2014年9月22日月曜日

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day4・Day5~【2014-No.45】

こんにちは。
Shunichiroです。

少々前のThe 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加しての感想やまとめなどの続きです。早いところどんどんアウトプットして、学びを固定化していきたいです。


さて、今回に関してはDay4・Day5をまとめてアウトプットしていきたいと思います。形式も少し変えます。インプットの内容より、自分が思ったことを中心にしていきたいと思います。ただ、一個一個のセッションで1記事書けるくらいの膨大なインプットをまとめているので、弱い部分は悪しからず。

さてさて、そんな今日の記事は、
  1. 若手挑戦者によるパネルディスカッション
  2. ネットワーキングランチ(みやじ豚)
  3. ダボス級の成長性!!
  4. 感性的な言葉を話す
になります。

◆1.若手挑戦者によるパネルディスカッション
強く印象に残ったのは、山梨の起業家戸田さん、ヒューマンライツウォッチの趙さんですね。
メモ書きな感じで、つらつらと。

戸田さん、
・とにかく前向き、スーパーポジティブ
・巻き込むと言うより、自分が楽しく、ありのままに。
・回遊魚のように
・でも、やりきる!ということは徹底している
・面白いと思ったことを手当たり次第にやっていく。やっているうちに上位概念で方向性は定まっていく。また常に面白いと思ったことをやっているから、モチベーションが下がることはない。そもそもモチベーションが下がるのは、本当にやりたいことをやっていないからでは?
・いきたい人いける人だけでやればいい
・来るもの拒まず、去る者ちょっと追う(笑)
・共感、テーマが本質的であるほど、人は集まる

趙さん
・NPOだからこそプロフェッショナル意識が必要。
・組織体制を構築することで、ルーティンにかかる時間を減らすことができ、本業=NPOとして生み出すべき価値を追求できる。
・プロボノの方たちの力をよりよく活かしていく
・業務の全部を遣ろうとするのではなく、ポイントポイントを押さえていく。
・仕事のこなし方として、「今日やらなかったら死ぬ」ことからやっていく。
・やりたいことをやるためには、時には「根回し」も大事。泥臭いことへの好き嫌いではなく、やりたいことを遣るためには大事な施策。大企業でのそういう経験は意外と大事。


あと、時間は前後しますが、、昼ごはん時に諸澤さんから聞いた話。
・手数料0=長期的、全体的に見たときの顧客価値を大事にしている。本当に大事なのは、お金を集めた後。その後のフォローアップの中でお互いの価値を共有していく。
・後発だからこそ、先駆者の抱える課題や批判をクリアした新しい事業を打ち立てることができる。
・手数料なしだからこそ、プロジェクトのデューデリジェンスや事後のフォローアップが非常に大事。本質的には、そここそが社会的利益にもつながっていく。
・クラウドファンディング、といいつつ、実際は身近な人の支援者などが多い。だからクラウドファンディングは、身内に対する本気の覚悟の表明的な意味合いもある。


◆2.ネットワーキングランチ(みやじ豚)
まさにプロデューサーな視点だと感じました。
既存のものをいかに違う見せ方をするか?それに合う新しいストーリーは何だろうか?それにふさわしい販売チャネルはなんだろうか?どんな売り出し方をしていけばいいだろうか?どんな仕組みをつくればいいだろうか?、、、またそういった背景には、その分野におけるビジネスモデルや構造をしっかりリサーチがされていることが大事なんだなと。しっかりリサーチをかけることによって、
既存のモデルの抜け穴や、それに適合するビジネスモデルなどが発想できる。

非常に印象的なモノとして、
Photo Credit:by http://item.rakuten.co.jp/yorozuya-kura/c/0000000573/
を紹介され、「今の農業にはこういう視点が必要だ。」と。
地域再生でも農業等の1次産業においても、非常に含蓄のある一言だと思います。


◆3.ダボス級の成長性!!
Teach for Japanの松田氏による講演。
実は、ちょうど一年前くらいに松田さんの講演聞く機会があったのですが、お恥ずかしがら、全然記憶になかったのですね。

でも、今回松田さんのお話を聞いて、そのオーラに圧倒された。
内容、話し方、雰囲気、立ち居振る舞い、理論、、、すべてにものすごい迫力を感じた。講演の中でも、よく徹底的にPDCAを回しているという言葉を言っていたけど、自分自身に対してもめちゃめちゃ厳しくPDCA回しているんだろうな、ってすごい感じた。えげつない成長性を感じた。(こんな上から目線のような言葉自体非常におこがましいのですが、、、)

ヤバい、これがダボス級の人財なんやと。
やっぱりこういうセミナー来ると、自分の中の基準がグッと引き上げられるのが素晴らしいです。
自分の中の目標値がまたずいぶん大きく変わりました。


◆4.感性的な言葉を話す
最終日Day5の矢島さんの話になりますが、講演を聞いていて非常に感性的な言葉多いな~という印象を受けました。
「ほっこりする容器」とか
「落ち着くお菓子」とか。

確かに抽象的で伝わりにくい部分はありますけど、すごく共感性の高い言葉なんかなと思います。言語としてははっきりと万人に伝わるわけではないだろうけど、心にすごくしっくりくる言葉に感じます。

