2013年11月6日水曜日

公共政策とビジネスパフォーマンス【No.104】

こんにちは。
Shunichiroです。

いよいよビジコンのエントリーシートが明日締め切りで、ほぼ連日MTGしています。いや~初めはアイディアベースでしかなかった曖昧なものが、段々と数字やデータ、ロジックで裏付けられて精緻になっていくってなんかわくわくしますね。とりあえずまずは、書類選考が通ってくれるといいな!(^^)!


さて、今日はなかなか埋まらない両者の溝。
ビジネスと公共政策について考えてみたいと思います。

・圧倒的に非効率だと思っているのは私だけでしょうか?
このブログの読者の方々の中にパブリックセクターの方がいらっしゃったら非常に申し訳ないのですが、私は現状のパブリックセクターの運営に対して非常に懐疑的なんですね。

確かに私は偉そうなこと言えるほどパブリックセクターのことを知っているわけではありませんし、パブリックセクターによる恩恵を得ているのは言うまでもありません。

でもね~、世間で聞いている限りでは、とても効率的な運営がされてるとは信じがたいんですよね。
国全体が借金背負いまくってるのに余った予算は使い切れ~、だとか復興予算から配分されてるのに、別のことに流用しちゃえ~とか、そんなことを聞くたびに非常に疑ってしまうのですよね~。
もちろん、その施策やその考え方・価値観の中には何らかの正当なロジックやコンテクストが存在するのかな~って思ったりはしますけど、だからと言ってある意味暴挙を許認できるわけではないと思うんですよね~。


・問題はお金とパフォーマンスに関する意識?
そんな中で考えるのが、パブリックセクターにおけるお金とパフォーマンスの意識なんですよね。プブリックセクターってお金儲けのためではなく、あくまで市民のため国民のため~とかって形でその対象にどんな効用をもたらしているか?っていう価値観で動いてるんだと思います。
コスト-ベネフィット計算~とかの手法もあるみたいんですね。

それはそれでいいことだし、必要とされてるのわかるけど、でもだからと言って何でもかんでもやっていいっていう理由付けにはならないと思うんですよね。

やるからにはちゃんと目的に合った正当なことをやるべきだし、やるのであればできる限り少ないコストで最大限の効果を目指す。そんな考えで取り組んでしかるべきだと思うんですよね~。

ある意味ROIではないですけど、その投資の意味(必要性)の大きさと、その投資によって得られる便益となどなどもっとシビアに考えていかないと思うんですよね~。


・もっとビジネス的効率性の観点も
一方、ビジネスの世界って、できる限り少ないコストでできる限り高い効用を追求することへの圧力が非常に強いですよね。もうかってなんぼだし、徹底的に意味あることしかしないし。

そういう姿勢ってパブリックセクター側にも見習える部分ってあると思うんですよね。
無駄遣いを減らす、目的に合わない投資をやめる、効果の上がらない投資をやめる、あるいは効果が最大限高まるような補助施策を打つ、とかとか。

ちょうどね~「社会が変わるマーケティング――民間企業の知恵を公共サービスに活かす 」って本を読んだこともあって、この記事を書いているのですが、この本で紹介されている事例や施策って民間セクターでは本当に当たり前のことなんですね。でも、民間セクターの当たり前が通用していないパブリックセクターにおいて、当たり前でないビジネス的な方法を取り入れるだけである種のイノベーションになってしまう。

パブリックセクターの存在意義は、民間セクターでは採算に合わないから行われないけど社会として必要ななサービスを行うことにあるので、一概にすべてビジネスチックにやるのがいいとは言いません。でも、その中でも無駄をなくし、効果を最大限に高めるような努力はなされるべきなんじゃないかな~って思います。

最近ハーバードなんかではMBA/MPAのジョイントプログラムとか行われているようで、非常に興味があります。これからのパブリックセクターはどう変わっていくのか?どう変わるべきなのか?に注目ですね。



以上、No.104「公共政策とビジネスパフォーマンス」
・圧倒的に非効率だと思っているのは私だけでしょうか?
・問題はお金とパフォーマンスに関する意識?
・もっとビジネス的効率性の観点も
でした。


最近生活リズムが少し乱れていて、朝起きれていないんですね~。
なるべくちゃんと夜中2時くらいまでには寝るようにして、朝8時には起きれるような生活に戻していきたいです。

それでは、Have a nice day(^^ゞ
Shucnichiro





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