2017年12月31日日曜日

2017年振り返りと2018年に向けて~私生活編~


こんばんは。
Shunichiroです。

本日3本目の更新。
なんだかんだ仕事が忙しく(洒落にならないレベルで。。。)、今年はあまり更新できなかったので、来年はもう少し頑張りたいと思います。やっぱり自分の中では、ちゃんとブログなりなんなり使ってちゃんと振り返りを行うことで学びや反省を生かしていく、プラスのフィードバックループがうまく回るような気がしています。
自分の学びの振り返り、定着のためにブログを有効活用していきたいですね。

さて、2017年の振り返り~私生活編~です。
テーマ目標実績振り返り
読書150冊105冊・仕事と疲れにより時間取れず
・後半の伸びはツタヤを発見したのが非常にプラスの効果(ほぼ毎週入り浸った)
・とはいえ乱読だったため、仕事に活かせたかというと微妙
・Google関連の本は非常に興味深かった。自分もまたIT系企業にいるので、参考になる部分や「あるある」的なところもあり、ある種のIT系企業の文化人類学的な視点で見ることができた。いずれこの点に関してもまとめたい。
貯金1××万円×××万円・もともとストレッチ目標ではあったが、ストレッチを達成する作戦に欠けていた
・持ち株会だとか確定拠出年金だとか、強制的に貯金できる仕組みを作ったのは大正解。
・FXでは思い切ってかけることできなかった。負けるときは大きく、勝つときは小さくという状態。判断基準を明確にして投資を行っていく。感情に流されない。
社外での学び・森から世界を変えるWS
・国連系セミナーなど数回
・スタートアップウィークエンド
・企画設計能力は身についてきている、反面、0からのサービス立ち上げ能力は皆無
・相変わらずコンサル・ファシリはできるけど、自分からのアイディア企画・提案力は低い
・自分に足りないのは、思いを何らかの形にして人前で発信する力。いつまでも裏方であろうとしてはいけない
英語・チェンナイやり取り・"英語"という目標は掲げていたものの、具体的な目標がなかったためなんととなく頑張っただけ感が半端ない
・何を得たいのか、何をもって学べたとするのか?指標・目標・KPIを持つ
・TOEICなどの外部指標を有効に生かす
その他・資格系=未着手。そもそもどんな資格があるのか調べる
・チャレンジ系=友人の助けもありいろいろやれた。来年はより精度高めにPDCA回して、再度チャレンジ。一緒にバカやれる友達大事
・動画学習はもっと取り入れてもよい。仕事で疲れ切らないことが大事。余力を残す。

全体的に、目標は持ったけど、その具体性や達成に向けた作戦に欠けていたという状態。
読書にしても、得たいものを明確にしたうえでその知識を得るという、テーマを絞った読書を考えるべき。(かといって、エンジニアの技術本はあまり読む気がしなかったので、それが原因で読書自体しなくなってしまうくらいなら、読みたいように本を読むのがいいという判断。)

上記を考えると、
・会社の学びと個人の学びの方向性をそろえる
 →プラスのフィードバックループを回していく
 →(そもそもエンジニア本に関心ない時点でヤバイ?)
 →自分が興味あって関心持って学べる領域のほうに、仕事自体をシフトしていく
・達成すべきものを定め、そのための線表を引く。試験日程などを調べる
 →Redmineだとか何らかのタスク管理ツールを使って管理
・そもそもの仕事の負担を減らす
 →普段の仕事の時間を図る
 →無駄な時間を洗い出し、それらを改善、Removeする
 →上司や周りを気にせず、さっさと帰る。会社に気を遣いすぎない。自分の人生は自分のモノ。
・自分がやりたいことを発信していく。
 →発信できる形にまで自分の中で具体化していく
 →共感されないだろうと決めてかかるのではなく、どんなことでも発信してみる
 →バカになって突っ込んでみる
みたいなところが、改善の余地ありかなーと。

ざっくり2017年はこんな感じでした。
あと3時間足らずでもう2017年は終わり、2018年になりますが、2018年は諸々含めて今年とは別の意味で激動の予感。大学院受験、転職、TOEIC、読書、資格などなど。。。やりたいことはいっぱい。社会人3年目となるところもあるので、諸々含めてしっかり考えて、やるべきことをやっていきたいですね。