矢島さんの講演を聞いていて、そういえばカタカナ語は一切使っていなくて、自分の心がけなのか、それとも感性的に普段からそういうことづかいなのかは分かりませんが、非常に人を巻き込む力のある、言葉の使い方かなと思います。


もう一つ印象的だったのは、ほっこりするような外見に対して、すごいく芯が強い女性だなと感じました。世間的にもウーマノミクスだとか女性の登用に力を入れていますが、それとともに働き方に対する意識も変えた方がいいのではないかと思います。一般的に考えられているビジネスパーソンのイメージに対して、矢島さんのような外見ほっこりしているけどすごく芯がつよい女性の働き方は全然マッチしないと思います。・

全然異質な(いい意味で)パーソナリティとして、ちゃんと認めていく考え方が大事になるんじゃないかと思います。





以上ですね。
5日間の学びは非常に大きく、これでもまだまだ消化不良の部分もたくさんあるんですが、おいおい消化していきたいと思います。ちなみに結果的には、私たち阪大チームは中間審査落選、最終審査棄権でした。自分たちの一番奥底の方向性について話したところ、どうしようもできない不一致を感じたため、プロジェクトの続行を断念しました。

図らずとも、
「それ、本当にやりたいことなの?」
というミッション、ビジョン、、、全てを包括するような大きなテーマにぶつかりました。それはそれで非常に大きな学びだし、貴重な経験になった思いはあります。しかし、やはり多少の悔しさというかもどかしさは感じますね。自分自身も思い切り出しきった感は不十分な気がします。

自分自身、もろもろ含めて再出発していきたいと思います。


Shuncihiro




The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day3~【2014-No.44】

こんばんは。
Shunichiroです。


さて一日に何件も更新していると疲れてきますね(笑)。終わってからサボっていた自分が悪いので、せっかく気合入ってる今こそガンガンアウトプットしていきたいと思います。

さてさて、The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship SeminarのDay3です。この日の内容としては、

  1. ビジネスプレゼンテーション講座
  2. ネットワーキングランチ
  3. 東北で活躍する起業家によるパネルディスカション
この日から、メンタリングなどビジネスプランのブラッシュアップが増えていくためセミナー系は少なめですね。かといっても、相変わらず中身は濃かったです(笑)

◆1.プレゼンテーション講座
プレゼンテーションって言うと非常にビジネスチックではありますが、「人に何かをつたえる方法」というと一気に視野が広がりますよね。プレゼンテーションとはビジネスだけではなく、日常生活においても大事なスキルである、とのことをまず教えていただきました。

その上で、プレゼンにおいて大事なことは以下の3点。
①プレゼンの「核」を決める
②プレゼンの表現を決める
③プレゼンの話術を決める
何よりも「核」である、こちらが伝えたいことがしっかり伝わっていることが価値のあるプレゼンテーションになります。表現や話術は、核を伝えるための補強材料。

今回のセミナーでは、表現や話術などのテクニカルな部分の話について教えていただきました。
・まず自らのクセを知る
(口癖や言い回し、ジェスチャーなど)
・その上で、余分な口癖などは排除し、プレゼンテーションの純度を高める
・アイスブレイクも活用し、その日の自分の調子や顧客との雰囲気作りや距離感の測定など、その場をコントロールしていくために利用していく
・顧客にとって大事なことは、このプレゼンは自分にとって役に立つものなのかどうか?早いタイミングで、それを汲み取り、期待感を保たせ続ける
・早口な人(筆者にとっては耳が痛いw)は、話す速度よりもゆっくりと歩いたりゆっくりとジェスチャーしたりすることで、あまり早口感を与えないようにする
・その日の顧客の状況、目的、プレゼンを行う場なども考慮して、喋り方やプレゼンテーションを考える


◆2.ネットワーキングランチ
この日のランチセッションは、ヤフーにて復興支援を行っている長谷川さんによるもの。
まずね、一番最初のオープニングムービーでやられました(涙)動画の力ってすごいですね(笑)

それと余談ですが、Goproめっちゃおもろい(笑)
早速買ってしまいました。まだまだ使いこなせてないですが、これから色々遊んでみたいです(笑)

講演を聞かないと伝わりにくいものはあると思いますが、長谷川さんの取り組みやその姿勢、周りの人からの信頼感などすごくグッとくるものがありました。全てに言えることかもしれませんが、謙虚で真摯な姿勢や、人に寄り添う姿勢ってすごい大事ですよね。長谷川さんのすごく人間味にあふれる姿が非常に印象的でした。

あと、地域再生などにおけるキーワード
「風土は風の人と土の人から生まれる」
「ヨソモノ、バカモノ、ワカモノ」
は、途上国開発等どこに行っても大事な概念なのかなと思います。

またヤフーとして復興事業をうある意味の捉え方として、
「日本の、そして業界の中でも非常に有力なプレーヤーだからこそ、絶対に成功させなければならない。もし自分たちがこけてしまったら、他の企業さんは諦めてしまう。自分たちが成功して一つのロールモデルを見せることで、他の企業さんも後に続いていける」
という言葉の裏に、リーディングカンパニーの責任・覚悟というものが垣間見えたように感じます。



