2014年8月30日土曜日

インターン選考などで思ったことなど雑感①【2014-No.38】

こんにちは。
Shunichiroです。

先日の記事に書いたように、最近専らサマーインターンの選考などで毎日関西圏を飛び回っております。面白いインターンもありの、またあまり面白くないものもあり(失礼!)の感じで、色々な企業を体験させてもらています。

さて、インターンや選考面談をやる中で学ばせてもらうことも多々あります。先日も簡単に学びについて書いたのですが、今日の記事では先日書き切れてなかった部分について書いていきたいと思います。

  1. 明日から自分でやる!意識(オーナーシップ)
  2. ベンチャーのスピード感と大手の追求力
  3. 目標設定能力とコミットを定量的・具体的に伝える


    ◆明日から自分でやる!意識(オーナーシップ)
    1dayjobインターンでワーク中もフィードバックの際に強く言われたのが、「それ、明日からやれる?やりたいと思える?」というものでした。

    この質問には二つの意図があって、ひとつめには
    「そのプランについて明日から実行できるほど、具体的に考えられているか?」
    という点、二つ目には、
    「明日から取り組みたいと思えるほど、情熱がこもっているか?」
    という点があります。

    ビジネスプランを書くワークをやったことは何度もありますが、その時ってどれも明日からやれるようなものでは全くなく、非常に抽象的なアイディアベースのものが多かったんですね。今回のように明日から!何か動きだせるほど超具体的に詰めたことはなかったので、強く印象に残りました。

    これは、二点目にもつながってくるんですが、やはりベンチャーの特徴とも言うべきところでしょうか?まさに自分たちがその事業を創り上げてやる!一日でも早く創り上げてやる!そういった思いの結集として、ビジネスプランを考えているような強い気持ちを感じます。まさにそのアイディア、ビジネスに対してどれだけ自分がやる!意識、言いかえればオーナーシップをもっているか?を非常に大事にしているな、とひしひしと感じました。




    ◆ベンチャーのスピード感と大手の追求力
    サマーインターンというせっかくの機会なので、ベンチャーから中小から大手から色々な企業を見ているのですが、やっぱりそれぞれかなり違いますね~。

    前回の記事でも多少書いたのですが、やっぱりベンチャーのスピード感って半端ないですよね。とにかくガンガン創り上げていく感があって非常に面白いです。

    その反面、大手のところってスピード感がないとかよく言われてますけど、全然そんなことないです。大手の場合確かにベンチャーほどに何かを創り上げるスピードがめちゃくちゃ早いというわけではありませんが、その分世界の最先端、トップの位置で戦っているので、最先端の情報や理論などへのキャッチアップやそれを体系化して事業に取り込もうとしていくスピードがめちゃめちゃ早いんですよね。

    例えば、某日系消費財メーカーですが、常にP&Gやユニリーバといった企業などとトップ争いをしているためか、マーケティングの手法やそのフレームワークなどめちゃめちゃしっかり体系化されているし、かなり先端の手法を取り入れようとしているんですね。行動観察やエスノグラフィー、データアナリティクス、インサイトの抽出などは当たり前、さらにはそこから他にはない強みとなるような理論さえも生み出そうとしています。
    自ら事業を進めながらも、企業内研究所を設け、先端をどんどん取り入れようとしているところや理論構築もしようとしているところなどは、大手の強いところ、魅力的なところなのかなと思います。

    (逆に、中小企業に対しては、そのあたりのキャッチアップ力や見ているマーケットの違い、意識の違いは強く感じましたね~。自分としては、ガンガンやるベンチャーにも興味ありますが、将来的にPh.Dも意識しているので大企業での理論などを学んだり、実践したりという部分にもひかれますね。)



    ◆目標設定能力とコミットを定量的・具体的に伝える
    ある企業では選考面談でこの点について、めちゃめちゃ掘られました。
    なんだかんだ今まで色んなことやってきて、そこでなんとかなってきたんですが、改めてここを掘られるとなかなか説明が大変ですね。

    BoPとか適正技術とかデザイン思考ってあくまでツールにすぎないんですよね。それにリーダーシップとかマネジメントって言ったって、結局何をやったのかって人によって異なる。そこでそれらについて深掘りされました。

    結局、そのインターンは通らなかったのですが、改めて、
    ・何を目標に置き、
    ・それに対して、具体的に何を、どのくらい行い、
    ・それによって、どんな(客観的)成果につながり、
    ・その結果、目標に対してどの位達成に貢献したのか?
    という辺りをもっとちゃんと伝える必要があるのかな~と。


    例えば、OUESTにおいては、
    ・①適正技術を生み出すこと、②阪大にD-Lab的なものを作ることを目標に設定し、
    ・①に対して、学部院生文系理系合わせて20人弱のメンバー集め、週1回ないし2回のMTGを通して、マーケットリサーチや製品のアイディアを考え、2回のフィールドワークを行い、See-Dコンテストに2チーム出場し、優秀賞を獲得した。
    ②に対して、キーパーソンとなりうる先生方にアピール、プレゼンをし10人強のネットワークを構築し、また授業運営資金として財団より100万円を獲得し、シラバスの構築を一緒にやった。
    ・その中で、自分はリーダーとして、率先して先生方にプレゼンに行ったり、アピールをしていった。またそのネットワークを強固にするために、1カ月に一回進捗報告する機会をつくり、また先生方賀集まる総会の場のセッティングをした。それによって、See-D出場に対するアドバイス体制を構築し、See-Dコンテストにまで6人の先生方に来ていただけた。またネットワークがきっかけで授業化を検討するグループが出来上がった。

    みたいな感じですかね。
    なんかまだまだ定量化・具体化には弱い気もしますが、こういうところまで考えていく必要があるんだな、ということを学びました。





    以上、
    1. 明日から自分でやる!意識(オーナーシップ)
    2. ベンチャーのスピード感と大手の追求力
    3. 目標設定能力とコミットを定量的・具体的に伝える
    いかがでしたでしょうか?

    P/Lにしかり、定量化に然り、自分ってまだまだ具体的な部分にまで落としこんでいく力が弱いなと感じます。これからもインターンやビジネスプランワークの機会があるの、もっともっと具体的なレベルにまで落としこんで考えていく必要があるな~と強く思います。今後の精進ですね。


    Shunichiro

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