まない」というのは、自分も学生時代から色々やっていたり、今も駆け出しエンジニアとして勉強している中で、自分自身非常に実感として感じられています。

例えば、イベントや小さなプロジェクト一つとっても、なんとなく空気感みたいなところで「あ、このままいくとヤバいな、、、」というのを感じたりします。んで、その後やっぱりその通りになったり。あとプログラムを組んでいるときも、実装しながら自分自身「ん~なんか違うな」みたいなこととかね。

おそらくこの神崎さんが言っているのはそういうこと。
プロジェクトや何らかの物事の地雷がどこに起こりうるのか?失敗の可能性、落とし穴、そういった”失敗の種”となる部分をできる限りつぶせること、失敗のマネジメント、リスクマネジメントができることが、プロジェクトや物事をうまく行うのに大事な能力になるのではないでしょうか?


今の段階では、その場になってみてやっとそういった空気感を感じられたりするので、できる限り前倒しで「問題が起こる前に、問題が起こらないように対処する」ことができるようになるといいなと思います。



◆共通のパターンを見つける
同じく神崎さんの話になりますが「色んな業種・業態・規模の会社はあるけど、その中に共通のパターンが存在している」と言います。自分に起きたことを偶然と思わずに、その背後にある共通のパターンを見つけ、事前に対処していくことが大事であると説きます。

最近「成功者の告白」に限らず、経営本や投資・金融本なども読みますが、偶然にもそれらの本の中にも同じ趣旨のことが書いてありました。

「ビジネスというゲームに精通する」
「投資という世界の原理に気づく」 
「法則を知り、法則に従う」
などなど

物事表面的な部分でとどまるのではなく、その背景にある、さらにメタな部分というのをできる限り早くつかむことで、その世界で成功できるのだそうです。

そのメタな部分、パターン、原理原則、法則を知るためには、
①多くの経験から導き出す(「成功者の告白の」神崎さん型)
②メンターから学ぶ
③マスターマインドから学ぶ
などがあるんじゃないかと思います。


自分もできる限り早くそういったメンターや仲間を見つけて、より深いレベルでの学びや行動につなげていけきたいなと思います。



最近なかなか筆不精なせいか、駄文になってしまいますね。
社会人になったとはいえ、”自分のため”のインプットやアウトプットの時間は確保していきたいものです。そのためにも、サラリーマンになるのではなく、意識の上ではいつも”起業家”であり続けたいと思います。

精進します。



Shunichiro

2016年7月20日水曜日

スティーブ・ジョブズにならなくてもいい

こんばんは。
Shuncihiroです。

最近、暑いですね。
いまだに研修が続いている日々ですし、体調管理に気を付けながらやっていきたいと思います。


さて、研修でなかなか成果が出ていない日々ではありますが、前回の記事で仕事とは別にして、途上国関連の団体に参加することになりましたという報告をさせてもらいました。

まあ、自分なりに色々タスクをしたりしようとするのですが、まあ不思議なことに「なんでこの方法仕事中に思い浮かばなかったんだろう?」とか「この方法前から知っていたのになんで思い出さなかったんだろう?」みたいなことが、色々あったんですね。


自分でもすごく不思議なんですが、なんでかな~と考えていると少し思い当たるところが2点ほどありまして、
①環境の特殊さ
仕事(研修)の環境としては、かなり特殊でネットNG、パワポNG。
かなり乱暴に言うと、0からすべて自分の頭で考えて、指定のフォーマットでアウトプットを出して来い!って感じですね。

その無茶ぶり感が好きといえば好きなのですが、どうも自分で思ってたほど成果が上がっていないんですよね。おそらく、環境の制限を理由に、自分で自分の頭の中や発想を縛ってしまっていたんじゃないかと思われます。

定められたルールの中でも活用できる部分はあるはずなのに、自分で自分を会社のルールという枠にはめてしまっていたのかなと思います。


②アウトプットの出し方のクセ
そこで、なんでこういう環境下だとうまくアウトプット出せていないのか?というところなんですが、おそらく自分のアウトプットの出し方に合わせれていないんじゃないかと思います。