◆3.東北で活躍する起業家によるパネルディスカッション
その名通り、様々な形で復興支援に携わる皆さんによるパネルディスカッションでした。
細かいところをぽつぽつと。
・地域再生や復興事業はボランティアでは絶対にダメ。価格をつけることが大事。価格をつけることで、価値を見える化する。それが自分たちにとってもインセンティブ・フィードバックになる。
・共有できる仲間を集める
(その他、大変なる眠気のためあまり残っておらず、大変申しわけないですm(__)m)


3日目に関しては、こんな感じ。
やっぱり日が経つとどんどん記憶が薄れていくのが、怖いですよね。
早いとこどんどんアウトプットしていきたいです。
(あと、記事のクオリティとしても少々悩み中。
インプット溜まりすぎて、アウトプットすることだけに夢中になっていて、読者のみなさまに価値をちゃんと届けられているのだろうか、、、)



Shunicihiro



2014年9月16日火曜日

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day2~【2014-No.43】

こんにちは。
Shuncihiroです。


さてさて、The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarの学びについて引き続き、記事にまとめていきたいと思います。もうお腹いっぱい?(笑)まだまだDay2です。書いてる方もすでにお腹いっぱいです(笑)

Day2に関しては、
  1. 起業家精神を持って世界に挑戦する
  2. ネットワーキングランチ
  3. 設計者視点ではなく、ユーザ視点で考えるとは?
  4. 数々の新規事業を生み出してきたマインドに学ぶ新価値創造への思い
  5. ネットワーキングランチ
  6. 自分たちの本当にやりたいことは何か?-やりたいことに人を巻き込む方法とは-
です。
では、いってみましょう!



◆1.起業家精神を持って世界に挑戦する
著名なVC、アニス・ウッザマンさんによる講演です。
シリコンバレーの仕組みやエコシステムの話が中心でした。去年の九州大学QRECでのカンファレンスに参加させてもらったことや自分のアンテナからのインプットの復習みたいな感じでした。

その他思ったことなど簡単に。
・GoProやMindmeltなど、世界のイケてるスタートアップはやっぱり中核技術として最先端の面白いものを使っているな~ということ。じゃあ、イケてるスタートアップを生み出すには、エンジニアになるしかないのか?という疑問をぶつけてみたところ「エンジニアや技術なんてどこにでもある。アイディアも人材も、領域を超えて色んなところからかき集めてこい!」という叱咤を頂きました。オープンな時代、まさにそれですよね。ただ、世界最先端の技術やその応用可能性を考えるには、そこに対するアンテナをめちゃめちゃ強く張っていくことが大事かなと思います。

・日本のスタートアップは、ポテンシャルは十分なのに世界にスケールで来ていない。その理由としては、マーケティングの弱さとプレゼンテーションの弱さにある。もっと上手くもっと強く自分たちをアピールしていくことが日本人には求められる。

・今、東南アジアのマーケットがアツい!

・VCとして見るポイント。
シード期のスタートアップ=諦めない、柔軟性
ミドル=トラックレコードなどの具体的な数字
レイト=売り上げ、財務状況

・シリコンバレー以外にも盛り上がっている地域も見てみる

◆2.ネットワーキングランチ
東北での事業を行っている47Planninngさの鈴木さん、松本さんのお話し。
思ったことは、商品や自分たちの事業の背景に確としたストーリーや理由付けがなされていること。プロデューサー視点というか、意味付けやコンセプト、ストーリーがめちゃくちゃ強く、正直「あ、これは売れて当然やわ」とさえ思えてしまいます。

阪大CSCDのFWでお世話になっている北田さんにしろ、地域再生系の方って(こういう丸ッとまとめてしまうのは失礼かもしれませんが)、プロデューシング力に強いなって思います。商品を売るのではなく、その裏にある背景や意味づけや販売場所なども含めた、コンテクスト=文脈で商品を売っていく強さがあるように思います。
その背景には、新しい価値を生み出すと言うより、既存のものをいかにうまく認知させていくか?いかに売り込むか?という視点があるのかな~と思います。


またその理由について、チームでディスカッションした時に上がってきた理由としては、実際に行動しているから?じゃないか?ということです。たとえ後付けのこじつけでも、常に行動し続け、反復し続けているからこそ、コンセプトメイキングが出来るのではないか?と。
個人的に思うのは、

いや、でも一般の営業マンだって自分で動いてるじゃん?ってこと。なので、違いをかんがえるとhしたら、自らが商品企画からプロモーションから売り場から考えているというところにあるのではないか?と。それぞれの部門で独立した考えでやっているのではなく、自ら全てのアウトプット、プロセスをデザインしているからこそ、オリジナルで確固とした世界観でもって売り出すことができているのではないか?と思います。

こういうプロデューシング、意味づけが出来るようになっていきたいです。


◆3.設計者視点ではなく、ユーザー視点で考えるとは?
このセミナーに関しては、思うところが多すぎてまだ個人的に消化しきれてないので、また後日記事にしたいと思います。


