2017年12月31日日曜日

2017年振り返りと2018年に向けて~私生活編~


こんばんは。
Shunichiroです。

本日3本目の更新。
なんだかんだ仕事が忙しく(洒落にならないレベルで。。。)、今年はあまり更新できなかったので、来年はもう少し頑張りたいと思います。やっぱり自分の中では、ちゃんとブログなりなんなり使ってちゃんと振り返りを行うことで学びや反省を生かしていく、プラスのフィードバックループがうまく回るような気がしています。
自分の学びの振り返り、定着のためにブログを有効活用していきたいですね。

さて、2017年の振り返り~私生活編~です。
テーマ目標実績振り返り
読書150冊105冊・仕事と疲れにより時間取れず
・後半の伸びはツタヤを発見したのが非常にプラスの効果(ほぼ毎週入り浸った)
・とはいえ乱読だったため、仕事に活かせたかというと微妙
・Google関連の本は非常に興味深かった。自分もまたIT系企業にいるので、参考になる部分や「あるある」的なところもあり、ある種のIT系企業の文化人類学的な視点で見ることができた。いずれこの点に関してもまとめたい。
貯金1××万円×××万円・もともとストレッチ目標ではあったが、ストレッチを達成する作戦に欠けていた
・持ち株会だとか確定拠出年金だとか、強制的に貯金できる仕組みを作ったのは大正解。
・FXでは思い切ってかけることできなかった。負けるときは大きく、勝つときは小さくという状態。判断基準を明確にして投資を行っていく。感情に流されない。
社外での学び・森から世界を変えるWS
・国連系セミナーなど数回
・スタートアップウィークエンド
・企画設計能力は身についてきている、反面、0からのサービス立ち上げ能力は皆無
・相変わらずコンサル・ファシリはできるけど、自分からのアイディア企画・提案力は低い
・自分に足りないのは、思いを何らかの形にして人前で発信する力。いつまでも裏方であろうとしてはいけない
英語・チェンナイやり取り・"英語"という目標は掲げていたものの、具体的な目標がなかったためなんととなく頑張っただけ感が半端ない
・何を得たいのか、何をもって学べたとするのか?指標・目標・KPIを持つ
・TOEICなどの外部指標を有効に生かす
その他・資格系=未着手。そもそもどんな資格があるのか調べる
・チャレンジ系=友人の助けもありいろいろやれた。来年はより精度高めにPDCA回して、再度チャレンジ。一緒にバカやれる友達大事
・動画学習はもっと取り入れてもよい。仕事で疲れ切らないことが大事。余力を残す。

全体的に、目標は持ったけど、その具体性や達成に向けた作戦に欠けていたという状態。
読書にしても、得たいものを明確にしたうえでその知識を得るという、テーマを絞った読書を考えるべき。(かといって、エンジニアの技術本はあまり読む気がしなかったので、それが原因で読書自体しなくなってしまうくらいなら、読みたいように本を読むのがいいという判断。)

上記を考えると、
・会社の学びと個人の学びの方向性をそろえる
 →プラスのフィードバックループを回していく
 →(そもそもエンジニア本に関心ない時点でヤバイ?)
 →自分が興味あって関心持って学べる領域のほうに、仕事自体をシフトしていく
・達成すべきものを定め、そのための線表を引く。試験日程などを調べる
 →Redmineだとか何らかのタスク管理ツールを使って管理
・そもそもの仕事の負担を減らす
 →普段の仕事の時間を図る
 →無駄な時間を洗い出し、それらを改善、Removeする
 →上司や周りを気にせず、さっさと帰る。会社に気を遣いすぎない。自分の人生は自分のモノ。
・自分がやりたいことを発信していく。
 →発信できる形にまで自分の中で具体化していく
 →共感されないだろうと決めてかかるのではなく、どんなことでも発信してみる
 →バカになって突っ込んでみる
みたいなところが、改善の余地ありかなーと。

ざっくり2017年はこんな感じでした。
あと3時間足らずでもう2017年は終わり、2018年になりますが、2018年は諸々含めて今年とは別の意味で激動の予感。大学院受験、転職、TOEIC、読書、資格などなど。。。やりたいことはいっぱい。社会人3年目となるところもあるので、諸々含めてしっかり考えて、やるべきことをやっていきたいですね。

では、皆様よいお年を。


Shunichiro

2017年振り返りと2018年に向けて~仕事編~


こんにちは。
Shunichiro です。

今日は12月31日、大みそか。
せっかくなので、今年一年の振り返りと来年に向けての簡単なまとめをしようと思います。今年一年やってきたこと、思ったことをざっと並べていくと、、、