あくまで自分自身に対する仮説なのですが、自分が得意としているアウトプットの出し方は、
「入念に背景や歴史、事例を調査、研究したうえで、そこを超える新たな価値を出す」
というところにある気がします。

例えば、学術でいえば論文などはまさに先行研究ありきのところありますし、新規事業や新規プロジェクトなども入念な市場調査や競合分析による他社とは違うロジックのひねり出し、みたいなところありますよね。スタートアップ系でよく言う、「誰のなんの問題を解決する?」に続く、「なぜ、今までそれが解決されていないのか?」の問いのところですよね。(業界違い不勉強な自分が、偉そう述べているのが大変恐縮ですが。あくまで自分のための思考の整理なので、見逃してもらえたら、、、)

だから(?)、自分が「いいな!」って感じるところって、スティーブ・ジョブズみたいに「俺の理想を貫く!ユーザーは黙ってついてこい!」みたいなやり方ではなく、入念に調べたうえで着実なところを突いてくる企業さんとかのほうが好きなのかなって思います。あとデザイン思考の手法を学んで取り入れていたことも、背景にあるのかな~とか思います。こちらも何の根拠のない思い付きですが。

(例えば、内定いただいていた、アドテク関連の某F社さんの社長さんの考え方はすごく好きでしたね。他にも、自分が在籍している企業のシンガポールオフィスで聞いた話なんかも好きでしたね。*そんなに機密情報というわけでもないですが、詳しくは述べないことにしておきます。)



というところで、なんとなく今の自分のパフォーマンスから、自分の思考・志向のクセを考えてみたのですが、要は、

「みんながみんなスティーブ・ジョブズにならなくてもいい。自分には自分に合ったやり方やスタイルがある。それをより早く見つけ、磨き上げていくことこそが大事である!」

というところですかね。
まあ、重箱の隅をつつくように考えれば、ジョブズも単に自分勝手な理想の押し付けをしているのではなく、ユーザーの目線に立った時にどうあるべきか?を追求した結果であるという見方もあるので、一概には言えませんけどね。


ということで、話をまとめると、、、
すべて無から理想を描き出せ!というアウトプットの出し方は、今までに経験していないチャレンジになるため、なかなか成果を出せていないというところかなと思います。逆に、今の研修の期間が終わって、現場に配属されてネット使っても大丈夫!な環境になったら、そこら辺の強みが生きてくるのかなと思います。

そういった自分の強み・スタイルを再確認するのも大事ですし、だからこそ今の研修という機会は、今までの自分にはないチャレンジングな方法を試し、身に付けるための機会なのかなと思って、頑張りたいと思います!

早く研修突破して、現場でバリバリやりたいものですね!


Shunichiro

2016年7月10日日曜日

再チャレンジ

こんにちは。
Shunichiroです。

今日は選挙に行ってきました。
今回の選挙は、今後の日本の方向性が変わる大きな節目だと思います。私の一票でも、何かほんの少しでも意味のあるものがあれば幸いかなとか思ってます。

仕事の方は相変わらず、なかなかシビアな状態が続いていますが、気持ちを強く持って頑張っていきたいと思います。


そんな状態ではありましたが、、、
新たなチャレンジをすることにしました。

学生の頃から力を入れてやっていた、途上国×モノづくりの団体See-Dにスタッフとして取り組むこととなりました。学生の頃は大学内でメンバーを募り、See-Dが主催しているコンテストに参加者として応募していたりしましたが、色々あって活動は続けられず、自分が行っていた団体も解散ということになり、非常に悔しい思いをしました。


