こんばんは。
Shunichiroです。
前回のエントリーでイノベーションのジレンマについて書きました。
イノベーションのジレンマが起こるのは潜在市場に目を向けれていないというだけでなく、製品の技術が市場の要求水準を抜いてしまう=市場が煮詰まってしまう、という問題もあるようです。
技術競争に目を奪われてしまうのですね。
ガラパゴスとか言われてしまっている日本では耳が痛い話です。
今日はそこからもう一歩踏み込んで、技術の発達スピードと需要のスピードのずれについて考えてみたいと思います。
現在世界ではすごいスピードで技術が発達し、普及されようとしていますが、一部のそういった技術は倫理問題やあるいは運用に問題を起こしています。先進国では原発問題や人工授精の話やクローンの話がよく話題に上がりますね。
でも、こういう話って最先端技術が与える先進国への影響だけではないんです。
途上国でも色々な形で技術が入ってきています。
ODAという形で道路がつくられたり、技術移転という形で栽培技術が伝えられたり・・・
でも途上国に行ったことがある人はよく見る風景かもしれませんが、インドやバングラデシュではいつもひどい大渋滞が起きてしまっています。

インフラ=つまりハードは発達しているのに・・・なぜ?
もちろん人口が多いのも一つの原因だと思いますが、もうひとつ与えられたインフラを扱う運用能力、つまりソフト部分の発達が遅れているのではないか?と思うのです。
上の写真を見てもらえば分かるように、車線はあってないようなものだしリキシャや車や人が入り乱れています。非常に危険だし、それらを避けて運転しようと思うとスピードも落とさざるを得ないし、スムーズな交通の流れもできないですよね。
ハードの発達に対して、ソフトの発達が遅れてしまっているのです。
そしてそのギャップによって、何らかの問題が生じる様になっているのです。
このようなギャップ問題は至るところに見受けられます。
一例にあげた原発問題やクローンの話なども同じギャップ問題が生じているのでは?と思います。
現在技術の進歩の速さは目をみはるばかりです。たった1年前の技術であえ、時代遅れのものになっていきます。しかし、その技術に対する、それを扱う人間の倫理観や道徳観をも含んだ運用能力をも向上させていかないと、技術というハードと人間の運用能力というソフトのズレによるギャップ問題がますます大きくなってしまうのではないかと危惧しております。
やみくもな技術開発だけでなく、それを扱う私たち自身も発達していく必要がありますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました
Shunichiro
Shunichiroです。
前回のエントリーでイノベーションのジレンマについて書きました。
イノベーションのジレンマが起こるのは潜在市場に目を向けれていないというだけでなく、製品の技術が市場の要求水準を抜いてしまう=市場が煮詰まってしまう、という問題もあるようです。
技術競争に目を奪われてしまうのですね。
ガラパゴスとか言われてしまっている日本では耳が痛い話です。
今日はそこからもう一歩踏み込んで、技術の発達スピードと需要のスピードのずれについて考えてみたいと思います。
現在世界ではすごいスピードで技術が発達し、普及されようとしていますが、一部のそういった技術は倫理問題やあるいは運用に問題を起こしています。先進国では原発問題や人工授精の話やクローンの話がよく話題に上がりますね。
でも、こういう話って最先端技術が与える先進国への影響だけではないんです。
途上国でも色々な形で技術が入ってきています。
ODAという形で道路がつくられたり、技術移転という形で栽培技術が伝えられたり・・・
でも途上国に行ったことがある人はよく見る風景かもしれませんが、インドやバングラデシュではいつもひどい大渋滞が起きてしまっています。
インフラ=つまりハードは発達しているのに・・・なぜ?
もちろん人口が多いのも一つの原因だと思いますが、もうひとつ与えられたインフラを扱う運用能力、つまりソフト部分の発達が遅れているのではないか?と思うのです。
上の写真を見てもらえば分かるように、車線はあってないようなものだしリキシャや車や人が入り乱れています。非常に危険だし、それらを避けて運転しようと思うとスピードも落とさざるを得ないし、スムーズな交通の流れもできないですよね。
ハードの発達に対して、ソフトの発達が遅れてしまっているのです。
そしてそのギャップによって、何らかの問題が生じる様になっているのです。
このようなギャップ問題は至るところに見受けられます。
一例にあげた原発問題やクローンの話なども同じギャップ問題が生じているのでは?と思います。
現在技術の進歩の速さは目をみはるばかりです。たった1年前の技術であえ、時代遅れのものになっていきます。しかし、その技術に対する、それを扱う人間の倫理観や道徳観をも含んだ運用能力をも向上させていかないと、技術というハードと人間の運用能力というソフトのズレによるギャップ問題がますます大きくなってしまうのではないかと危惧しております。
やみくもな技術開発だけでなく、それを扱う私たち自身も発達していく必要がありますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました
Shunichiro
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