では、皆様よいお年を。


Shunichiro

2017年振り返りと2018年に向けて~仕事編~


こんにちは。
Shunichiro です。

今日は12月31日、大みそか。
せっかくなので、今年一年の振り返りと来年に向けての簡単なまとめをしようと思います。今年一年やってきたこと、思ったことをざっと並べていくと、、、

1月、2月・新規機能開発・全量が全く見えてなく、現状認識がまるできてなかった
・環境問題に対して、積極的に自分から解決に動けなかった
3月・モバイルアプリの企画・設計・とにかく早く手を動かせたのは〇
・一手一手に対して、ほんの少しでもいいから考える視点を増やす
4月・新規機能開発・I&Sシートの力強さ
・業務フローを細かく分解して、フローごとに考えていく
5月・チェンナイとのコンタクトセンター・UI&UX設計以外、つまり実装面について全然考えられていなかった
・課題の認識はあるものの、先延ばしにしてしまっていた
6月・デモ部隊招集
・チェンナイとのコンタクトセンター
・マネージャー不在の中、自分なりに考え裏でかなり積極的に動けていた
・まずは自分が積極的に示す→そのうえで周りに対して立ち回っていく
7月、8月・チェンナイとのコンタクトセンター
・体調不良
・タスクを抱え込みすぎて死んだ。自分からやりたいと言ったことでも、無理なときは無理という。意思と現実は分ける。
・工数を数字で見積もる。話の材料に使う
9月、10月・新規機能サーバーサイド実装
・チェンナイとのコンタクトセンター
・仕様の確認、テスト観点が甘い。
・業務のフローとプログラムのフローの違い。
・TDD手法
11月・チェンナイ受け入れ・Factをつかむ
・何をもって「確認できた」とするのか
・課題の切り分け
・キーマンは誰か?キーマンを抑えられているのか?
・細かいところまで疑問なく、進められるか?事前につぶせるとことはないか?
12月・実装、Bugfix
・チェンナイとのコンタクトセンター
・来年以降のガント作成
・回収力の高さ、低さ
・何にピン止めしているのか?行動の基準、判断の基準、優先順位を間違えない
・現状認識とスケジューリング、全量と進行状況、ポイントとリスクの観点

ってな感じ。全体的にチェンナイ多め。

■成長した点
・”プロジェクト”に対する全量把握、ガント作成、状況把握、整理する能力。
・どこで何を死守していないといけないのか?優先順位の中で今自分は何をしないといけないのか?の判断
・仕事の進め方、工数見積もり、ステップと相談
・フレームワーク化の工夫

■今後の課題
・実装時の全量把握、細かい仕様の確認、具体的な手順の確認が落ちる
  →エクリプスの機能をうまく使う、仕様を確認する、MR時の確認観点のフレームワーク化、手順のエクセル化などで、苦手領域を自動で克服する仕組みを作って回すようにする
・いざという時の実装力の弱さ(回収力の低さ)
  →早めに仕様・修正方針を確認、手を動かす内容をクリアにする
  →修正箇所の特定を早める(特にjs周り、デバック力)
  →数こなすしかない??
・工数とリスクの見積もり
  →最速でうまくった場合の数字を出しがち
  →健在リスク、潜在リスクを踏まえたうえで工数を出す
・早めのアラート、上司を動かす、先延ばしをやめる
  →タスクの抱え込みをやめる、適切にアラートを出す。
  →上司が忙しくても、伝えるべきことは伝える。
  →必要なら、別動隊にしてもらうor他に人を立てるなどで、認識してるけど先延ばしにされがちな問題に対処していく
  →上司を動かす


という感じか。。。
細かく書くと死ぬほどいろいろ出てくる気もしますが、まずはざっくり棚卸。
できるようになった部分もあるし、まだまだ課題な部分も多い。特に、上司回り実装力工数見積もり、この辺りがカギだろうか。


2018年は会社回りもいろいろと動きがあり、また自分自身も今後の去就を考えている段階なので、どうなるか読めない部分は大いにあるが、上にあげたような課題はどんな仕事であれ重要なことだと思うので、克服・成長できるように頑張っていきたい。


Shunichiro

人間力とストーリーテリング

こんにちは。
Shunichiroです。

早いものでもう2017年も終わりですね。
最近ある理由で、会社外の人と話す機会が多く、その中で”自分を伝える”という技術の重要性を感じています。
今日はそんな中知ることになったある考え方についてまとめようと思います。
それがタイトルにある「人間力」と「ストーリーテリング」ということです。