社会人となったこのタイミングで、スタッフへのお誘いの話を受けたのも何かの縁かなと思います。未だ研修中の身、配属先も職種も未定で、時間的拘束も大きい。。。


そんな中でどれだけ時間を割けるのかもどれだけ貢献できるかわからないけれども、あの頃と同じように、自分のできることを真摯にできる限りやっていきたいと思います。

だから、自分の持ったテーマに関しても、そして自分自身に対しても「再チャレンジ」。気持ち新たにやっていきたいと思います。


そんな、所信表明でした。
まずは、なる早で研修終わらせたいですね。
これから暑くなってくるので体調管理に気をつけながら、頑張ってやっていきたいと思います。


Shunichiro

2016年5月12日木曜日

商材を売っているのではなく、お客さんの問題解決を行っている!【2016-No.5】

こんばんは。
Shunchiroです。

前回のブログで、開発のやり方や考え方のコツをつかんだ!みたいなことを言っておきながら、GW明けから体調崩すわ、評価ズタボロやらでなかなか厳しい一週間を過ごしております。明日で今週は終わってしまうので、明日もうひと頑張りして、よい週末を迎えたいものです。


今日は営業さんがやってきまして、営業について色々講義いただきました。
その中でなかなかにしびれた言葉があったので、紹介します。

「勘違いしないでほしいのが、自分たち営業は「自社製品名」とか「自社製品名2」っていう商材を売っているのではなくて、お客さんの問題解決を行っているんだ。だからシステムがどうのこうのとかではなく、お客さんの本当の思いや本当の課題を突き止めて、そこに対する解決策を一緒に考えているんだ。だから、お客さんから信頼してもらえるようになるんだ。」 
なるほど。
まだまだ研修中の身で配属もどうなるかわかりませんが、こういった姿勢や哲学、考え方を身に着けていきたいなと思います。


ついでに、別の機会に紹介された開発さんの言葉も紹介
「ある一人にとってすごく使いやすいものを、みんなが使うようになっていく。」

こちらも、なるほど!ですね。
確か「小さなチーム、大きな仕事」の37シグナルズとかも、あるいはホンダだったかな、ヤマハだったかなも最初は妻のための電動自転車から事業が始まったと聞いたこともあるし、今話題のシリコンバレーやスタートアップの世界においても、そういったことってすごくよくある話なんじゃないかと思います。


こういったことに思いを馳せながら、研修頑張っていきたいですね。
それでは。

Shuncihiro

2016年5月4日水曜日

グランドデザインからフォーカスへ【2016-No.4】

こんばんは。
Shuncihiroです。

GW前半は関西行ったり実家帰ったりでゆっくり出来ました。
GW後半は切り替えて、家でプログラミングの勉強ですかね。今のところ自分なりの勉強法が確立できているわけではないので、最初は非効率を容認して、色々試してみようかなと思います。何事もそうかもしれませんが、何かしたら急にできるようになるような魔法はないので、地道にやっていくのが遠いようで一番近道かもしれませんね。(むしろ、急にできるようなる魔法があればけっこうガチで知りたいです←切実)


さて、今日は簡単な備忘録程度。
先日ブログに書いたことですが、自分の中でしっくりくる言葉が見つかったのでメモしておこうかと思います。タイトルの通りではあるのですが、
「グランドデザインからフォーカスへ」
という言葉が、今の自分の状況、考え方の変化を言い表すには適切なのではないのかなと思います。今まで経験してきた、大きな視点からの戦略や構想・プロデューシングから、これからはユーザーのマイクロタスクや製品機能単体への圧倒的フォーカスの視点を身につけることが大事なのかなというところです。
この言葉を合言葉に日々の仕事に生かしていけたらなと思います。


今日はそんな感じで、短めの投稿でした。
たまにはそういうブログの日も作っていってもいいのかなと思います。笑

今日もありがとうございました~


Shunichiro

2016年4月30日土曜日

「絵を描く人」から「モノを作る人」へ【2016-No.3】

こんにちは。
Shunichiroです。

GWはありがたいことにお休みをいただけまして、久しぶりに関西に遊びに来ています。離れていたのは2か月とはいえ、久しぶりの関西の雰囲気に感無量になります(笑)リアルに配属希望を関西にしようかな、とか思う今日この頃です。(希望通りに叶えばですが。(その前に希望を言える身分であればですがw))


