この時期の学生は、テストも始まり、学生団体の活動もバイトやカラオケなどといった学生のあらゆる動きも停滞していますね。
僕もバイト先の居酒屋でも学生のお客さんなんて、昨今の酒離れもあるのか全く姿を見ることがありません。ここ石橋には本当に多くの学生がいるのにみんなどこに消えてしまったのでしょうか?wまるで神隠しになっているみたいです。
早くテストも終わって、みんな飲みに来ればいいのに(笑)
さて、テスト期間と言いつつも、あれこれ自分自身のことについて考えていて、それを書き留めていきたいと思います。(といっても、前からずっとずっと考えてきていて自分自身の根本にはあるのですが、文章という形で共有したことないな~って思って。)
少し長くなりますが、非常に大事なこと。
ズバリ
「自分って何がしたいの?どこを目指してるの?」
ってところに焦点を当てて共有したいと思います。
現在までの経歴とその根本の問題意識
まずは、ちょっと長いけど、現在までの経歴とその根本にどんな問題意識を持っていて、どんな思いでそれをしているのか紹介します。
高校までは野球一筋。進路選択の時期に二酸化炭素排出削減を利用して行っているある環境ビジネスのテレビ放送を偶然見かけ、技術の力とビジネスの力で世界の問題の解決に貢献できることに憧れ、ある目標を持って浪人を選択し受験に挑むが失敗し、自分が目指していた環境ビジネスにつながるには非常にイメージの湧きにくい学科に配属される。
大学では、新しい自分を模索するため海外活動に興味を持ち海外インターンシップを運営する学生団体AIESECに所属を決めるが、参加したスタディツアーの中でAIESECの活動と途上国の問題との矛盾に疑問を感じ1年足らずでフェードアウト。
1年の春休みに自分の中でビジョンが見えず悶々とした状態で参加したNGOボランティアツアーの中で出会った非常に鮮烈な出来事により「どんなにちっぽけな自分でも誰かの手助けをすることができる」という強い想いを抱くようになる。
2年前期、いわゆる普通の大学生活に憧れテニスサークルに参加。また自分の視野を広げるため中型二輪免許の取得からツーリング、ギャンブル、二次元世界(要はオタクw)、またいわゆる裏社会などを経験。
2年の後半、上海万博を訪れた時に行列連なる日本館(パビリオン)を見て「日本って、国内ではすごい悲壮感漂っているけど、世界的に見たらまだまだ本当にすごい国なのに日本人自身がその価値に気づいていないってすごいもったいない!!」という強い問題意識を持つようになる。
同時期、RoomtoRead~教育は世界を変える~グループの学生団体立ち上げのボードメンバーに参画。
3年前期、RoomtoRead学生グループ第2期代表就任。同時期に、学生に夢を持ちそれを叶えていく手助けをする、夢わくわくワークショップを開催。夏休みにはバックパッカーとして東南アジアを放浪。
3年後期より、途上国の人々への支援活動と大学教育と実社会との乖離の二つの問題意識の融合から学生団体OUEST~途上国の人々の生活を変えるテクノロジーを作ろう~を立ち上げる。
またこの時期、内部事情によりRoomtoRead学生グループを解散させる。
現在、上記OUEST代表を務め、またNPO団体kopernikのサポーターとRoomtoReadグループのサポーターとしての活動も行う。また将来の目標のため(後述)、いわゆるビジネスのことや起業関連、国際協力学やソーシャルビジネス・NGO/NPO論・BoPビジネスなどについて勉強中。
という感じなのだけれど・・・まぁ自分で言ってなんだけど非常に濃いな~って思う(笑)
色んな回り道や挫折を経験したりもあるんだけど、でも紹介の中でも強調しているように、自分の問題意識って一貫して非常にはっきりしていて、
ビジネス的に世界の問題解決に貢献したい!
こんな自分だって、世界のどこかの困っている人の力になれる!
日本って本当にすごい国なんだから、もっと俺達テンション上げてやっていこうぜ!
って事なんだよね。
さっき紹介した自分の経歴って一見非常にバラバラしていてよくわからないんだけど、この3つの問題意識を軸にして捉え直すと、とてもクリアーになるんですね。
(といっても、中型免許だとか裏社会だとかは自分の趣味の領域なので別ですが)
図式化するとこんな感じ。
(なんで、それぞれがその領域なの?ってところはあると思うけど、今回はその趣旨から外れるので割愛します。)
じゃあ、何がしたいのか?
経歴と問題意識を紹介したところで、浮かんでくるのは「じゃあ何がしたいの?」ってところだと思うんだけど、簡単に言うとさっきの3つの軸
・ビジネス的に世界の問題解決に貢献したい!
・こんな自分だって、世界のどこかの困っている人の力になれる!
・日本って本当にすごい国なんだから、もっと俺達テンション上げてやっていこうぜ!