1月、2月・新規機能開発・全量が全く見えてなく、現状認識がまるできてなかった
・環境問題に対して、積極的に自分から解決に動けなかった
3月・モバイルアプリの企画・設計・とにかく早く手を動かせたのは〇
・一手一手に対して、ほんの少しでもいいから考える視点を増やす
4月・新規機能開発・I&Sシートの力強さ
・業務フローを細かく分解して、フローごとに考えていく
5月・チェンナイとのコンタクトセンター・UI&UX設計以外、つまり実装面について全然考えられていなかった
・課題の認識はあるものの、先延ばしにしてしまっていた
6月・デモ部隊招集
・チェンナイとのコンタクトセンター
・マネージャー不在の中、自分なりに考え裏でかなり積極的に動けていた
・まずは自分が積極的に示す→そのうえで周りに対して立ち回っていく
7月、8月・チェンナイとのコンタクトセンター
・体調不良
・タスクを抱え込みすぎて死んだ。自分からやりたいと言ったことでも、無理なときは無理という。意思と現実は分ける。
・工数を数字で見積もる。話の材料に使う
9月、10月・新規機能サーバーサイド実装
・チェンナイとのコンタクトセンター
・仕様の確認、テスト観点が甘い。
・業務のフローとプログラムのフローの違い。
・TDD手法
11月・チェンナイ受け入れ・Factをつかむ
・何をもって「確認できた」とするのか
・課題の切り分け
・キーマンは誰か?キーマンを抑えられているのか?
・細かいところまで疑問なく、進められるか?事前につぶせるとことはないか?
12月・実装、Bugfix
・チェンナイとのコンタクトセンター
・来年以降のガント作成
・回収力の高さ、低さ
・何にピン止めしているのか?行動の基準、判断の基準、優先順位を間違えない
・現状認識とスケジューリング、全量と進行状況、ポイントとリスクの観点

ってな感じ。全体的にチェンナイ多め。

■成長した点
・”プロジェクト”に対する全量把握、ガント作成、状況把握、整理する能力。
・どこで何を死守していないといけないのか?優先順位の中で今自分は何をしないといけないのか?の判断
・仕事の進め方、工数見積もり、ステップと相談
・フレームワーク化の工夫

■今後の課題
・実装時の全量把握、細かい仕様の確認、具体的な手順の確認が落ちる
  →エクリプスの機能をうまく使う、仕様を確認する、MR時の確認観点のフレームワーク化、手順のエクセル化などで、苦手領域を自動で克服する仕組みを作って回すようにする
・いざという時の実装力の弱さ(回収力の低さ)
  →早めに仕様・修正方針を確認、手を動かす内容をクリアにする
  →修正箇所の特定を早める(特にjs周り、デバック力)
  →数こなすしかない??
・工数とリスクの見積もり
  →最速でうまくった場合の数字を出しがち
  →健在リスク、潜在リスクを踏まえたうえで工数を出す
・早めのアラート、上司を動かす、先延ばしをやめる
  →タスクの抱え込みをやめる、適切にアラートを出す。
  →上司が忙しくても、伝えるべきことは伝える。
  →必要なら、別動隊にしてもらうor他に人を立てるなどで、認識してるけど先延ばしにされがちな問題に対処していく
  →上司を動かす


という感じか。。。
細かく書くと死ぬほどいろいろ出てくる気もしますが、まずはざっくり棚卸。
できるようになった部分もあるし、まだまだ課題な部分も多い。特に、上司回り実装力工数見積もり、この辺りがカギだろうか。


2018年は会社回りもいろいろと動きがあり、また自分自身も今後の去就を考えている段階なので、どうなるか読めない部分は大いにあるが、上にあげたような課題はどんな仕事であれ重要なことだと思うので、克服・成長できるように頑張っていきたい。


Shunichiro

人間力とストーリーテリング

こんにちは。
Shunichiroです。

早いものでもう2017年も終わりですね。
最近ある理由で、会社外の人と話す機会が多く、その中で”自分を伝える”という技術の重要性を感じています。
今日はそんな中知ることになったある考え方についてまとめようと思います。
それがタイトルにある「人間力」と「ストーリーテリング」ということです。

  1. コンサルに大事なのは、ロジカル性よりも人間力
  2. 人間力とストーリーテリング
  3. テクノロジー社会だからこその人間力の重要性


■1.コンサルに大事なのは、ロジカル性よりも人間力
俗に”コンサルタント”というと、ロジカルでスマートでパリッとしたスーツを着ていて、話し方も論理的で、綺麗なパワポを使って、納得性のあるアイディアを、バシッとプレゼンしてくれる。。。そんなイメージがあるかと思います。(皆さんの中にはそんなイメージ持っていない方もいるかもしれませんが、私はそんなイメージでした。)

そんなイメージを前提にあるコンサルタントの人と話をしていたのですが、話の途中で先方からなかなか痛烈なお言葉をいただきました。

「○○(筆者)さん、私が求めているのはそんなあなたじゃないんです。私が知りたいのは、あなたの人間臭い部分や泥臭さがにじみ出るようなエピソード。それこそが知りたい。
あなたの理系的な理路整然とした話し方やスマートな話し方は、私には真似できない。でも、今のままのあなたではコンサルでは結果を出すことはかなり難しいでしょう。なぜなら、相手も人間。あなた自身を知ってもらって好きになってもらえない限り、心を開いてなんてくれない。心を開いてくれない相手に対して、コンサルティングなんてできるわけがない。」