まあ、何を書こうかなとか思いつつ、今日は仕事の備忘録的に気づいたことや思ったことを書いていきたいなと思います。仕事といっても全くの新卒で、ひたすら研修課題のプログラミングにいそしむ毎日ではありますが。

まあ、IT系なので何らかのシステムだったり、何らかのサービスだったり作っていくことになるんですね。そのときにどう考えていくかってところが大事になってくるんですよね。

今まで自分多少なり(いや、ほんのすこしw)ともかじってきたビジコン的なところとかだと、よくある「顧客の課題は~~?」から始まって、競合との比較やら市場分析やら成長予測やらなにやらやっていく感じだったのですが、システムとかITの場合ってまた勝手が違うように思うんですよね。

あくまで先輩社員から受けたフィードバックやら、色々話を聞く中での自分の所感やら、というところになりますが、

システムとかITの場合って「顧客の課題は~~?」から始まった後、
●「顧客がどんなときにそれを不満に感じたのだろうか?」とか。
●「それは、どんなことをやろうとして、どんな機能を触ってたときなのか?」とか。
●「顧客はそれをすることで、どんな情報を得ようとしていたのか?どんな出力を期待していたのか?」とか。

みたいな感じで、”システムの観点”から、顧客のマイクロタスク(←自分命名w)まで落とし込んで、顧客が感じたであろう課題を考えることが重要なのかな~と。そのなんらかの課題が案件・要望の発生につながっているわけで、その背景にある種々様々な情報やら思いやら機能やら期待やら、、、を考えていくことが求められているのかなと思いました。


こうやって文章に落としていて何となく思ったのですが、ビジコンとかって大きな絵を描くことが求めれていて、「顧客の課題は~~」から、どうサービスの拡大までを考えていくか?という頭の使い方だったように思いますが、IT・システムの場合、そのプロセスが逆で、「顧客の課題は~~」からどんどん細分化・マイクロ化していって、その最小単位の課題のところを特定して、そこにITやシステムを用いて解決していくという絞り込みの絵なのかなと思います。


社員さんが言っていた言葉から、自分なりに解釈をし、上記のような考えになったわけですが、ざっくり自分の言葉でまとめると、
「ユーザーが一番不満に思っているマイクロタスクを絞り込み、その一点に思い切り特化して、その一点において圧倒的にメリットが出るような最強のシステムを考える」

という感じなのかなと思います。

今まで大きく物事を考え、ダイナミックに課題を解決するという方向の頭の使い方をするという機会が多かったため、思い切り絞り込みに絞り込みを行って、その一点に思い切り特化するという考えには自分にとってはなかなか衝撃的な気付きでした。


ただ、この思い切り絞り込んで、その一点に最強のシステムを考えるという方法をやってみてすごく感じたことが、実現性の感覚なんですよね。社員さんにフィードバックもらうまでは、「このシステムどうやって作ったらいいんだろう??できる気しねぇ~~orz」感が半端なかったんですが、マイクロタスクに絞り込んで考え直した提案だと、自分の中で「こうやって、ああやって、こうしたら、このシステム作れるんじゃね?」的な(勝手な←)思いが湧いてくるんですよね。


結局、何かモノ(サービスなりシステムなり)を作っていく段階になると、こうやって落とし込みに落とし込みを重ねた後の「これやったらできるんじゃね?」感ってのがすごく大事になるのかなと思います。

今まで自分はずっと「絵を描く人」だったことが多かったのですが、「モノを作れる人」になりたい(正確には「モノ”も”作れる人」になりたい)と思って、この会社を選んで、最初の一か月、実際にそういう経験を密度濃くやらせてもらって感じた感触ってところですね。


正直、先週までけっこうメンタルやられてたり、「エンジニアなるとか無理なんじゃね?」的な思考になりがちだったのですが、気づきを得てからは「これやったらできるんじゃね?」感によって、早く出社したい!コーディングしてみたい!とかいっちょまえに思うようになりました(笑)システム設計って面白いかもしれないですね。


GWは関西きて友達としゃべったり飲んだり、実家帰ってゆっくりしたりして、メンタルリセット(←ガクト様w)して、残りのGW後半はプログラミングの勉強に励もうかと思います。


というところで、
これから友達と飲み!
楽しんできます!(^^)!


