2013年1月26日土曜日

「見えてる人」になるたった一つの法則【読書まとめ・感想】

「見えてる人」になるたった一つの法則




についての書評・感想など。


「見えてる人」になるたった一つの法則とは、
①まず、何かをやり始める
②とことんやり続ける
を突き詰めてくこと。

何かを始め、とことんやることは富士山の登頂に似ている。
まず、富士山を登り始めないことには何も始まらない。
登り始めたら、たった一歩でもどんどん登っていかないと自分の見える景色は目の前の斜面ばかり。
でも、たった一歩づつでも右・左・右・左と歩き続けていくと、ある程度の高さ、8合目9合目そして頂上にたどりつく頃には、目の前に広がる光景はずいぶん変わっている。
輝く太陽、雲海、遠くの街並み、海、あるいは海岸線まで見えるかも知れない・・・


人生やビジネスもこれと同じなのだ。
何かを始め、そしてそれをとことんやっていく。
そしてとことんやりぬいた先では、自身の視野が広がり、新しい世界が待っている。

それまでは目の前の雑務や自分の専門しか見えていなかったのに、ある高みに達することで一気に色んなことに気づき、色んなことに目がいくようになり、新しい視野を得ることができる。

それが「見えてる人」になるということ。



では、「見えてる人」になる方法は?

①”やり始める”ことに投資する
多くの人は何かを始めることを恐れる。
始めるということは変化だからだ。
人は変化を恐れる。

だからこそ、始めることに対して新しい発想が必要で、それは
「”始めること”に投資する」
という考え方。

始めることは変化であり、すなわちリスクである。
まず、そのリスクをきちんと整理する。
「これをやることはリスクなのか?それともこのまま何もしないことはリスクになるのか?」
自問する。

そこで、そのリスクに対するリターンのほうが大きいと考えるなら
”やり始める”ことに思い切って投資してもいいのではないだろうか?


まずは、何かを始めない限り何も動かないし、何かを見えるようにもならない。
富士山の例で言うと、富士山に登り始めない限り、自分の見える景色はいつもと同じものでしかないということ。



②とことんやるためのルール作り
自分もそうなのだが、人は怠惰な生き物である。
何かを始めたとしても、二日三日たったら色々言い訳をして取り組むのをやめてしまう。
これは人の性であり、仕方がない。

ではそんな人間が、どうやったらとことんやり続けることができるのか?

その答えは、
「やり続けるためのルールを作り、絶対に守る」
こと。

毎日決まった時間にそれを行うでもいい。
毎日が難しいなら、土日の決まった時間はそれを行うでもいい。
毎食後それを行うでもいい。
・・・
とにかく自分がそれをやるためのルールをつくり、その時間はそれを行うことを絶対に守る。

これを実行することで、自分が始めた何かをとことんやり続けることになり、「見えてる人」に
なれるのだ。


富士山を登るときだって同じだ。
右足を前に踏み出したら、左足を前に踏み出す。
左足を前に踏み出したら、右足を前に踏み出す。
このルールを作り忠実に実行していくことで、頂上に登っていけるのだ。




最後に繰り返しになるが、
「見えてる人」になるには、

①まず、何かをやり始める
②とことんやり続ける
を突き詰めてくこと。




以上です。


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