とのこと。
正直私は面食らいました。
コンサルといえば、まさに冒頭で掲げたようなイメージを持っていましたし、コンサルの方と話すときは、そういう(相手と同じようにスマートでロジカルな)自分を見せることが大事だと思い込んでいました。

でも、実際は違った。
先方のおっしゃることは、自分が今まで読んできた色んな経営本にもコンサル本にも載っていないことだけど、本当に真をついていると思いました。自分が相手の立場だったとしても、自分に対して本音を話してくれていないと思うし、ましてや好きになってくれてなんていないでしょう。

生身の自分というものを出しながらも、プロフェッショナルとして相手に寄り添っていき、時に厳しい物言いもするときもある、でも、理論ではなくその人自身を信頼しているからこそ、クライアントに応えてもらえる、そんな姿勢こそがコンサルタントに必要なのかと、今までの考えを改めるきっかけになっています。

「お前がそこまで言うんやったら、、、しゃあない、やってみよう。」
そんな下町的で泥臭くて人間味にあふれている世界、コンサルの世界って実はそんな風に非常に温かい人間関係にあふれている世界なのではないかと思いました。



■2.人間力とストーリーテリング
1で述べたように、生身の自分、人間臭さ、人間力というものが問われているのだということを書きました。次の課題は、人間力というものをどうやって出していくのか?というところ。

自分が何者で、どんな人生をたどってきて、どんな将来を歩んでいきたいのか?というところを、いかに語るのか?というのが大事だと思っています。しかも、簡潔に。

この能力について、一般的な言い方をすると、「ストーリーテリング」という言葉が適切かと思います。自分が先方と話している中では、「ストーリーテリング」には3つの段階があると感じました。それは下記の3段階だと思っています。

  1. 自分の”経歴”について語る
  2. 自分の”経歴”とその背景にある”will(意思)”を語る
  3. 自分の人生の”軌跡”とその背景にある”will(意思)”と”困難・障害”について、共感性ある形で語る

あくまで自分の所感であり、刊行されている書籍などでちゃんと調べてみたい思っていますが、先方と話している中で感じたのはこの3段階でした。

先方から「あなたについて話してください」と言われた時、自分が答えたのは、第一段階のストーリーテリング。表面的な経歴はわかるけど、「なんでそれをやりたいと思ったのか?」「何年か続けてきたことの背景にはどんな理由があったのか?」といったことがまるで見えない回答になっていました。

確かにこれでは何も相手に伝わりません。。。
「で、だから何?」で終わってしまいますよね。

だから次は第二段階。
自分が何を思い、何をきっかけに、何を感じ、どんな行動をとり、どんな困難に出会い、どうやって乗り越えたか、なぜ続けてこれたのか、、、そういった心の動きを取り入れながら、話していくことが大事だと思っています。

そして第3段階は、↑のようなことを、相手にも共感してもらえるような形で語ることやもっと多くの人の心に刺さる、多くの人の心を動かす形に昇華していくことが求められると思います。まさにTed Talkやスティーブ・ジョブズ、ホセ・ムヒカのような世界かと思います。

自分のことを相手に伝え、好意的に受け取ってもらう能力、ストーリーテリングの能力は、将来的に大事を成し遂げようとしている人物はもちろん、人数の大小に関わりなく、他人を動かす場合には、必須の能力になるだろうと思います。


■3.テクノロジー社会だからこその人間力の重要性
そして、最後に。
世界は今まさにテクノロジーによって大きな変化がもたらされていて、今後一層テクノロジーが重要になる社会が訪れてくると思います。

でも、その中でも人と人の関係はなくならないし、テクノロジーが周りにあふれる社会だからこそ、生身の人間同士のつながりの密度がより一層重要性を増してくる世の中になっていくと思います。

つまり、テクノロジー社会だからこそ、人間力を発揮して、生身の人間同士の関係性を作っていける力が重要になっていくのではないかと思います。




そういった意味では、まだ30歳前の段階で、新たな視点を得られたことは自分にとって非常に重要な気付きのチャンスだったように思います。とはいえ、人間力を高めるために、具体的に何をしていったらいいのかはまだわかっていません。
何かをやって高めていくものではないのかもしれませんし、日々の日常のちょっとした積み重ねで変わっていくものかもわかりません。

今日は12月31日、大みそか。
せっかくなので、2018年の目標として、”人間力磨き”というのを掲げ、チャレンジしようと思います。

では、皆様よいお年をお迎えください。


Shunichiro 

2017年12月3日日曜日

自分のこれまでのキャリアとその決断の背後にあったもの

こんにちは
Shunichiroです。

久しぶりの投稿になってしまいました。。。
今日はある人より自分の今までの経歴について話を聞いてみたいという、とても嬉しい依頼があったので、それを改めてまとめてみようと思います。