Shunchiro

2016年4月24日日曜日

"できない自分"という認知的不協和との闘い【2016-No.2】

おはようございます。
Shunichiroです。

新生活始まって、最初の給料日間近の休日ですね。
2月3月はバイトしてなかったし、引っ越しやらなにやら出費がかかることも多かったのということもあり、財布がやばくて、いかにお金を使わずにリフレッシュするかが問われているところですね(笑)

その中とはいえ、昨日は久しぶりに散歩したり、献血に行ってきたり、なんだかんだリフレッシュな感じではありますね。


とはいえ、課題のキャッチアップのために、土日もプログラミングばかりしており、あまり気の休まらないという感じがします。いつもよりちょっと朝寝坊できるとはいえ、微睡の中で見る夢はたいがいプログラミングやら研修やらに追われている夢ばかりです。。。

傲慢かもしれませんが、正直に言ってしまうと、今まで自分は周りの人と比べた時にある程度”できる人”側にいたように思います。大学の仲間同士で何かプロジェクトやっていたときも、イベントのようなもので参加者の方々とチーム組んだ時も、就活やインターンなどでチーム組んだ時も、さらにはStartupWeekendで社会人の方々とチーム組んだ時でさえ、”できる人”側にいることが多かったと思っています。

それが現在、同期(しかも自分より年齢は下)の人の中で、圧倒的に”できない人”側に入っています。お恥ずかしながら、自分自身を過信しまくっていた、あるいは同期の力をなめていたというところもあります。

とはいえ、自分が”できない人”側に回ってしまうことを想像すらしておらず、”できる”と思っていた自分とのギャップの中で、非常に心落ち着かない日々を送っています。



こういう今の”できない自分”が抱えている不快な感情って、「認知的不協和」という言葉で説明されます。少し長いですが、認知的不協和を説明すると、

認知的不協和
人は自分の信念や、それまでの行動内容とは矛盾する、"新しい事実"を突きつけられると、"不快な感情"を引き起こします。その結果、自分の信念や行動と、"新しい事実"のどちらか一方を否定して、矛盾を解消しようとします。これを認知的不協和と呼びます。そのとき、信念を変えることが困難な場合、人は"新しい事実"の方を否定しようとします。

代表的な例がタバコで、タバコを吸うという行為に対して「タバコを吸うと肺がんになりやすい」という"新しい事実"が提示されます。すると、行動と事実の矛盾に対する不快感が起こり、タバコをやめるか、事実を否定することで矛盾を解消しようとします。しかしタバコには依存性があり、やめるのは困難です。したがって、事実の方を否定して矛盾を解消しようとします。

そこで、「タバコを吸っていても長寿の人もいる」とか「肺がんよりも交通事故で死亡する確率の方が高い」といった理屈を考えます。しかし認知的不協和の状態にある人はその時点ですでに結論ありきで考えているので、論理的に考えていない可能性があります。つまり頑固になっている状態といえます。(参考:http://ronri2.web.fc2.com/hanron17.html)
 ということなんですね。
つまり今まで”できる自分”という思い込みに対して、新事実として”できない自分”が提示されたことで、現在の自分の中には矛盾状態が起こり、不快な状態になっているということですね。

この矛盾状態をどう解釈し、どう矛盾を解消していくのかが今の自分には問われているんですね。


ちなみに上記記事では、認知的不協和によって生じる「不快感の強さは信念の強さと比例する」と述べています。認知的不協和における不快感が強いということは、それだけその不快感を取り除くべくエネルギーが働きやすいという状態にあります。

つまり、”できる自分”という強い信念に対して、”できない自分”という非常に不快甚だしい新事実という矛盾を消化するために、この強い不快感を、消化のためのエネルギーにうまく転換するという行動を起こすことができるのですね。