◆4.数々の新規事業を生み出してきたマインドに学ぶ新価値創造への思い
なんと講演者は、今をときめく、LINE株式会社社長の森川さん。
LINEの戦略に関して、こちらの記事
http://appllio.com/20140227-4918-line-destruction-creation-for-world-no1-closed-platform
にて予習していたのですが、改めてヤバいですね。事業に関しては、記事以上の深いものは伺うことはできなかったので、主には質疑応答や思ったことについて。

・LINEの戦略性とその場適応のバランスについて、
記事の通りだとしたら、非常に戦略的に立ち回っているように思いますが、スタートアップらしい目の前への適応をどうバランスさせているのかについてうかがいました。
一つ目として、物事には大きな波と小さな波があり、大きな波を読み切り戦略を考える、そして小さな波に対応しながら、大きな波に備えていくとの事。また変化に迅速に対応していくため、意思決定のスピードを大事にしている。そのための権限の移譲が大事。

・目の前の価値をどう上手く魅せているのか?
これに関しては、4点。
①新しい価値を素早く提供する
②他社の先をいく
③一点突破、ネットワーク効果を利用する
(ランチェスター戦略ですね~。)
④キーパーソンを利用したプロモーション

・サービスが広がっていく理由は?
とにかく、ユーザーにとって使いやすくした。
説明不要で、すぐに使えること。
面倒くさいことは極力排除する。

・事業を進めていく上で大事にしていること?
とにかくユーザー視点。
そして、とにかくまずは使ってもらうこと。

事業を食べ物に例えるとわかりやすい。
どんなにうまいラーメンを作ったと思っていても、実際に食べてもらわないと本当においしいかどうかわからない。とにかくまず食べてもらってから考えよう。

・普及しすぎた故の弊害にはどう対処する?(既読スルー問題に触れて)
仕方ない部分はある。
万人に好かれるサービスなんてない。
その中で私たちは提供できる価値を最大化していくだけ。
また弊害の最小化施策としては、何をとるのか?という問題。
批判があると言うなら、その批判をクリアし、価値を高めるための施策を考えていく。

・競合との争いをどうするか?
変な話し、上手くいくまで儲からないようにすること。
儲からないビジネスだと誰も相手にしないので参入してこない。だけど、気づいた時には誰も参入できない仕組みになっている。

まだまだ書きたいことはありますがこんな感じで。


◆5.ネットワーキングランチ
ニフティ様よりの講演。
インターネットの奇跡や、クラウドについて。

◆6.自分たちの本当にやりたいことは何か?―やりたいことに人を巻き込む方法とは?―
何か事を行っていくには、色んな人を巻き込んでいくことが大事になる。そこで、人を巻き込んでいく=エンロールメントする技術が必要になるが、その技術は身につけることができる。

いかに人を巻き込んでいくか?
大事なことは、自分の本当の気持を話していくこと。
自分の本当の気持ちに気づくには、まず自分自身に問いかけ続けることが大事。ある物事に対して、「その下にある思いは?」「その下にある思いは?」「その下にある思いは?」「その下にある思いは?」、、、と問いかけていく。深層に行くほど、自分の本心に近づいていく。


また個人的な感想として、ストーリーテリングの力はあるのかな?と。
講師の人の話は常にストーリー、うちの息子がこんなとき、こんなこと言って、こんなことが起こって、でもそこで、、、
そういう中にエンロールメントを引き起こすポイントが隠れているのかなと思います。



二日目に関してはこんな感じですかね~。
この日の夜、セミナーに参加している岩手大学のチームのみなさんと地域再生のアイディアについてブレストしたのは楽しい思い出です。

引き続き、Day3以降もアウトプットをしていたいと思います。


Shuncihiro

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day1②~【2014-No.42】

こんにちは。
Shunichiroです。


The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day1①~の感想や学びのアウトプットが長くなりましたので、こちらにて続きをまとめていきたいと思います。

   5.ビジネスモデルとは?設計するためのツールを学ぶ
   6.MVPという完璧を求めないやり方とその効用

◆5.ビジネスモデルとは?設計するためのツールを学ぶ
業界ではおなじみのビジネスモデルキャンバスですね。
ただ、、それを紹介する上で言われた、
「そもそもビジネスって何?ビジネスモデルって何?」
という言葉が印象的で、いつも何気なく使っていたけど、改めて問われると何だろうってなりますよね。

ビジネスとは、

  1. 「顧客」の
  2. 「ニーズ」を満たし、
  3. 「対価」をもらって、
  4. 事業を「継続」していくこと

なのだそうです。
そして、ビジネスモデルとは、
上記ビジネスを行っていく上での、
収益モデル、設計思想
であるとの事です。

◆6.MVPという完璧を求めないやり方とその効用
これ業界では最近非常に耳にする概念ですよね。
今回も一番最初に改めて問われたことは
「新規事業創造って何?」
ということ。

新たな価値を生むこと??など思いますが、曰く
「新規事業創造とは投資である」
と。

投資であるからには、
リスクコントロールが大事であり、
リスクコントロールとはポートフォリオを組みリスクを最小化していくこと。

つまり、新規事業創造を投資と見れば、
MVPとは、リスクを最小化していく中で必然的に生じるポートフォリオ(事業群)になります。
MVPをたくさん作っていき、その中で一番当たりのよいものを探り当てるのが新規事業創造(=投資)プロセスになるとの事です。