  1. コンサルに大事なのは、ロジカル性よりも人間力
  2. 人間力とストーリーテリング
  3. テクノロジー社会だからこその人間力の重要性


■1.コンサルに大事なのは、ロジカル性よりも人間力
俗に”コンサルタント”というと、ロジカルでスマートでパリッとしたスーツを着ていて、話し方も論理的で、綺麗なパワポを使って、納得性のあるアイディアを、バシッとプレゼンしてくれる。。。そんなイメージがあるかと思います。(皆さんの中にはそんなイメージ持っていない方もいるかもしれませんが、私はそんなイメージでした。)

そんなイメージを前提にあるコンサルタントの人と話をしていたのですが、話の途中で先方からなかなか痛烈なお言葉をいただきました。

「○○(筆者)さん、私が求めているのはそんなあなたじゃないんです。私が知りたいのは、あなたの人間臭い部分や泥臭さがにじみ出るようなエピソード。それこそが知りたい。
あなたの理系的な理路整然とした話し方やスマートな話し方は、私には真似できない。でも、今のままのあなたではコンサルでは結果を出すことはかなり難しいでしょう。なぜなら、相手も人間。あなた自身を知ってもらって好きになってもらえない限り、心を開いてなんてくれない。心を開いてくれない相手に対して、コンサルティングなんてできるわけがない。」

とのこと。
正直私は面食らいました。
コンサルといえば、まさに冒頭で掲げたようなイメージを持っていましたし、コンサルの方と話すときは、そういう(相手と同じようにスマートでロジカルな)自分を見せることが大事だと思い込んでいました。

でも、実際は違った。
先方のおっしゃることは、自分が今まで読んできた色んな経営本にもコンサル本にも載っていないことだけど、本当に真をついていると思いました。自分が相手の立場だったとしても、自分に対して本音を話してくれていないと思うし、ましてや好きになってくれてなんていないでしょう。

生身の自分というものを出しながらも、プロフェッショナルとして相手に寄り添っていき、時に厳しい物言いもするときもある、でも、理論ではなくその人自身を信頼しているからこそ、クライアントに応えてもらえる、そんな姿勢こそがコンサルタントに必要なのかと、今までの考えを改めるきっかけになっています。

「お前がそこまで言うんやったら、、、しゃあない、やってみよう。」
そんな下町的で泥臭くて人間味にあふれている世界、コンサルの世界って実はそんな風に非常に温かい人間関係にあふれている世界なのではないかと思いました。



■2.人間力とストーリーテリング
1で述べたように、生身の自分、人間臭さ、人間力というものが問われているのだということを書きました。次の課題は、人間力というものをどうやって出していくのか?というところ。

自分が何者で、どんな人生をたどってきて、どんな将来を歩んでいきたいのか?というところを、いかに語るのか?というのが大事だと思っています。しかも、簡潔に。

この能力について、一般的な言い方をすると、「ストーリーテリング」という言葉が適切かと思います。自分が先方と話している中では、「ストーリーテリング」には3つの段階があると感じました。それは下記の3段階だと思っています。

  1. 自分の”経歴”について語る
  2. 自分の”経歴”とその背景にある”will(意思)”を語る
  3. 自分の人生の”軌跡”とその背景にある”will(意思)”と”困難・障害”について、共感性ある形で語る

あくまで自分の所感であり、刊行されている書籍などでちゃんと調べてみたい思っていますが、先方と話している中で感じたのはこの3段階でした。

先方から「あなたについて話してください」と言われた時、自分が答えたのは、第一段階のストーリーテリング。表面的な経歴はわかるけど、「なんでそれをやりたいと思ったのか?」「何年か続けてきたことの背景にはどんな理由があったのか?」といったことがまるで見えない回答になっていました。

確かにこれでは何も相手に伝わりません。。。
「で、だから何?」で終わってしまいますよね。

だから次は第二段階。
自分が何を思い、何をきっかけに、何を感じ、どんな行動をとり、どんな困難に出会い、どうやって乗り越えたか、なぜ続けてこれたのか、、、そういった心の動きを取り入れながら、話していくことが大事だと思っています。

そして第3段階は、↑のようなことを、相手にも共感してもらえるような形で語ることやもっと多くの人の心に刺さる、多くの人の心を動かす形に昇華していくことが求められると思います。まさにTed Talkやスティーブ・ジョブズ、ホセ・ムヒカのような世界かと思います。

自分のことを相手に伝え、好意的に受け取ってもらう能力、ストーリーテリングの能力は、将来的に大事を成し遂げようとしている人物はもちろん、人数の大小に関わりなく、他人を動かす場合には、必須の能力になるだろうと思います。