自己啓発の本などを読んでいた中で、こういった認知的不協和状態をうまく作り出すこと、事実ではなく、信念が自分を突き動かすという趣旨のことはよく書いてあるように思います。まさに、今の自分の状況、今の”できない自分”という新事実を打ち消し、本来のあるべき姿である”できる自分”を強く思い描き、その認識を取り戻すためのエネルギーとして活用しよう!というところですね。


というところで、認知的不協和の話題を持ち出すとともに、今の自分の心理状態やその感情をどう転換するかについて考えてみました。

認知的不協和は、自己啓発という点では信念をより強固にし、望む目標を達成するのに使えるツールですが、その反面他者との議論や意見交換の場面などでは建設的な方向に進むのを阻害してしまう要因にもなりかねないので、その使い方には注意が必要だと思います。


休日入る前の金曜日などは、能力によるクラス分けなどもあり、少しイライラしていたのですが、今回のブログを通じて、少し現状および気持ちの整理がついたので、改めて気合い入れなおして頑張っていきたいと思います!



さて、GWですが、まさかの有給前借りとかいうめっちゃありがたい制度があるとかなんとかとのことで、最大10連休とれるかもということwwwせっかくなので、久々に関西帰ったり、友達とお酒飲んだり、実家帰ってちょっとゆっくりたり、そしてそれでもまだ残っている休みを使って、ひたすらプログラミングやりこんでみようかなとか思います(笑)

そしたら明日から4日間は、気が緩むことなく、むしろ週明けのクラス分けによる席替えで十分に不快感をため込んで、エネルギーとして爆発させていきたいなと思います。笑



Shunichiro

2016年4月17日日曜日

新生活とコーチング【2016-No.1】

こんにちは。
Shunichiroです。


久しぶりの更新ですね。
前の投稿でブログ引っ越す、とか言っていたのですが、結局色々しっくりこなくて元のブログに戻ってきました(笑)やっぱり「Noblese Oblige」というタイトルがいいんでしょうね。一番しっくりくるというか、一番自分らしいような気がしています。


というところで、今日の更新です。
①新生活始まりました。
②コーチングまとめ


【①新生活始まりました】
無事にというか、やっとですね大学を卒業することができまして、4月から社会人やっています。なかなかにハードな毎日ですが、まだまだ足りない!という感じですね。今はまだ色々キャッチアップしなきゃいけない部分も多かったりあまり面白くないタスクが多く、少しモチベダウンしがちなところもありますが、早くガンガン能力発揮できるようになりたいなと思うところですね。


というあたりで、次の②の伏線になっているのですが(笑)


【②コーチングまとめ】
友人に頼んで、ビジネスコーチングを受けています。
というか、昨晩が初めてのセッション。

正直①で先述したように、少しモチベダウンしがちな部分があったのですね。
そこに対して、

  1. 「今何を考えていて、どんな心境なんか?」
  2. 「その原因は?」
  3. 「逆に今まで(過去)はどうだったの?」
  4. 「自分が能力を発揮できる条件・環境とは?」
  5. 「そういう条件・環境にはどうやったら持っていけるか?
という感じで、モチベ上げつつ、具体的なアクションまでもっていくという形でした。


1.「今何を考えていて、どんな心境なんか?」

  • 少しモチベ下がり気味
  • 課題の要求と、自分の回答のずれに疑問
  • やっぱり周りの同期のレベル高くてすげーな

2.「その原因は?」
  • スキル面:慣れないプログラミングで戸惑っている?
  • 周囲との環境、関係性:慣れない環境(今まで自分が優位な状況にいることが多かったが、現在同期の中ではキャッチアップが遅れている。)で能力の発揮の仕方がみえていない?
  • 精神面:メンタル的な部分で、過去のトラウマを脱却しきれていない?