依頼者の問題意識としては、”キャリアのミスマッチ”というところにあって、少し抜粋させていただくと、

勝手ながら中村さんのフェイスブックのご投稿等拝見させていただき、ご経歴に興味を持ったのでご連絡させていただきました。
特に工学部で3年間学ばれたのち、人間科学部というまた異なる分野の学部に転部されているため、転部に至った経緯を是非知りたいと思いました。
(中略)
敷かれたレールを走らべきではないか、大学に四年通ったら就職すべきではないか、何か違和感は感じるがまあいいか、と通り過ぎてしまい結果として就職した後に「やっぱりダメだった」となる方が多い中、中村さんはその違和感を大事にされた方なのかと感じております。
なぜその決断に踏み切れたのか、どのような苦悩があったのか、どのように乗り越えたのか(ちょっと被ってますね、、笑)などが知りたいと感じました。

というところが興味あるそうです。

まあ、確かに自分の経歴は変わってるけども、その背後にあるものは、自分の価値観であったり、そのときののっぴきならない状況であったり、周りの人の支援であったり、諸々の状況が重なり合った結果だったと思います。それをドやって書くのもまあ気が引けますが、一つの体験談としてみてもらえればと思っています。

アジェンダとしてはこんな感じです。
  1. 工学部に入学するまで
  2. 「違和感」
  3. 転部に至るまで

◆1.工学部に入学するまで
当初工学部を志望した経緯としては、自分が中学生か高校生くらいの時にちょうど京都議定書の話だったりとか、環境問題のトピックがホットでTV番組などでもよく取り上げられていました。
その中でちょうど技術(テクノロジー)を使って、CO2を取り除くとかCO2を溜めて排出権取引でお金にしたり、、、みたいな番組を見多のがきっかけで、技術を使って社会の問題を解決するってことに非常にあこがれを感じました。

また自分自身の価値観として、その当時からすでに、このブログのタイトルにもある”Noblesse Oblige”というものがあったので、「技術を身につけて社会(世界)が抱える大きな問題を解決する」というアプローチはまさに自分のぴったりに感じました。

そういった背景から、理系、工学部への道を進もうと決意しました。


◆2.「違和感」
大学に入ったのち、最初のころの授業では自分のいる学部(応用理工学科)の研究室紹介では、ハイブリッド車の開発の話、新エネルギーの話、新しい飛行機素材の話などなど、非常に夢を感じて面白かったものの、反面、工学部の中に存在していた空気感
  ・理系に来たら、大学院まで行って、そのあと大企業(特に電機系や鉄鋼系など)に行くのが当たり前だ
  ・サークルとかやるより、研究しなさい
  ・教授の考えは絶対(上位下達・年功序列)
的な部分にはどうしてもあまりなじめませんでした。(あくまで個人的な見解です)

そんななか自分はあえて海外系の国際的なサークル(AIESEC)に入り、周りが大学の授業や実験、バイトに明け暮れる中、授業サボって渉外に行ったり企画書作ったりなんだりしていました。

1回生の夏休み、所属していたサークルのスタツアでフィリピンに行くことになりました。
フィリピンでは、そのサークルと関係している現地のNGOなどを実際に訪れて、一緒に活動したりしました。活動自体は面白く、現地の人との絡みや英語を使ったコミュニケーション、街中にあふれるドリアンの独特な匂いなどどれも新鮮でした。


ただ、スタツアの中で本当に山奥の最貧地域を訪れたとき、そこには電気も水道も通ってなく、人々が暮らしているのを目の当たりにし、非常に衝撃を受けました。
自分は工学を学んでいるけれども、この人たちにはそもそも電気や水道もない。たとえ電気・水道が通ったところで、この人たちがハイブリッド車や新エネルギーの恩恵に寄与することはないだろう。。。
自分が学んでいる工学は、この人たちのために一体何ができるのか(何もできないのではないか????)そもそも、自分が学んでいる工学は、先進国の一握りの人間のためだけではないだろうか?
そんなことを感じました。


◆3.転部に至るまで
帰国後、夏休みが明けて2学期が始まり、普通に授業も始まったけど、自分がフィリピンで感じた衝撃はいつまでも心に残り続けていました。何かしら自分の”違和感”を解決できる道はないか、色んな研究室を見てみたり、他学科の研究室を調べたりもしましたが、しっくり感じるものはありません。

当然授業へのモチベーションは下がり、バイトに明け暮れ、溜めたお金でまた海外に行き、インドのマザーハウスでのボランティアやカンボジアの農村での住み込み、バックパッカーに挑戦したり、国際協力系の学生サークルでチャリティーイベントを行うなどしていました。

そして自分の中ではそういった世界の方が面白く感じられました。
「途上国の人たちと関わりながら、その人たちを生活を少しでも良くしていくこと」の方が、「すでに豊かなほんの一握りの人にほんの少しだけ便利になる何かを提供する」ことよりも社会的な意義、自分の価値観とも合ってるんじゃないかと