■3.テクノロジー社会だからこその人間力の重要性
そして、最後に。
世界は今まさにテクノロジーによって大きな変化がもたらされていて、今後一層テクノロジーが重要になる社会が訪れてくると思います。

でも、その中でも人と人の関係はなくならないし、テクノロジーが周りにあふれる社会だからこそ、生身の人間同士のつながりの密度がより一層重要性を増してくる世の中になっていくと思います。

つまり、テクノロジー社会だからこそ、人間力を発揮して、生身の人間同士の関係性を作っていける力が重要になっていくのではないかと思います。




そういった意味では、まだ30歳前の段階で、新たな視点を得られたことは自分にとって非常に重要な気付きのチャンスだったように思います。とはいえ、人間力を高めるために、具体的に何をしていったらいいのかはまだわかっていません。
何かをやって高めていくものではないのかもしれませんし、日々の日常のちょっとした積み重ねで変わっていくものかもわかりません。

今日は12月31日、大みそか。
せっかくなので、2018年の目標として、”人間力磨き”というのを掲げ、チャレンジしようと思います。

では、皆様よいお年をお迎えください。


Shunichiro 

2017年12月3日日曜日

自分のこれまでのキャリアとその決断の背後にあったもの

こんにちは
Shunichiroです。

久しぶりの投稿になってしまいました。。。
今日はある人より自分の今までの経歴について話を聞いてみたいという、とても嬉しい依頼があったので、それを改めてまとめてみようと思います。

依頼者の問題意識としては、”キャリアのミスマッチ”というところにあって、少し抜粋させていただくと、

勝手ながら中村さんのフェイスブックのご投稿等拝見させていただき、ご経歴に興味を持ったのでご連絡させていただきました。
特に工学部で3年間学ばれたのち、人間科学部というまた異なる分野の学部に転部されているため、転部に至った経緯を是非知りたいと思いました。
(中略)
敷かれたレールを走らべきではないか、大学に四年通ったら就職すべきではないか、何か違和感は感じるがまあいいか、と通り過ぎてしまい結果として就職した後に「やっぱりダメだった」となる方が多い中、中村さんはその違和感を大事にされた方なのかと感じております。
なぜその決断に踏み切れたのか、どのような苦悩があったのか、どのように乗り越えたのか(ちょっと被ってますね、、笑)などが知りたいと感じました。

というところが興味あるそうです。

まあ、確かに自分の経歴は変わってるけども、その背後にあるものは、自分の価値観であったり、そのときののっぴきならない状況であったり、周りの人の支援であったり、諸々の状況が重なり合った結果だったと思います。それをドやって書くのもまあ気が引けますが、一つの体験談としてみてもらえればと思っています。

アジェンダとしてはこんな感じです。
  1. 工学部に入学するまで
  2. 「違和感」
  3. 転部に至るまで

◆1.工学部に入学するまで
当初工学部を志望した経緯としては、自分が中学生か高校生くらいの時にちょうど京都議定書の話だったりとか、環境問題のトピックがホットでTV番組などでもよく取り上げられていました。
その中でちょうど技術(テクノロジー)を使って、CO2を取り除くとかCO2を溜めて排出権取引でお金にしたり、、、みたいな番組を見多のがきっかけで、技術を使って社会の問題を解決するってことに非常にあこがれを感じました。

また自分自身の価値観として、その当時からすでに、このブログのタイトルにもある”Noblesse Oblige”というものがあったので、「技術を身につけて社会(世界)が抱える大きな問題を解決する」というアプローチはまさに自分のぴったりに感じました。

そういった背景から、理系、工学部への道を進もうと決意しました。


◆2.「違和感」
大学に入ったのち、最初のころの授業では自分のいる学部(応用理工学科)の研究室紹介では、ハイブリッド車の開発の話、新エネルギーの話、新しい飛行機素材の話などなど、非常に夢を感じて面白かったものの、反面、工学部の中に存在していた空気感
  ・理系に来たら、大学院まで行って、そのあと大企業(特に電機系や鉄鋼系など)に行くのが当たり前だ
  ・サークルとかやるより、研究しなさい
  ・教授の考えは絶対(上位下達・年功序列)
的な部分にはどうしてもあまりなじめませんでした。(あくまで個人的な見解です)