特に事業を行う上で色んな環境が整っている昨今においては、どんなアイディアを持っているか?ということより、そのアイディアをビジネスモデルに落とし込んでいくプロセスこそが大事になっていく。そのプロセスにこそMVPが生きていく。その中で、MVPにおいて何が一番のキーファクターになるのか、そこの検討が非常に大事。

MVPの世界では、出来あがった製品なんていらない。
そのビジネスモデルが通用するかどうか?なんてビラ一枚、モックアップ、簡単なWebサイト程度で十分。そこで先に販売・契約してみて、ビジネスがうまくいくかどうか検証し、成功を確認した後で製品を作り上げていけばいい。



Day1に関しては以上になります。
この日は非常に学びが多く、インプットするのもなかなかでしたが、アウトプットするのもなかなか大変でしたね(笑)。それぞれのセミナーなどで思ったことも多々ありますが、とりあえずは学びのアウトプットの形で。

Day2以降も引き続きアウトプットしていきたいと思います。

Shunichiro

The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して~Day1①~【2014-No.41】

こんにちは。
Shunichiroです。

今回からしばらく「The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminar」
http://young-entrepreneurs.jp/index.html
に参加しての感想や学びなどについてブログでまとめていきたいなって思います。

さて、このセミナーは非常に豪華なもので著名な方々の講演などが目白押し、かつ色んな企業の方やNPOの方等からビジネスプランに対するフィードバックもいただけると言うものでした。
そんなDay1の内容はこちら

  1. 前夜祭開会式+ブリーフィング
  2. 参加者アイスブレイク―アイディアをつたえるピッチの方法を学ぶ―
  3. コミュニケーションの重要性―チームで進むための極意―
  4. チームとしてのゴールの重要性―Mission Visionの必要性―
  5. ビジネスモデルとは?設計するためのツールを学ぶ
  6. MVPという完璧を求めないやり方とその効用
  7. チーム紹介+事業アイディア発表
以上について、簡単に学びをまとめていきたいと思います。
◆1.前夜祭開会式+ブリーフィング
このセミナーでは未来のアントレプレナーを育てていくというコンセプトではありますが、その一番最初開会の言葉として紹介されたこととして、
「アントレプレナーを考えるに当たって、自分自身がそれにふさわしい人間なのか?それを行うにふさわしい準備はできているか?」
という言葉でした。このセミナーでは全体を通して膨大なインプットがあるわけですが、その前の全ての心構えとして自分自身のマインドセットについての言及されました。何をやるにも、「 なぜあなたがそれをやらなければならないのか?その理由があるのか?そのための覚悟はあるのか?」そここそが一番大事なことなんだと。

またもう一つ紹介された言葉として、
「バタフライエフェクトを起こす」
ということ。このセミナーにきているだけで何らかの影響を周囲に与えている。そんないい影響をもっともっと広めていってほしい。その相乗効果を起こし、よりよい世界を導くための影響を与えていくことが起業家の使命。

◆2.参加者アイスブレイク―アイディアをつたえるピッチの方法を学ぶ―
プレゼンテーションとは、起業家にとっての武器である。
一つはプレゼンテーションによって、相手を巻き込んでいくこと。
もう一つは、プレゼンテーションによって、起業家に必要なリソースを獲得していくこと。つまりは、投資家からお金を頂くことである、と。

プレゼンテーションに必要なことは二つ
一つは、目に見えるもの=表現力
であり、パワーポイントのデザインやプレゼンを行う上での身振りやジェスチャーなどのパフォーマンスについて。
二つ目が、目に見えないモノ=構成力
であり、プレゼンテーションの中のストーリー性や感情の波を意識すること。
その二つに心がけることで、プレゼンテーションの質はグッと上がっていく。

◆3.コミュニケーションの重要性―チームで進むための極意―
このセミナーに関しては、パイロットの方から講演を頂いたのですが、パイロットというチームで動かすことで大事なことを動画を交えながら教えていただきました。航空関連の事例からという形のため少々テクニカルな話が多かった印象です。

チームとしてパフォーマンスを発揮していくのに大事なことは
SkillとKnowledgeとAttitude
の3つ。
その中でもSkillは
ProcedureとTechniqueとNon-technical skill
に分けられ、特にNon-technical skillこそチームコミュニケーションの部分である。

チームコミュニケ―ションには言語技術の習得が前提として大事であり、
簡潔・正確・効率
を意識したコミュニケーションをしていく必要がある。そのためには論理的思考や結論ファースト、ナンバリング、事実と意見、感情と議論の切り離し、主張と根拠、、、といったことを意識すること、またそれができるSkillの習得が大事になる。

またAttitudeに関して、
常に「今やれることは何なのか?まだやれることはないのか?」
と追求し続ける姿勢のことであり、

また最適なソリューションを見つけていくためには数多ある他のオプションを捨てる技術や勇気が必要になるとのこと。その際には「何が一番重要なのか?」という判断基準を自分自身しっかり認識できていること、またチームで共通認識されていることが大事になると言うことです。