そうなると、工学部に居続けても意味ないし、何より面白くない、卒業へのモチベーションもない。ならいっそのこと大学辞めちゃおうかと。大学辞めて、途上国のNGOなどでスタッフやるのも一つの道ではないかとも、考えたりもしました。

とは言え、この分野(国際協力、開発援助)、知れば知るほど奥が深いし、豊富な知識、専門性も要求される。本当にこの分野で生きていきたいなら、最低でも修士号まで必要になる。。。

そこで、自分が何をしたいのか?将来どうやって生きていきたいのか?といった部分について、ゼロベースで考え直し、今の自分にとって理想的な人生とは?理想的なキャリアプランとは?というところを書き出して、整理しました。

その結果、、今後を考えても大学を辞めてしまうのは得策ではなく、理想的には今いる大学の中でできるだけ自分が学びたいことに近いことを学べる環境に身を移し、そこで卒業するというのが、まず模索すべき道であると。
そこで、色々と調べた結果、大学には転部という制度があり、まさに自分が学びたい分野のある学部にも転部可能であることが分かりました。

そして転部試験を受け、自分が学びたい国際協力を学べる学部に移動することができました。(もちろん親とはちゃんと?話した上での行動ですが。)


ざっと、書き出してみましたが、こんな感じかなーと。
もちろん細かいところだたっり、端折りまくったw部分などもありますが、「違和感」と転部というところに焦点を絞るとこんな感じ。結局、自分が道に迷ったときに、

  • 違和感(モヤモヤ)を放り出さない、自分に正直でいる
  • 自分が一番ワクワクを感じられる、自分が一番自分らしくいられる場所に行く
  • その時の自分を起点に、ゼロベースで考え直す
  • ↑を体系的に整理する

といった行動をとったことで、「違和感」を解消し、新たな道を進んでいくための新たな地図を手に入れられたのではないかと思っています。

ちなみに、今の自分を起点にゼロベースで自分の在り方を考え直すというのは、社会人になった今でも大事にしていて、毎年年明けに次のようなマップを作成しています。




以上、ざっくりと自分の経歴とその背景にあるものを書き出してみました。
あくまで私個人の経験だし、単なる一個人の意見や考えを述べたに過ぎないものですが、こういった自分の経験が依頼者にとって何かしらの役に立てば幸いだと思っています。


Shunichiro

2017年10月11日水曜日

【思考整理】業務を科学する、思考をシステムに実装する、正しいことをする

こんばんは。
Shunichiroです。

実配属から一年たち、また色々と考え直させる機会も多くあり、改めて自分を見つめなおしたり、今までの仕事のやり方だったり、自分の成長だったりを考え直しています。

ちょうど会社のほうでも、一年たったこのタイミングで改めて会社のことを学びなおすきっかけもあり、そこで思ったこともいくつかあるので、思考の整理もかねて書いていこうと思います。

アジェンダ=====
◆業務を科学する
◆思考をシステムに実装する
◆正しいことをする
==========


◆業務を科学する
うちの会社では業務システム(ERP)を扱っています。
業務システムというからには、そこには何らかの”業務”があり、その何らかの”業務”を便利にするためにシステムを作っています。

でも、業務って何でしょうね?
給与計算をする業務から、人を採用する業務、はたまた経理計算をする業務、支払いをする業務、、、世の中にはありとあらゆる業務が存在していますが、それらってちゃんと定義されていますでしょうか?ちゃんと理解されているでしょうか?なんのためにやってるのか説明できるでしょうか?なんとなく〇〇業務ってこんなものだよね、みたいな感覚で終わってしまっていないでしょうか?

システムを考えるにあたっては、そういったわかっているようで実は曖昧な”業務”というものに向き合う必要があります。

「そもそも〇〇業務って、これこれこういう仕事で、こういう目的のために、誰が、誰に対して、いつ、どんなことをするものです」という形で、改めて”業務”そのものを再定義してあげたり、あるいは、「〇〇業務の中には~~っていうパターンと××っていうパターンと□□っていうパターンがあって、、、」みたいな形で、業務のパターンを分類してあげたり、ってのが大事になってきます。

つまり業務を科学する、学術研究のような姿勢で臨むというのが非常に大事なんですね。そうやって、お客さん自身が気づいていない、”業務”の本質、みたいなところを再定義して気づかせてあげたり、分類したりして、より正確に”業務”というものの姿を捉えてあげることが、信頼にもつながっていくということ。

この姿勢ってお客さんと向き合うコンサルにとっても大事だけど、もちろん開発にとてもすごく大事。



◆思考をシステムに実装する
そういった、業務自体の再定義だったりシステムの実装にもつながってきて、そもそも○○するのが目的なんだから、その目的の達成を支援してあげられるようなUI/UX設計を行うだったりとか、業務のパターンを理解したうえで、そのパターンに最適なオペレーションをシステムが提案してあげたりとか。

業務を科学して、業務の姿を正確にとらえているからこその視点や発想、設計というものがあって、それをシステムの中に実装していくことで、他社にはない使いやすさや便利さにつながっていくということ。