そんななか自分はあえて海外系の国際的なサークル(AIESEC)に入り、周りが大学の授業や実験、バイトに明け暮れる中、授業サボって渉外に行ったり企画書作ったりなんだりしていました。

1回生の夏休み、所属していたサークルのスタツアでフィリピンに行くことになりました。
フィリピンでは、そのサークルと関係している現地のNGOなどを実際に訪れて、一緒に活動したりしました。活動自体は面白く、現地の人との絡みや英語を使ったコミュニケーション、街中にあふれるドリアンの独特な匂いなどどれも新鮮でした。


ただ、スタツアの中で本当に山奥の最貧地域を訪れたとき、そこには電気も水道も通ってなく、人々が暮らしているのを目の当たりにし、非常に衝撃を受けました。
自分は工学を学んでいるけれども、この人たちにはそもそも電気や水道もない。たとえ電気・水道が通ったところで、この人たちがハイブリッド車や新エネルギーの恩恵に寄与することはないだろう。。。
自分が学んでいる工学は、この人たちのために一体何ができるのか(何もできないのではないか????)そもそも、自分が学んでいる工学は、先進国の一握りの人間のためだけではないだろうか?
そんなことを感じました。


◆3.転部に至るまで
帰国後、夏休みが明けて2学期が始まり、普通に授業も始まったけど、自分がフィリピンで感じた衝撃はいつまでも心に残り続けていました。何かしら自分の”違和感”を解決できる道はないか、色んな研究室を見てみたり、他学科の研究室を調べたりもしましたが、しっくり感じるものはありません。

当然授業へのモチベーションは下がり、バイトに明け暮れ、溜めたお金でまた海外に行き、インドのマザーハウスでのボランティアやカンボジアの農村での住み込み、バックパッカーに挑戦したり、国際協力系の学生サークルでチャリティーイベントを行うなどしていました。

そして自分の中ではそういった世界の方が面白く感じられました。
「途上国の人たちと関わりながら、その人たちを生活を少しでも良くしていくこと」の方が、「すでに豊かなほんの一握りの人にほんの少しだけ便利になる何かを提供する」ことよりも社会的な意義、自分の価値観とも合ってるんじゃないかと


そうなると、工学部に居続けても意味ないし、何より面白くない、卒業へのモチベーションもない。ならいっそのこと大学辞めちゃおうかと。大学辞めて、途上国のNGOなどでスタッフやるのも一つの道ではないかとも、考えたりもしました。

とは言え、この分野(国際協力、開発援助)、知れば知るほど奥が深いし、豊富な知識、専門性も要求される。本当にこの分野で生きていきたいなら、最低でも修士号まで必要になる。。。

そこで、自分が何をしたいのか?将来どうやって生きていきたいのか?といった部分について、ゼロベースで考え直し、今の自分にとって理想的な人生とは?理想的なキャリアプランとは?というところを書き出して、整理しました。

その結果、、今後を考えても大学を辞めてしまうのは得策ではなく、理想的には今いる大学の中でできるだけ自分が学びたいことに近いことを学べる環境に身を移し、そこで卒業するというのが、まず模索すべき道であると。
そこで、色々と調べた結果、大学には転部という制度があり、まさに自分が学びたい分野のある学部にも転部可能であることが分かりました。

そして転部試験を受け、自分が学びたい国際協力を学べる学部に移動することができました。(もちろん親とはちゃんと?話した上での行動ですが。)


ざっと、書き出してみましたが、こんな感じかなーと。
もちろん細かいところだたっり、端折りまくったw部分などもありますが、「違和感」と転部というところに焦点を絞るとこんな感じ。結局、自分が道に迷ったときに、

  • 違和感(モヤモヤ)を放り出さない、自分に正直でいる
  • 自分が一番ワクワクを感じられる、自分が一番自分らしくいられる場所に行く
  • その時の自分を起点に、ゼロベースで考え直す
  • ↑を体系的に整理する

といった行動をとったことで、「違和感」を解消し、新たな道を進んでいくための新たな地図を手に入れられたのではないかと思っています。

ちなみに、今の自分を起点にゼロベースで自分の在り方を考え直すというのは、社会人になった今でも大事にしていて、毎年年明けに次のようなマップを作成しています。




以上、ざっくりと自分の経歴とその背景にあるものを書き出してみました。
あくまで私個人の経験だし、単なる一個人の意見や考えを述べたに過ぎないものですが、こういった自分の経験が依頼者にとって何かしらの役に立てば幸いだと思っています。


Shunichiro