◆4.チームとしてのゴールの重要性―Mission Visionの必要性
日本初Googleに買収された、東大初ロボットベンチャーのCFOを務めた加藤崇さんによる講演。
加藤さん自身、銀行でファイナンスを学び→企業再生→ベンチャー創造
という非常にユニークなキャリアを歩んでこられた方です

上記のような経歴ゆえか、加藤さんのところにはよく多くの起業家がアイディアをもってくるそうですが、その時の加藤さんの見るポイントは
そこに「闘う理由があるのか?」
ということ。

起業家というのは非常にしんどい道のり。しっかりした理由や思いがなければ、絶対にうまくいかない。逆にそこさえしっかりしていれば、ビジネスモデルなんかどうでもいい。最低でも10年のLong Scaleな道のりを歩んでいけるかどうか?そここそが起業家の真価を問いたいところである、と。
すなわち、ミッションがあるかどうか?

その点、加藤さんがコミットしたロボットベンチャーのCEOは非常に強い想いをもっていて、彼から送られたメールを見て心が震えたと言います。それだけ情熱のある文章を書ける人間がこの世界に一体何人いるだろうか?と。その瞬間コミットを決意したとのこと


そういった強い思いを見抜くために見ていくポイントは、
  1. 闘う理由があるか?
    その背後にある、深い問題意識や使命感など
  2. 抽象的な話ではなく、実在のある人レベルで物事を考えているかどうか?
    具体的な話をするには、その問題に対し実際の経験(=原体験)の有無や、すでにどれだけ行動に移してコミットしているか?が影響してくる。具体的な人レベルで語れないうちは本気じゃない。
  3. 結局、あなたは何がやりたいんですか?
  4. でも、なんでそれがやりたいんですか?
  5. 本当に10年それに取り組むこと出来ますか?
というところにあるそうです。
また、もう一つのポイントとして、
実際に行動しているか?
ということ。アイディアを持ってきても、1年後結局それに取り組んでいない人があまりにも多い。起業家というのはそんなものじゃない。起業家が起業するのは、そこに「やむにやまれぬ思い」があるから。本当の起業家にとって、やらないなんて選択肢は存在しない。「やむにやまれぬ思い」があるから、やる以外の選択肢は存在していない。もはや、それをやることそのものが人生。

自分自身にも照らし合わせて考えていきたいと思います。


個人的な感想としては、加藤さんはお金ではなく、自分自身をコミットさせるというところでVC的な思考も持ち合わせたプレーヤーなのかなと思いました。また加藤さんのMissionが非常にカッコ良かったので紹介します。
「日本の起業家たちに、確かなフィンガープリント(指紋)を残す。」
ということ。
それはロボットベンチャーのように自らコミットすることもあるし、また日本の起業家たちの野茂秀雄やキングカズのようなロールモデルになるということも含んでいる、との事。そして、今回のように色んなところで局所的におお花火を打ち上げていくことで、日本の変えていきたいと言うことです。




長くなりましたので、ここで記事を分割したいと思います。
読んでいただきありがとうございます。


Shuncihiro




【Reset】The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarに参加して【2014-No.40】

こんにちは。
Shunichiroです。

ご無沙汰していました。
怒涛の夏休み前半が過ぎ、やっとほんのちょっとだけ一息。この間何をやっていたかと言うと、
・サマーインターン、Jobなど(特にベンチャー企業での)
・The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarの参加
http://young-entrepreneurs.jp/index.html
ですね。
特に、The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarは非常に濃い日々で、何人もの著名な方々のセミナーを受けたり、多くのメンターの方々からビジネスプランに対してのフィードバック、連日徹夜でのブラッシュアップ。。。
ただその中で自分自身本当に思うところがあるんですよね。
「自分自身に本当に素直になれているだろうか?」
と。
慶應のセミナーでもそう、企業でのインターンでもそう。
立場上、そして年齢、経験上、どちらかというと組織のマネジメントとか場のファシリテーションばかりやってきた。自分自身が動くより周りの人たちの力をどう引き出すか?を考えて動いてきた。自分自身が能力を発揮するより、周りの人に能力を身につけてほしいと動いてきた。
でも、それでいいんだっけ?
自分そんなに引いちゃってていいの?
自分だったらこうするああする、そしたらこうなってああなってそういうレベルまで高められる。そしたらもっと世界が広がって、さらにもっと追求できるものがあって、絶対もっともっと面白い何かがあって、自分自身それをつかみ取りに行きたいのに、その世界に耽溺したいのに、、、
でも、今は我慢。。。
そんなジレンマが身にまとわりつく、もどかしさを感じながら。
大学6年目の夏休み。
色々経験して改めて思ったこと。
多分自分って死ぬまでプレーヤーであり続けたいんだなってこと。何かをやる上でマネジメントや育成も大事なんだろうけど、まず自分自身が目の前にある機会に最大限飛び込みたいんだってこと。そして、その中でも特に自分自身が最前線で何かを追求し、自らチャレンジし続けていたいんだってこと。
そして自らの原体験、気持ちの置きどころ。
3年前にはすでにほとんど核心に近いところにたどりついていたのに、いつの間にかまた遠回り。