こういった開発者の姿勢は、かの伊藤穣一氏であったりMITのメディアラボでも言われてるらしいこと
「世の中に実装する(か死ね)」
みたいな言葉にもつながってくるのかなと思ったりしています。

個人的には、科学や学術的なこと、理論チックなことにもすごく興味があるので、まさか弊社でもドンピシャな言葉が聞けるなんて、少しびっくりしました。自分自身、ただ実装してるだけみたいに感じてしまっている部分があったので、改めて自分自身の姿勢を見直して、業務を科学してそれを実装していくことを楽しんでいきたいと思います。
(科学や研究というと、自分の好きな分野で、そのワードを聞くだけで少し胸が躍ってワクワクしてくる自分がいます。)



◆正しいことをする
結局、ERPの中でもまったく新しいこと、新しいチャレンジを日々行っている中で、答えのないモノばかりに遭遇します。そんな中何を指針に方向性を決めていくか?って、最終的には自分の正義、自分が正しいと思うことをするということに尽きるということ。

Googleの”Don't be evil”は非常に有名ですが、それと同じということ。
Googleの場合は、そこに(ユーザーにとって)という枕詞がつくそうです。昨今のITサービスでは、あらゆる場面でユーザー体験(UX)であったり、ペルソナであったりが重要なものとみなされているので、さすがにGoogle、先端を行ってるな、と改めて思ったりしました。

一方弊社の場合は、もちろんユーザーも大事ですが、何よりも開発者であったりコンサルであったり営業であったり事務職であったりする社員一人一人の”正しい”と思うことを、まず大事にしようといっていて、ちょっと胸に響きました。

個人個人それぞれの人生哲学、それに基づく”正しい”ことを大事にしていって、その結果として会社全体が”正しい”方向に向かえばよいと。



では、自分が大事にしている人生哲学ってどういうもので、”正しい”とはどうあるべきなのか?とかいろいろ考えざるをえないですよね。これはこれでまた別記事に書くことになりますが、やっぱり自分にとってはこのブログのタイトルの通り”Noblesse Oblige”な生き方、およびそれに基づく行動、言葉、あり方を目指していきたいなーと改めて思いました。


たかが、社内研修。されど、こういったタイミングで、人生について考え直させられるような研修はなかなかないのではないでしょうか?少なくとも自分にとっては生き方や考え方、キャリア、人生の過ごし方について考え直すいいきっかけになりました。

改めて今回の問いや自分の中に湧き上がっているいろんな思いをちゃんと整理して、ここから先にまたエネルギッシュに向かっていく思考・気持ちの肥やしにしていきたいと思います。


Shunihiro

2017年10月1日日曜日

【セミナー】流通網を作る

こんにちは。
Shunichiroです。

昨日参加したセミナーの要点と簡単な感想をば。



優先順位←なりたい自分
選択と集中
結果と原因
考え方→行動→自信→結果=根本は自分自身の考え方
(ref. 心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる
http://creva.biz/blog-kazumaube)
決意をするとパワフルになれる
学びを成果(実績、お金)に変える
(https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%AD%A6%E3%81%B3%E3%80%8D%E3%82%92%E3%80%8C%E3%81%8A%E9%87%91%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%8A%80%E8%A1%93-%E4%BA%95%E4%B8%8A%E8%A3%95%E4%B9%8B/dp/476126859X)
結局、考え方や学びを金に換える暗黙知的な部分がでかい
→学ぶ人=メンターの存在が大事
①学ぶ人を決める
②その人が学ぶ場所に一緒に行く
③学ぶ人と同じビジネスモデルを手に入れる
↑学ぶ人に心を合わせていく
才能=努力の差
収入=システムの差
(生きている世界のルールをつかんで、ルールを利用する)
流通網を作る
モノではなく、モノの広げ方に長けているほうが大事になってくる
汗をかいて本物の情報を取りに行く
=セミナーだとか直接とか。その当事者、最先端の人、成功している人、先駆者
人間力の勝負
モノを広げる=自分の流通網を作る=流通網を持っている(作ってくれる)仲間を作る
そのためのキーワードが学び。
学びをともにできる人たちを集めていく。




ザックリ、こんな感じ。
流通網理論が根本にあって、そのための仲間づくり、そのための学びというキーワード。

それがAさんだと「Money Rich, Time Rich, Friend Rich」で色んな遊び企画で人を読んでて、Nさんだと「美容、アンチエージング」だったり、Tさんだと「オーガニック」だったり、、、

そこらへんは教義の問題、掲げている価値観の問題なのかなーと。
そんなことを感じた思った今日この頃。


ではではー



*10/2 講演者より依頼があったので、一部削除いたしました。

【読書】乱読日

こんにちは。
Shunichiroです。

今日は終日読書に勤しむ乱読日でした。
久しぶりに新鮮な書籍をたくさん読んで、至福の一日でした。
月1~2でこういう日を設けていきたいし、カフェが併設で23時までやってるので、平日の会社帰りでもこういった時間を作れるようにして行きたいと思う今日この頃。