のすべてを包含するような活動をしていきたいということで、ひとくくりの言葉にすると、
誰か非常に困っている人たちの手助けをしてあげる中で日本の人たちをもエンパワーできるようなビジネス
をしていきたいんだよね。
こういうことって特に自分のターニングポイントになった原体験がすごい影響するんだ。
自分の場合それが途上国での体験になるから’世界のどこかの困っている人’ってのは特に途上国の特に貧困層の人たちに対しての活動をやっていきたいと思うんだ。
ということで繰り返しにはなるけど、
特に途上国の特に貧困層の人たちの手助けをしてあげる中で日本の人たちをもエンパワーできるようなビジネス
をしたいんです。
それに、途上国での活動を強く希望しているのはそんな感性的な部分だけじゃなくて、一つには、途上国の人々のほうが僕たち先進国の人たちと比べて社会的・経済的水準が非常に低く、生活に困窮している絶対数が多いということもあるし、国内での活動よりもグローバルな舞台での活動のほうがよりエンパワーにつながるんじゃないかってところもあるんだよね。
ほらもうじきオリンピック始まるけど、国内で活躍する姿も素晴らしいけど世界という舞台で活躍している姿ってとても感動的だし勇気づけられるよね。イチローに然り、なでしこジャパンに然り・・・さ。
そんな’背中で見せれる’活動をやれたらなって思うけど、でもそれだけじゃ上のミッションの実現には足りないんだよね。
どこを目指してるの?
オリンピックで日本勢が頑張って、「勇気もらいました」とか「元気づけられました」ってよくテレビで報道されてるけどさ、こういう’背中で見せる’タイプのエンパワーの方法だと一過性で終わってしまう危険性が非常に高いのが怖いんだよね。結局オリンピックなりそういう報道なりが終わってしばらく経ってしまえば、その時の感動・決意を忘れてしまい前と同じ生活の繰り返しになってしまう。
じゃあどうやったら持続可能なエンパワーになるか?っていったら、日常的なあるきっかけをもとに、誰かに与えられるのではなく自分で自分をエンパワーする、自分で湧き上がるようにするのが最上だと思うんです。
どういうことかというと、日常のちょっとしたことの中で人々をエンパワーできるきっかけを埋め込んでおいてその人自身がそれに気づいてテンション上がっていく感じが欲しいのです。
それに、自分自身の問題意識として
・ビジネス的に世界の問題解決に貢献したい!
・こんな自分だって、世界のどこかの困っている人の力になれる!
・日本って本当にすごい国なんだから、もっと俺達テンション上げてやっていこうぜ!
っていうのを上げてるんだけど、じゃあ面と向かって「世界の問題解決していこうぜ!」とか「誰かの手助けをしようぜ!」とか「もっとテンション上げていこうぜ!」とか言われたらどうですか?
正直ちょっとうっとおしくないですか?(笑)
そうなんです。
僕の掲げる問題意識もそうだし、ボランティアだとか国際協力だとかってのもそうなんだけど、とても意識の高い人しか入ってこれないとてもハードルの高いものに聞こえるんです。
だから僕のミッションを達成するためには、
まずそのハードルを非常に下げた形でかつ日常の中で
特に途上国の特に貧困層の人たちの手助けをしてあげる中で日本の人たちをもエンパワーできるようなビジネス
を実現していくというミッションを考える必要があるんです。
ロールモデル
そこでロールモデルとして考えているのが、
・Table for Two
・RoomtoReadが開催しているBeer for Books
まずTable for Twoは世界の食料による健康問題に焦点を当てて、先進国にはヘルシーな料理を提供し、その価格の中に20円分の支援金を盛り込んでおき、アフリカの飢餓に苦しむ子供たちに食事を提供しているNPO団体です。
これのどこがいいかっていうと、ヘルシーな料理食べたいなって普通の欲求ですよね。そんな当たり前の自分の欲求を叶える行為が実は途上国の人たちの手助けを行ってることになっている・・・ってなんか嬉しくないですか?(笑)
自分はヘルシーな料理食べたくてそれを選んだだけなのに、その結果として世のためにいいことしているっていうこの感覚。その感覚に気づかなくても支援金は送られているし、気づいた時とても気持ちいいですよね。そしたら、「よくわかんないけど気づいたらなんかいいことしたぜ!」って感じでテンション上がるし、またあの料理食べよ♪って思いません?
あるいはRoomtoReadがやってるBeer for Booksも同じようなモデルで、飲んだビール1杯につき100円分が途上国の教育支援のお金となるんです。
このイベントはネットワーキングや交流会などでも利用されていて、人脈広げる目的で参加したらラッキーちょっとだけ世界にいいことしたぜ!的な感覚を与えることができるんです。
これって僕が目指す、
まずそのハードルを非常に下げた形でかつ日常の中で
特に途上国の特に貧困層の人たちの手助けをしてあげる中で日本の人たちをもエンパワーできるようなビジネス
の非常にいい例なんですよ。
国際協力だとかボランティアだとか募金だとかって、なかなかやりづらいでしょ?