ベンチャー企業でのインターン、慶應への参加を通して改めて思ったこと。
・自分自身、誰よりも何よりもプレーヤーで、
・自分自身が最前線で何かを追求し続けていたくて、
・大切にしたい人たちのために生きていきたい
ってこと。
だからReset。
改めて、自分自身に素直になって、自分の目指す世界に飛び込んでいきたい。今日はそんな自己満足な宣言の投稿でした。
慶應での学びとか、インターンでの学びとかもおいおいブログにUPしていきたいと思います。


Shunichiro

2014年9月3日水曜日

インターン選考思ったことなど雑感②【2014-No.39】

こんばんは。
Shunichiroです。

不覚にも先ほどまで寝落してしまっていたせいで目が冴えてしまいました。こんな夜更けではありますが、ブログでも更新しようかな~と。


さて、相変わらず就活でサマーインターン選考にいそしむ日々ですね。
忙しさはある半面、色々と学ばされることも多いです。
今日はそんな中から学びを紹介していきます。

  1. 思考錯誤の経験
  2. 文系の成功パターンはいち早くマネジメント経験をすること
  3. 近接領域での手堅い新規ビジネス
です。


◆思考錯誤の経験
面談などしているとよくある質問として、
「今まで何やってきましたか~?」
「その中で具体的にどんなことをやってきましたか?」
が挙げられますよね。

でもそれと同時に良く聞かれるものとして、
「その結果どうなりました?」
「それはどんな要因で?」
「それに対してどう対処したのですか~?」
あたりもけっこう聞かれます。

このあたりの質問の意図って、自分の行動に対してどれだけ仮説検証および試行錯誤をして来ているのか?その経験を聞いてるんじゃないかなと思います。特にベンチャーで、新規事業系で受けているということもありますが、やはりビジネスって試行錯誤、PDCAの連続なんだと思うんですよね。ビジネスの中で一番大事なんは何か壁などにぶつかったときに、思考錯誤を繰り返し、解を探求していくことにあるんじゃないかなって思うんですよね。昨今話題のリーンスタートアップだって言ってしまえば、超高速PDCAって言われるじゃないですか。

だから面接でもその経験について、尋ねていって、その人がどんな試行錯誤をして来ているのか?思考錯誤力?がどれだけあるか?を測っているのかな~と思います。(その点の中に、理系院生が好まれる要因があるのかもしれませんね。実験や研究って試行錯誤の連続ですしね。)


自分の今までの経験の中で、思考錯誤の経験やその経緯などについて、一度考えをまとめておくのは有用かなとおもいます。


◆文系の成功パターンはいち早くマネジメントの経験をすること
縁に恵まれ、あるベンチャー企業の事業部長さんとお話しさせていただく機会がありました。(なんと36歳の若さで事業部長。この若い感がベンチャー特有ですね)自分たちが文系学生であるといことを話したら、そこで色々話してくれました。

曰く、
「文系なんて所詮1は1。文系が成功する唯一の道はマネジメントをいち早く経験すること。そしたら10にも20にも100にもなれる。」

どういうことかと言うと、文系のスキルなんてしょせん限界がたかが知れてると。いくらエクセル力やパワーポイントを磨いたところで、1が1.5になる程度。だけど、理系は一つの技術で100人1000人を幸せにできる可能性をもっている。だから文系が力を発揮するにはマネジメントを身につけるしかない。マネジメントを身につければ、自分一人では1の力を、集団として10にも20にも100にもなれる。

ということです。
「そして、マネジメントを学ぶにはマネジメントを実際に経験をする以外ない。でも、マネジメントのってある程度役職が上にならないと経験することが出来ない。大手だとそれこそ40になってやっと少しマネジメントに携わらせてもらうくらいで、それまでに力なんて伸ばせるわけがないし、すでに歳が逝ってて他への代替も出来ない。

でもベンチャーは若い奴でもどんどんマネジメントに携わることができる環境がある。そこで力を見せていけば、どんどん上にあがれる。そうやって早いうちからマネジメントの経験ができるのはめちゃくちゃでかい。君たちがどんな企業を考えてて、今後どんな企業で働いていくのかは分からないけど、マネジメントの経験って言う視点から見てみるのも面白いんじゃない?」
との事でした。


ぶっちゃけ、事業部長で新規事業バンバンやってきた経験がある、見たいな前評判を聞いていたので、新規事業系の色々なことを聞きたかったのですが、どっちかというとマネジメントの話に終始しました。でもその分事業部長や、新規事業と言ってもなんだかんだマネジメントってすごい大事で、立案のスキルだけでなくマネジメントのスキルも非常に大事(キャリアという意味においても)なんかな~と思いました。

ベンチャーでどんどん新規事業立ち上げていくのも面白そうですが、ベンチャーの中でどんどん上に上がっていってバンバンマネジメントの経験をしていくのも面白そうです。また新たな視点が加わりました。



◆近接領域での手堅い新規ビジネス
上記でも述べた事業部長さんのお話になるのですが、新規事業の立ち上げで大事なこととか何ですか~など色々聞かせてもらいました。その中での話ですが、

「新規事業って言うとみんなジョブズとかザッカ―バーグみたいなもの考えてるけど、あんなのはギャンブルとか発明みたいなもので繰り返しできるようなものじゃない。新規事業ってそれだけじゃなくて、再現可能なスキルとして身につけていくことが出来る。もちろん会社としてやっている中では、
ギャンブルなんてしない。