以下、ザックリとだけど簡単な感想をば。


◆国連で学んだ修羅場のリーダーシップ
忍足さんの本
今までの国連関係の本の中で、一番リアルな感じを得ることができた本。
正しくやるよりも、正しいことをやる
緊急の現場で何を大事にするか
まず動く
その場の優先順位


◆ダークサイド・スキル
根回し、ドロドロしたコミュニケーション
ブライトなコミュニケーションと、ダークなコミュニケーション両輪が必要
人間力


◆シリコンバレー式 最強の育て方
1on1についての本
人材が特に大事→1on1で個々人の考えていることを知る
キャリアを最大限支援する
説得ではなく、共感の時間
うまく話を引き出す
コアタイム、ユアタイム、精神と時の部屋、○○の部屋
遊び心を持たせる
リラックスして話ができる工夫をする


◆シンギュラリティの衝撃
シンギュラリティの話より、著者自身の話のほうが多かった。。。
レーシングカーの話とか、大型バイクの話のほうが面白かった
驚きがイノベーションを生む
ブレイン・アクティべーション
どんな刺激をトリガーにして、脳内回路を起動させるか?


◆How Google Works
グーグル的な価値観=エンジニア的な考え方
個々人の考え方×文化=アドワーズの逸話
エピソードに着目する

20世紀に学んだこととは完全に違う世界
シリコンバレーのルール、考え方
アドワーズの誕生秘話=「この広告はムカつく」
何がデキるか、どんなやつかではない
未来を書き換える
エンジニアの質=ソースコードの品質
あなたの1日の仕事の中で最も重要なモノは?
ラーニングアニマル
バーニングマンに一緒にいけるか?
グーグラー
楽しく会話を楽しめる相手であるか
オープンにする
スニペット
イノベーションは自然発生的
アイディアの生まれる環境
遊びポイント(ミーム、地球外文明)
発想のスケール
デモ・デイズ
限界に挑戦するようなプロジェクトに取り組む
イシューにフォーカスする
とにかく特定の問題ばかりを追い続ける
20%ルール
テーマ×テクノロジー
(犯罪、農業、製薬、防衛、エネルギー、航空教育…)

◆9 Principles
伊藤穣一さんの本
MITメディアラボ的な話。
とにかくデプロイする(か死ね)
未来が分配されている場所に身を置くようにする

未来はすでにここにある。単に均等に分配されていないだけだ
テクノロジーに活力を与える=技術×ユースケース
1.創発の時代
想像的学習
4P(プロジェクト、遊び、peer、情熱)
2.プルの力学
セーブキャスト
3.コンパス
4.安全よりリスク
アイディアとマーケットする力
5.リスクを受け入れ、最小化する
(オープン、アウトソーシング、ジャッジ)
ルールを破る
暗号
6.理論より実装→理論化
再現可能、フィードバックループを回せるようにする
7.能力より多様性
8.強さより回復力
9.モノよりシステム





こんなところかなーと。
社会人生活も1年半、現場に実は配属されてからちょうど1年たったので、そろそろ今後のキャリアのことも考えて動き始めていきたいと思う今日この頃。まずは仕事漬けの毎日から、もう少し仕事に直結している部分以外の割合を増やしていこうかなと思います。

ではでは。

2017年6月11日日曜日

ソーシャル・ビジネス=”B2S(Society)”のビジネスモデル

こんばんは
Shunichiroです。

ご無沙汰の投稿となってしまいましたが、元気でやっています。

先日とても面白いイベントに参加してまいりました。
REDD+さんの主催で行われる
「森から世界を変えるソーシャルビジネス・アワード」
http://www.reddplus-platform.jp/

こちらの関西キックオフセミナーで「開発途上国の課題を解決するビジネスの視点を学ぶ」というもので、ざっくりと
1.ソーシャルビジネスの作り方
2.途上国で起きている森林の課題
3.パネルディスカッション
という流れでした。

この中の「1.ソーシャルビジネスの作り方」がめちゃくちゃ面白かったし、今まで自分が学んできたことややってきたことなどが一気につながった感覚がして、一人でハイになってしまっていました。

簡単にではありますが、備忘録もかねて紹介したいと思います。
1.ソーシャルビジネスは”B2S”
2.B2Sのビジネスモデル
3.B2Sでリーン・BusinessDevelopment
4.B2Sのプロデュース


◆ 1.ソーシャルビジネスは”B2S” ◆
ビジネスでよく使う言葉として、B2CとかB2Bとかありますよね。対消費者とか対企業といった誰をターゲットにするのかというところを端的に表す言葉ですね。ビジネスをすごく単純化すると、『CとかBとかのターゲットにしている人(法人)が抱えている課題・困っていることに対して、ソリューションを提供することでその人(法人)から対価としてお金を得ること』って形になると思います。

ソーシャルビジネスの場合でも難しく考える必要はなく、B2CやB2Bと同じで「社会(Society)が抱える課題に対してソリューションを提供することで、その社会から対価を得る」と、定義できるものであると考えられます。