3.「逆に今まで(過去)はどうだったの?」

  • 自分が圧倒的に優位な立場にいることが多かった
  • 自分がよく知っている、知識・経験ともにある程度自信を持っている分野
  • 俯瞰的に物事を見て、色んな視点から分析したり、新しいアイディアを出したりできた
●自分は「知識」をベースにして、能力を伸ばしていけるタイプなのでは?
●その上で、知識を結び付けて新しいアイディアにしたり、既存で知っているものを今いる分野に関連付けたり、活かせるところを持ってくる能力
知識を新たに翻訳する力
に長けているのではないか?



4.「自分が能力を発揮できる条件・環境とは?」

  • 自分が知識・経験を有し、場の主導権をとれる状態
  • 知識・経験を土台に、どんどん新しいアイディアや新しい視点を提示できる状態


5.「そういう条件・環境にはどうやったら持っていけるか?」

  • まずはプログラミングに対する知識を身につける
  • プログラミングだからと言って特別な意識(いわゆる”苦手意識”、”メンタルブロック”、”精神的ハードル”)を持つことなく、今までと同じようにインプットし、アウトプットするだけ
  • 今までやってきたように、まずはたくさん”本を読む”(今回の場合、プログラミング関連書籍を読むことやたくさんコーディングをしてみる)
  • そのうえで、新たな見方や考え、工夫を試してみる
→次回のコーチングまでにやること、
『プログラミングをやる中で、
    「これっていわゆるアレだよね」
    「要はアレと同じようなものだよね」
    「この部分ってアレと同じような考え方だよね」
みたいな形で、プログラミングに関して、自分が好きな形で翻訳してみて、それをメンターに伝える』


6.今後の課題
●新しい生き方モデルの明確な更新
●自分が下の立場になったときにどうする?

    ①戦う土俵を変える/見るべき指標を変える
          *高校野球やってたときはまさにこれ!
⇔戦う土俵を変えれないときは?
    ②猛烈に知識をキャッチアップする→自分の能力を生かせる条件・環境に持っていく
    ③その環境の中で、工夫できる点、自分の強みが生かせそうな点を探す
    (*次回コーチングまでの宿題)


7.番外編
●生き方として目指したいモデル
=曹操孟徳 + プレイフルラーニングの上田先生
●大きな失敗をした後、自分の能力が下がったと感じる傾向がある
⇔でも、能力って下がるものでもないでしょ?
だったら、
     ①気持ちの問題
あるいは
     ②既存の能力と失敗により気づいた新規に身につけるべき能力との間での整理がつい
      ていない、という状況なのでは?
●メンターから見た、自分の強み
=自分で考えて、アウトプットする能力
=本質をつかむことへの強さ
●メンターから見た、自分の弱み
=要求通りに答えを出すこと、ルールの通りに従わないといけない場面
(今回のモチベダウン気味の要因は、まさにこの弱みの状況に合致)

●ビジネスプランの話に対する思考の回転
メンターが新たに取り組んでいるアイディアの話を聞いて、ビジネスモデルは?競合は?類似のサービスは?どんな事例が?とかにすごく思考が回った。おそらく、自分が知っている分野では能力は発揮できる


という感じですかね。
あと雑談の中で話題に上がった
「優しくないよね」
は、まあ自分なりに自覚はしているけども、なかなか難しい。
自分なりの解釈としては「優しい」=「寄り添う」みたいなところはあるけども、翻訳した「寄り添う」ですら、言葉ではわかるものの体感として(あるいは体得として)はよくわかっていないのですよね。

そこらへんも踏まえて、今後の生き方モデル探しというところでしょうかね。



久しぶりにブログ書きましたが、なかなか楽しいですね(笑)
ブログを書けるようになるまでに、メンタル回復したともとれるし、そもそもそこを気にしている時点でメンタル回復しきっているわけではないかもわからないですが。

まあ、なるべくぼちぼち更新していきたいと思います。
(ちなみに今思い返すと、ブログ書くのと能力成長もけっこう相関していたような。)


では、明日からまた研修頑張りますかな。
(ちなみに、今までの国際開発分野とは心機一転、IT企業への就職で、しかも開発・エンジニア志望です(笑)この辺りも今後ブログに書いていきたいな~と思います。)

それでは。




Shunichiro