そこで大事なのが、既存の事業の周辺領域で新たなビジネスを考えていくこと。それって地味だけど、非常に堅実で手堅い新規ビジネスのやり方。そもそもある事業を展開しているからその周辺の情報って入ってきやすいのもあるし、既存のリソースを上手く使える。

だから新規事業を考える際は、まずは既存事業の周辺領域で考える。適切なマーケットサイズがあるところを見つけ出して、その中で自分自身がユーザーになったつもりで、色んなサイトやサービスなど既存事業を見てみる。そこで不満に感じたところで新規事業をかんがえていく。

そうすると、非常に手堅く新規事業を立ち上げていける。企業としてはギャンブラーよりかは、そんな再現性あるビジネスを大事にしていきたい」

という感じでした。
なるほど、周辺領域というのはありですよね。
イメージとして新規事業立案って新しいアイディアみたいに考えてしまいがちですが、そういう方法もあると言うのを認識させてもらいました。





以上、

  1. 思考錯誤の経験
  2. 文系の成功パターンはいち早くマネジメント経験をすること
  3. 近接領域での手堅い新規ビジネス

いかがでしたでしょうか?
なかなか学ぶこと、再認識させてもらうこと多いですよね。


その他雑感について簡単に紹介。
◆ベンチャーが早い=構造的に早いだけ
ベンチャーはスピード感があるとか書かせてもらいましたが、その話をしたらまあ構造的に早いだけで特別なことではない。とあっさり一蹴。そもそも小組織のため、意思決定プロセスや権限がまだまだ一部に集中していて、そのため色んなものが分散されてる大企業よりも早いと言うだけ、であると。

ちょっと残念(笑)
でもうちは他に比べたら早いとは言ってましたけど、何かそこの文化や特殊な仕組みやマインドセットなどについて教えてもらえたら嬉しかったですね。


◆ドベンチャーより、中級ベンチャー
キャリアとしてベンチャーを考えるなら圧倒的に中級ベンチャーがよいと。プロ野球とか持っているようなメガベンチャーに行くとあそこはもうただの大企業。逆に社員一けたみたいなドベンチャーに行くと、いつつぶれるかわからないような状況でリスク高いし、しかもお金ないから何かするにも難しい。

その分中級ベンチャーはある程度の規模があり、キャッシュも持ってて、そう簡単には潰れないレベルにはなってる。だからキャリアとしてのベンチャーにはもってこいとの事です。社員もそこそこいるから上手くいけばマネジメントにも早い段階で携われる。何かやるにも資金もある。給料的にもある程度はちゃんともらえる。

ベンチャー特有のスピード感の中で、能力を磨けて、早くからマネジメントの経験もできて、そしてある程度の給料ももらえるということで、中級ベンチャーはおススメらしいです。


◆上手くいく事業は感覚ですぐわかる
上手くいく事業ってのは、感覚ですぐわかるそうです。
すごく感性的な問題ですが、そう思う瞬間や頭の中でくっつく感じがあるらしいのですね。

どういうことかというと、上手くいく事業には“予兆”的なものがあるらしくて、地震で言うとP波みたいな。今まで数百PV/日だったのがある日だけいきなり数万PV/日になる、みたいな。

そういう予兆やひずみを感じとったらそれを分析するんですね。
「そこになにがあるんやろう?」「何が受けたんだろう?」
って。
そしたらそこから、ハマるコンテンツ、ハマるビジネスの要件みたいな必勝の勝ちパターンみたいなものが見つけることが出来て、あとはそのやり方を量産、仕組化していくだけなんですよね。そしたらスケールできるんじゃないか、スケールしたらこれくらいの規模感になって、、、ってサァーって頭の中でつながっていくそうです。

でもその予兆も、事業をやってみないとわからないというのはあるそうですね。当たり前ですが。やっぱり何よりもまずやってみることって大事だよね、って思います。


◆マネジメントを上手く活かせるコツは、部下に勝ち馬に乗った思わせること
マネジメントのコツですが、要は部下に自分についてこさせることが出来るかどうか、ですよね。部下についてこさせる、能動的についてくるようにするには、その人についていったらどんなベネフィットがあるか、どんなインセンティブがあるかを見せることが大事との事です。

そのためには、自分が手っ取り早く何か一つ成功して、部下に見せること。
そして、この人についていけばきっと何かある。自分たちは勝ち馬に乗っているんだと思わせることが大事なんだととの事です。

なるほど、スタートアップイベントの開催など、最初の勢いの形成ってそういう面でも大事なんだなと思いました。



他にも書きたいことはたくさんありますが、今日のところはこんな感じ。
毎日忙しくだけしている就活ってかなりしんどいですが、こうやってちゃんと学びを血肉化していくと面白く感じられる部分もありますね。夏休み後半も色々インターンや選考などありますが、まずは楽しみながらやっていきたいと思います。
(今までコンサルコンサル言ってましたけど、ベンチャーも非常に楽しいですね。こういう気づきがあるのもいい経験になります。)


それでは~


Shunichiro