つまり、ソーシャルビジネスはB2Sのビジネスであるということができます。


◆ 2.B2Sのビジネスモデル ◆
続いて、ビジネスモデルについて考えていきます。
B2C、B2Bだったら、課題を抱えて困っている人とソリューションに対して対価を支払う人が同一、つまり特定された1対1の関係があったわけです。

一方、B2Sの場合、課題を抱える対象も対価を払う人も”社会”という曖昧な存在、かつ色んな人(そして事業体など)の集合体に置き換えられてしまっています。それゆえ”社会”の課題といっても、Aさんは公衆衛生を課題と感じてるけど、Bさんは貧困を課題と感じていて、さらにCさんは、、、という形で、課題に困っている人も課題もバラバラ、という状況になってしまいます。

ではここでどうするかというと、
①まずはある社会の中に、実際に現地に足を運んでヒアリングしたり一緒に日々の仕事をしてみたり一緒に生活してみたりして、できる限り具体的に「誰が何に困っているのか?」を特定していきます
②①でつかんだ具体的な「誰が何に困っているのか?」に対して、ソリューションを提供できるアクターがいないかを探す
③①の課題に対してソリューションを提供できる②をうまく組み合わせたビジネス・プロジェクトをデザインしていく

という形になります。
つまりB2Sの場合は、B2CやB2Bのような課題を抱える人とソリューションを提供する人が1対1の関係という形ではなく、複数の課題を抱える人とそれらに対してソリューションを提供できる人たちの多対多の関係によるビジネスモデルということになります。

さらに、多対多の中には色々な形があり、わかりやすくお金という対価を通じた関係性もあれば、お金ではない価値(思い出、つながり、充足感、ブランドの認知、、、)を通じた関係性もあり、また個人対企業もあれば企業対企業、企業対自治体といった様々な関係性もあります。

この多対多の関係性の全体の構想だけでなく提供するものや対価の在り方自体もデザインしていくことが、B2Sのビジネスにおけるビジネスモデルを作る際の考え方になるそうです。


◆ 3.B2Sでリーン・BusinessDevelopment ◆
次は時間軸の視点で、B2Sのビジネスを見てみましょう。
先ほども触れたように、B2Sの場合は、一個のビジネス、一個のプロジェクトの中で、たくさんの関係者が存在する形になります。課題を抱えた市民の方々、それにソリューションを提供できる企業、NPOの方々、その社会の自治体の方々、、、さらに関係者の方々が最初から特定できているわけではなく、ビジネスやプロジェクトを行っている中で、「自分たちもやりたい」「自分たちも混ぜてほしい」といった形でどんどん後追いで関係者が増えていくこともあるそうです。

B2Sのビジネスモデルは、多対多の関係性(と対価の形)のデザインということを先ほど述べました。B2Sでは、まさにその時その時で動的に集まってくるリソースの関係性を動的にデザインしながら、徐々に作り上げていくという流れになります。

この徐々に作り上げていくスタイルは、スタートアップの世界でよく言われる”リーン”の考え方とまさに一緒で、動的に変化する状況にあわせて最適なあり方をリ・デザインし続けて一つの形にしていくということになります。


◆ 4.B2Sのプロデュース ◆
最後に出来上がったものを世に送り出す段階です。
繰り返しになりますが、B2Sの場合のターゲットは”社会”です。”社会”に対して、それを受け入れてもらうためには、伝え方がすごく大事になります。どんなメッセージを伝えるのか?どんなことをやっているのか?どうしたらそこに来てくれるのか?買ってくれるのか?楽しんでくれるのか?関わってくれるのか?。。。

といった部分の構想や伝え方、メッセージの内容やメッセージ媒体、さらには会場の設計やアレンジメントといった、クリエイティブ的な発想をもって全体像を描き、社会に出していくことになります。

B2Sの多対多の関係性の中には色んな人の思いや考えが入っていますが、それをどう引き出し、納得ある形でまとめ、コンセプトメイキングし、ビジネス・プロジェクトとして形として、どう世に出していくのか?そういったすべてがB2Sのプロデュースという形になります。

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という形でちょっと長くなってしまいましたが、自分なりにB2Sについてまとめてみました。文章下手の中うまく伝えようとしたつもりですが、要は何を言いたかったって?
「B2S、めっちゃおもしれえ!ビジネスの新しい形や!ビジネスの概念の進化形や!」
ってことです。

かなり個人的な趣味・趣向などもあって、ソーシャル的な視点×デザイン論×スタートアップ的なビジネス論×ビジネスの理論的視点×スピルバーグ(巻き込み)というところのトピックがすべて入っていて、本当に面白い世界になってきたなと感じています。


先ほどのREDD+さんでは、ソーシャルビジネスのグランプリもやるみたいなので、せっかくなので私も応募してみたいと思っています。
http://www.reddplus-platform.jp/

自分も今の会社で力をつけて、↑の方程式にさらに「テクノロジー」という掛け算を加えられるように頑張っていきたいと思います。


Shunichiro