こんばんは。
Shunichiroです 。
さて、ふとTVを見ていてMOOC(無料オンライン大学)の特集をやっていたので、ちょっとMOOCについて考えていきたいと思います。
MOOCとは、
このTV番組では、新しく始まった日本のMOOC、gacco(http://gacco.org/)等も紹介しながら、MOOCについて解説するモノだったのですが、その中でも非常に印象に残った言葉がありまして、「学歴ではなく“学習歴”が問われる時代になる」というものです。
というのも、MOOCで発行されている修了書は、その“大学”を出たというものでは全くなく、「その大学のその授業において以下のような成績を修めて修了しました」というものになっています。日本のように「ただ単に授業に出ていた」ことを証明するものとは全く異なり、その講義で何を修め、どんな成績をとったか?が大事にされているのです。TV番組の中では、あるIT企業がMOOCでのプログラミングの講義成績をもとに、一番優秀な成績を修めたものを採用したという事例も紹介されていました。
今まで(特に日本では)、どこの大学を出たか?という学歴が重視されていました。しかし、MOOCによるこのような流れを見ていると、今後は「どこの大学のどんな講座でどんな成績を修めたか?」といった形で、大学での学びがどんどん細分化されていき、まさにピンポイントの“学習歴”が大事になっていくのではないか?と思えてきます。いずれ、履歴書に〇〇大学卒ではなく、「〇〇大学××講座△△点、・・・」と書く時代が来るのかもしれません。MOOCには、まさに、学びの意味が変わっていくようなインパクトを与える可能性があるように感じさせられます。
今後もMOOCについて注目していきたいな、と思います。
Shunichiro
◆読書メモ
・フリー経済学
→フリーミアムとはすなわち「損して得取れ」ということだと。めちゃめちゃ腑に落ちた(笑)。そこで、どこでどう損して、その代わりどこでどうお金を得るのか?といった設計が大事。世界が限界費用が0のモデルにシフトしていく。フリーミアムによって、有形無形を問わず、さらに消費が加速されていく。Googleは現代のパノプティコンといった言葉が非常に印象に残った。損して得取れ。
・考える力をつけるための「読む」技術:妹尾堅一郎
→文章の背後にあるコンテクスト(=著者の経歴、立場etc)、その文章を伝えたい理由、構造、データの裏にある意図など文章を読む際に気をつけることやより深く考えるための「読み方」について考えさせられた。また本を読むときなども、一読したあと(あるいは読みながら)自分で再構成してみる→批判するというプロセスが大事。要は、目の前の文章そのものより、その裏にある構造などもっとメタな視点を持つことが大事かと理解。
・新興国マーケット進出戦略-制度のすき間を攻める-:タルン・カナ、クリシュナ・G・パレブ
→情報が非対称で、また非効率な市場が多い。そのようなすき間をこそ狙っていく。すき間を狙っていくに当たって、色んなパートナーと手を組むことも有益。そのような流れの上流を抑え、すき間に手を伸ばしていき、市場自体を形成、支配していく。だいたいそんな感じ。
Shunichiroです 。
さて、ふとTVを見ていてMOOC(無料オンライン大学)の特集をやっていたので、ちょっとMOOCについて考えていきたいと思います。
MOOCとは、
Massive open online course (MOOC) は、WEB上で無料で参加可能な大規模講義のことである。おもにアメリカの大学で運営されており、基本的に無料で参加することができる。各種アプリケーションが開発されており、ビデオ講義を受けるだけでなく、知識確認のための試験問題などを受けることができる。また参加者のユーザーコミュニティーも用意されており、コース運営側にも有益なフィードバックがかえるため講義運営の効率も向上している。そのため参加者が多いほど効果的な運用が可能となる。MOOC関連WEB技術の進歩と、参加者の増加による運営コミュニケーションの発達という二つの要因により、急激に発展している。(*ウィキペディアより、http://ja.wikipedia.org/wiki/Massive_open_online_course)ということですが、例えばハーバード大学、MIT、スタンフォード大学やなどの講義を無料でネット上で見て、学ぶことができると言うものですね。しかも、その講義を受講したことを証明する、修了書なども発行しているそうです。
このTV番組では、新しく始まった日本のMOOC、gacco(http://gacco.org/)等も紹介しながら、MOOCについて解説するモノだったのですが、その中でも非常に印象に残った言葉がありまして、「学歴ではなく“学習歴”が問われる時代になる」というものです。
というのも、MOOCで発行されている修了書は、その“大学”を出たというものでは全くなく、「その大学のその授業において以下のような成績を修めて修了しました」というものになっています。日本のように「ただ単に授業に出ていた」ことを証明するものとは全く異なり、その講義で何を修め、どんな成績をとったか?が大事にされているのです。TV番組の中では、あるIT企業がMOOCでのプログラミングの講義成績をもとに、一番優秀な成績を修めたものを採用したという事例も紹介されていました。
今まで(特に日本では)、どこの大学を出たか?という学歴が重視されていました。しかし、MOOCによるこのような流れを見ていると、今後は「どこの大学のどんな講座でどんな成績を修めたか?」といった形で、大学での学びがどんどん細分化されていき、まさにピンポイントの“学習歴”が大事になっていくのではないか?と思えてきます。いずれ、履歴書に〇〇大学卒ではなく、「〇〇大学××講座△△点、・・・」と書く時代が来るのかもしれません。MOOCには、まさに、学びの意味が変わっていくようなインパクトを与える可能性があるように感じさせられます。
今後もMOOCについて注目していきたいな、と思います。
Shunichiro
◆読書メモ
・フリー経済学
→フリーミアムとはすなわち「損して得取れ」ということだと。めちゃめちゃ腑に落ちた(笑)。そこで、どこでどう損して、その代わりどこでどうお金を得るのか?といった設計が大事。世界が限界費用が0のモデルにシフトしていく。フリーミアムによって、有形無形を問わず、さらに消費が加速されていく。Googleは現代のパノプティコンといった言葉が非常に印象に残った。損して得取れ。
・考える力をつけるための「読む」技術:妹尾堅一郎
→文章の背後にあるコンテクスト(=著者の経歴、立場etc)、その文章を伝えたい理由、構造、データの裏にある意図など文章を読む際に気をつけることやより深く考えるための「読み方」について考えさせられた。また本を読むときなども、一読したあと(あるいは読みながら)自分で再構成してみる→批判するというプロセスが大事。要は、目の前の文章そのものより、その裏にある構造などもっとメタな視点を持つことが大事かと理解。
・新興国マーケット進出戦略-制度のすき間を攻める-:タルン・カナ、クリシュナ・G・パレブ
→情報が非対称で、また非効率な市場が多い。そのようなすき間をこそ狙っていく。すき間を狙っていくに当たって、色んなパートナーと手を組むことも有益。そのような流れの上流を抑え、すき間に手を伸ばしていき、市場自体を形成、支配していく。だいたいそんな感じ。