こんにちは。
Shunichiroです。
今回からしばらく「The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminar」
http://young-entrepreneurs.jp/index.html
に参加しての感想や学びなどについてブログでまとめていきたいなって思います。
さて、このセミナーは非常に豪華なもので著名な方々の講演などが目白押し、かつ色んな企業の方やNPOの方等からビジネスプランに対するフィードバックもいただけると言うものでした。
そんなDay1の内容はこちら
Shunichiroです。
今回からしばらく「The 4th U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminar」
http://young-entrepreneurs.jp/index.html
に参加しての感想や学びなどについてブログでまとめていきたいなって思います。
さて、このセミナーは非常に豪華なもので著名な方々の講演などが目白押し、かつ色んな企業の方やNPOの方等からビジネスプランに対するフィードバックもいただけると言うものでした。
そんなDay1の内容はこちら
- 前夜祭開会式+ブリーフィング
- 参加者アイスブレイク―アイディアをつたえるピッチの方法を学ぶ―
- コミュニケーションの重要性―チームで進むための極意―
- チームとしてのゴールの重要性―Mission Visionの必要性―
- ビジネスモデルとは?設計するためのツールを学ぶ
- MVPという完璧を求めないやり方とその効用
- チーム紹介+事業アイディア発表
以上について、簡単に学びをまとめていきたいと思います。
◆1.前夜祭開会式+ブリーフィング
このセミナーでは未来のアントレプレナーを育てていくというコンセプトではありますが、その一番最初開会の言葉として紹介されたこととして、
「アントレプレナーを考えるに当たって、自分自身がそれにふさわしい人間なのか?それを行うにふさわしい準備はできているか?」
という言葉でした。このセミナーでは全体を通して膨大なインプットがあるわけですが、その前の全ての心構えとして自分自身のマインドセットについての言及されました。何をやるにも、「 なぜあなたがそれをやらなければならないのか?その理由があるのか?そのための覚悟はあるのか?」そここそが一番大事なことなんだと。
またもう一つ紹介された言葉として、
「バタフライエフェクトを起こす」
ということ。このセミナーにきているだけで何らかの影響を周囲に与えている。そんないい影響をもっともっと広めていってほしい。その相乗効果を起こし、よりよい世界を導くための影響を与えていくことが起業家の使命。
◆2.参加者アイスブレイク―アイディアをつたえるピッチの方法を学ぶ―
プレゼンテーションとは、起業家にとっての武器である。
一つはプレゼンテーションによって、相手を巻き込んでいくこと。
もう一つは、プレゼンテーションによって、起業家に必要なリソースを獲得していくこと。つまりは、投資家からお金を頂くことである、と。
プレゼンテーションに必要なことは二つ
一つは、目に見えるもの=表現力
であり、パワーポイントのデザインやプレゼンを行う上での身振りやジェスチャーなどのパフォーマンスについて。
二つ目が、目に見えないモノ=構成力
であり、プレゼンテーションの中のストーリー性や感情の波を意識すること。
その二つに心がけることで、プレゼンテーションの質はグッと上がっていく。
◆3.コミュニケーションの重要性―チームで進むための極意―
このセミナーに関しては、パイロットの方から講演を頂いたのですが、パイロットというチームで動かすことで大事なことを動画を交えながら教えていただきました。航空関連の事例からという形のため少々テクニカルな話が多かった印象です。
チームとしてパフォーマンスを発揮していくのに大事なことは
SkillとKnowledgeとAttitude
の3つ。
その中でもSkillは
ProcedureとTechniqueとNon-technical skill
に分けられ、特にNon-technical skillこそチームコミュニケーションの部分である。
チームコミュニケ―ションには言語技術の習得が前提として大事であり、
簡潔・正確・効率
を意識したコミュニケーションをしていく必要がある。そのためには論理的思考や結論ファースト、ナンバリング、事実と意見、感情と議論の切り離し、主張と根拠、、、といったことを意識すること、またそれができるSkillの習得が大事になる。
またAttitudeに関して、
常に「今やれることは何なのか?まだやれることはないのか?」
と追求し続ける姿勢のことであり、
また最適なソリューションを見つけていくためには数多ある他のオプションを捨てる技術や勇気が必要になるとのこと。その際には「何が一番重要なのか?」という判断基準を自分自身しっかり認識できていること、またチームで共通認識されていることが大事になると言うことです。
◆4.チームとしてのゴールの重要性―Mission Visionの必要性―
日本初Googleに買収された、東大初ロボットベンチャーのCFOを務めた加藤崇さんによる講演。
加藤さん自身、銀行でファイナンスを学び→企業再生→ベンチャー創造
という非常にユニークなキャリアを歩んでこられた方です
上記のような経歴ゆえか、加藤さんのところにはよく多くの起業家がアイディアをもってくるそうですが、その時の加藤さんの見るポイントは
そこに「闘う理由があるのか?」
ということ。
起業家というのは非常にしんどい道のり。しっかりした理由や思いがなければ、絶対にうまくいかない。逆にそこさえしっかりしていれば、ビジネスモデルなんかどうでもいい。最低でも10年のLong Scaleな道のりを歩んでいけるかどうか?そここそが起業家の真価を問いたいところである、と。
すなわち、ミッションがあるかどうか?
その点、加藤さんがコミットしたロボットベンチャーのCEOは非常に強い想いをもっていて、彼から送られたメールを見て心が震えたと言います。それだけ情熱のある文章を書ける人間がこの世界に一体何人いるだろうか?と。その瞬間コミットを決意したとのこと
そういった強い思いを見抜くために見ていくポイントは、
- 闘う理由があるか?
その背後にある、深い問題意識や使命感など - 抽象的な話ではなく、実在のある人レベルで物事を考えているかどうか?
具体的な話をするには、その問題に対し実際の経験(=原体験)の有無や、すでにどれだけ行動に移してコミットしているか?が影響してくる。具体的な人レベルで語れないうちは本気じゃない。 - 結局、あなたは何がやりたいんですか?
- でも、なんでそれがやりたいんですか?
- 本当に10年それに取り組むこと出来ますか?
というところにあるそうです。
また、もう一つのポイントとして、
実際に行動しているか?
ということ。アイディアを持ってきても、1年後結局それに取り組んでいない人があまりにも多い。起業家というのはそんなものじゃない。起業家が起業するのは、そこに「やむにやまれぬ思い」があるから。本当の起業家にとって、やらないなんて選択肢は存在しない。「やむにやまれぬ思い」があるから、やる以外の選択肢は存在していない。もはや、それをやることそのものが人生。
自分自身にも照らし合わせて考えていきたいと思います。
個人的な感想としては、加藤さんはお金ではなく、自分自身をコミットさせるというところでVC的な思考も持ち合わせたプレーヤーなのかなと思いました。また加藤さんのMissionが非常にカッコ良かったので紹介します。
「日本の起業家たちに、確かなフィンガープリント(指紋)を残す。」
ということ。
それはロボットベンチャーのように自らコミットすることもあるし、また日本の起業家たちの野茂秀雄やキングカズのようなロールモデルになるということも含んでいる、との事。そして、今回のように色んなところで局所的におお花火を打ち上げていくことで、日本の変えていきたいと言うことです。
長くなりましたので、ここで記事を分割したいと思います。
読んでいただきありがとうございます。
Shuncihiro
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