組織の参謀、ナンバー2に求められるスキルや考え方などを紹介している。
コンサルにとっても非常に大事な観点が多かった。
◆メモ
・参謀に求められる力は、
「5感を通して現場を知り、問題があったときに『誰よりも早く、経営目線で最も適切な仮説を思いつくことができる能力』」とのこと
・筋のいい仮説とは、
・現場感がある
・腹落ちできる
・実行のイメージが湧く
★変革を実現する上ではここが一番重要
当事者自身でやりたいことをちゃんとイメージできているか
当事者自身でちゃんと言葉にして、伝えることができるか
当事者が自身で動ける状態になっているか
・まずは徹底的に現状の見える化をする
・問題の起きている組織は、まず現状が全然見える状態になっていない
・低迷している企業では、社内に出回っている資料の質が低い
・内容が漠然としている
・何がいいたいのかわかりにくい
・因果関係が不明確/飛躍がある
・見える化されていないので、議論が空中戦になり、正しい結論にたどり着けない
・見える化されていないので、組織的な学習ができない
→まずは、現状を正しく知り、正しい課題にたどり着く
・課題定義、イシュー・ディフィニッション
・「真実の瞬間」を知る
・イシューツリー/時代分析
・「ワクワクする」戦略プランになっているか
・ワクワク感は顧客自身の意欲にもつながる
・合理的判断のできる環境に変える
・数字、ファクトで語る文化を作る
・判断の材料が見える化される
・正しい意思決定をするための場を設計する
・報告資料の設計
・会議体の設計
・会議の運営方法の設計、、、
・さらに、そこに行き着くための業務を設計する
・正しいプロセス、正しいレポートライン、正しい数字が取れるシステム、、、
→数字、ファクトに基づくことで、組織に渦巻く「思惑」を排除できるように
・見える化した課題をもとに、"C→PDCA"を回していく
・戦略立案段階のPDCA
・実践段階のPDCA
・まずは、現状のチェックから
・ビジネスという事象を、サイエンスによって言語化できてるか
・アートとサイエンス
・アート :まだ十分に言語化されていないものを対象とする
・サイエンス:言語化することにより再現性を持たせる