2014年7月3日木曜日

CSCD適正技術WS⑤に参加して【2014-No.30】

こんばんは。
Shunichiroです。

また久々の更新になってしまいました。
なんでしょうね~。どうしても最近続かない。バイトやら学生団体やらのせいにするのは簡単ですが、そういうところから律していきたいな~とか思いつつ、、、ぼちぼちある程度システム化しながらやっていきたいと思います。
あと~、相変わらず文章が固いのもなんとかしていきたいな~とか思いつつ。


さて、表題の通り、今日は昨年度よりCSCDさんにて行われています「Design for Life」という適正技術関連のWS(本日は通算5回目!)に参加して参りました。ゲスト講師は、2月のFWのさいにお世話になりました北田さん。リンクに飛んでもらえば、経歴などがわかるのですが、彼自身、地域再生に何年も取り組んできており、非常な成果もあげています。

そんな彼の講演だったのですが、いや~非常に面白かったです(笑)
というのも、いい意味で彼のキャラクターが際立っていたように思いますし、また彼自身の経験を踏まえた地域再生・ソーシャルデザインにおけるポイントがわかりやすく、かつ深い核心を突いたもののように思います。

以下、
・誰のために?何のために?を明確にする
・素材×手段=製品(*=目的(成果)と勝手に解釈)
・いかに面白いか?
この3点について、紹介していきま~す。



◆誰のため?なんのため?を明確にする
一番最初いうてましたね~。
「誰のため?なんのため?が明確じゃないと、活動はぶれていくし、みんなの共感も得られない。誰のため?なんのため?が明確化されているから、みんなにも共有できるし、視点も明確になる。」

まさにスタートアップの世界でも、耳たこレベルで耳にする言葉ですが、やっぱり何をやる上でもこれが一番大切なんだな~と改めて思います

それで、この誰のため?何のため?が明確化されるのは、次のステップにおいても重要な意味を持っていて、、、



◆素材×手段=製品(*=目的(成果)と勝手に解釈)
地域再生でもソーシャルデザインでも、ビジネス開発でもなんにでも使えそうな公式を教えていただきました。

目的が明確に決まっていれば、あとは変数をいじるだけ。
素材が決まれば、手段を考えるだけだし。
手段が決まれば、素材を考えるだけ。

ただしこの場合の手段は、ビジネスモデルや製品の話だけでなく、プロモーションやマーケティング、ブランディングetcを含めた幅広いものとしてとらえており、そこに目的の達成に合わせた全てのプロセスをデザインし、ストーリーを作りだすこと、という意味も込められていました。


少し余談なのですが、ここである先生の質疑の掛け合いが非常に深いと思ったので、ここで紹介。
先ほどの方程式の「手段」の部分で、「ある専門性を持っている人がその専門性を手段に持ちこむことはエゴになるのでは?」という質問。
ここで北田さんの回答は、
「あくまで、誰のため?何のため?という目的がしっかりしていれば、そこに何を使っても問題ない。目的が専門性によって規定されてしまうならエゴになるけど、手段に専門性を持ちこむのは良いこと。」
とのこと。

非常に深いな~と考えさせられました。
やっぱり何事においても、誰のため?何のため?という目的が明確になっていることが大事なんだな~と思います。



◆いかに面白いか?
地域再生というのは、なにより住民を巻き込みながらやるのですが、この「巻き込む」という言葉が非常に大事なんですね。この「巻き込む」ができるように大切に心がけてることは、なにより「いかに面白いか?」ということなんだそうです。

自分にとっては非常に耳が痛い言葉ですが、
「面白くなかったら誰もついてこない」
いかに面白いか?を大事にしていけば、なにより面白ければみんながノッてくる。みんながノッてくれば、面白さがあれば、結果としてプロジェクトが違う方向に向かっても受け入れられる。



ということでした。
地域再生に限らず、どこの領域においても大事なことだろうな~と非常に本質的なところを突いた講演だったのではないかと思います。

あと、小話として面白かったのは、外部者の視点の話。
地域再生のプロジェクトでも、全然別な地域から移り住んできたある人のつぶやきをきっかけに着想に結びついたという話や、アジアのマーケットでの真似てみたら予想外にウケタという話とか。イノベーションをもたらすのって、そこにいる内側の人の視点というより、外部者による新しい視点に可能性があるし、だからこそ地域再生など様々な課題ん対して外部者が関わる(下手をしたら介入する)ことに意義とか正当性とかあるのかな~と思ってみたり。

やっぱり、適正技術・ソーシャルビジネスなどを巡る考えや取り組む人たちには(こういうと失礼かもわかりませんが、、、)非常に面白い方が多いな~と思います。



こんな感じで、ぼちぼち更新を継続できたらな~と思います。
では、読んでいただきありがとうございました~!(^^)!




Shunichiro

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