よほど強い気持ちがないと身を削ってなんかできない。
でもさっき紹介したTable for TwoやBeer for Booksのように、こうやって日常当たり前のように嗜好する行為の中で、誰かのためになっているって知ったらなんかちょっと嬉しくないですか?気持ちよくないですか?
こうやってその人の日常の中でちょっとした支援の芽が埋め込まれていて、それをきっかけにして自身がエンパワーされたり、あるいはそこから1歩進んで支援する側に興味を持ったり・・・そんな可能性を秘めているんです。
だからTable for TwoやBeer for Booksのような
まずそのハードルを非常に下げた形でかつ日常の中で
特に途上国の特に貧困層の人たちの手助けをしてあげる中で日本の人たちをもエンパワーできるようなビジネス
って、自分自身もそこに到達していきたいと思うんです。
適正技術/適正技術教育の位置づけ
ここで現在僕がメインで行っている適正技術ってどんな位置づけなのかっていうと、実は
まずそのハードルを非常に下げた形でかつ日常の中で
特に途上国の特に貧困層の人たちの手助けをしてあげる中で日本の人たちをもエンパワーできるようなビジネス
に非常に近いんです。
現在僕たちは学生の活動によって適正技術を生み出していこうってことと、同時展開で大学内に適正技術を学べるようなプログラム(MITのD-Labのような)ものを作ってもらおうって活動をしています。
なんでこの適正技術/適正技術教育が僕のミッションに非常に近いかっていうと、まず、適正技術の出発点として途上国の人々の生活を向上させる技術ってことだから非常に実社会と密接に関連しているし、適正技術を作っていくにはまず途上国でのフィールドリサーチがありそこから自分達でブレストしたりアイディア出ししたり、手を動かしてプロトタイプ作ったりして、また途上国に行ってフィードバックもらって改良したり・・・というプロセスがあって、座学で教授から教えられるようなものでは全くなく、教育としても非常に質の高いものなんですよ。
そして適正技術って本当に色んな概念を含んでいて、
・国際協力
・モノづくり
・デザイン
・開発援助
・普及=ビジネス的展開
etc
だから色んな学生のニーズに応えることができて、しかもそれをより質の高い面白い教育という当たり前のようにみんなが望んでいる環境の中で、学生も学ぶことができるし、その結果途上国の人たちのためになるテクノロジーが生まれてくる。
ほらね、この感じ、さっきのTable for TwoとかBeer for Booksとかとすごい似てるでしょ?
それにこれは僕自身の想いではあるんだけど、適正技術を開発していくことを通して「社会のために役立てる自分」ということに気づいてほしいなってところがあるんです。
これはさっきの3つの軸にも関連するエンパワーって事なんだけど、一人ひとりが自分が持っている力・能力を積極的に社会に生かすというところを考えて欲しいなって思っています。
「ノーブレス・オブリージュ」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
直訳すると高貴なる人には責任が伴う、という西洋の考え方なのですが、高貴とは言わなくても僕は人間一人ひとりが社会に対して何らかの責任を持っていて、そんな個人のノーブレス・オブリージュを実現していくことが人生において大事だと思っています。
Callingや天職と言った言葉もあるように、誰しもが社会に対して何らかの自分の良さを発揮できると思うんです。
適正技術開発って、自分のためにありながらも社会のためにもあるものなんですよね。
だから僕がOUESTで適正技術を行い、かつそれを広げていこうっていう活動は自分自身のミッションなどを考えても、非常に理にかなっているんです。
ただ、大きな問題のひとつは収益を得られてないこと。
やっぱりどんなに理想を掲げていてもそれがある程度の収益に結びつかなければ、自分の生活が回らない。
そこをどう変えていくかが、これからの課題の一つかな。
というわけで、非常に長くなりましたが、
自分自身の問題意識と現在の自分の活動の位置づけ、将来どういう方向を目指していきたいのか?
というところを紹介させていただきました。
夏休みには、色んな方と将来の方向性とかお互いの夢だとか色んなこと話し合えたらなって思います。
また気軽に声かけてください(^o^)/
P.S 夢わくわくワークショップの第2弾を開催しようかな、と考えています。興味ある方気軽にFacebookなりで連絡ください♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ブログ「やんちゃイズム~とある学生の「己を生き、周りと活きる」人生の追求~」は、
工学を専攻し、国際協力に身を置き、起業を志す、そんなとある大学生のブログです。
どんなに大人になろうとも、子供の頃のあのやんちゃな自分だけは忘れずに生きたいと思っています。そしてそんな己を生きる中で、周りの方々とともに活きていける人生を歩んでいきたいと思っています。
まだまだ未熟な部分は多々あるかとおもいますが、そこも含めて応援いただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
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