2013年12月21日土曜日

阪大語り場Speak Outを終えて~プレゼンフィードバックまとめ~【No.112】

こんばんは。
Shunichiroです。

今日も一段と寒いですね。私はお腹が弱いということもあり、寒い日はすぐにお腹が痛くなってしまうこともあって、寒いのは苦手です。
みなさまも体調管理・体温管理には十分お気を付けください。


さて、今日は「阪大語り場Speak Out」というイベントにて、プレゼンをしてきました。
イベントの趣旨としては、大学生で何か想いを持って活動をしている人あるいは活動してきた人がそれぞれの活動などを紹介し想いを共有していくことで、オーディエンスとして参加された学生に考えるきっかけを与えていこう、という感じです。

まあ、そのプレゼンターの一人として、今日は登壇してきましたので、そのプレゼンのフィードバックを書いていきたいと思います。

まず先日に予選会がありまして、その時にいただいたフィードバックを基に本番のプレゼンを作ったので、予選会のフィードバックと、それを基に改良した本番ver.でのフィードバックという二段構成でまとめていきたいと思います。


【予選会でのフィードバック】
◆自分の思いがどうやって形成されたかについての考察は伝わったか?
・なぜ新たに学びなおすことにしたのか,なぜそうせざるを得なかったのかについて,もう少し考察が見られれば,と思いました。
・なぜ、これまでうまくいかなかったのか、という点がわかりづらかった。

◆今の活動を始めた決定打に共感できたか?
・自分の思いだけで行動するのではなく,相手に対する深い考察があってはじめて,行動は意味を持ってくるように思います。
・きっかけは分かりやすかったが、そのきっかけがなぜ中村さんを動かしたのか、という話があればより良かった
Visionが明確ではない

◆今やろうとしていること/やっていることに対する熱意が伝わってきたか?
・いろいろやろうとしていること,は伝わりました。が,やろうとしていることの持つ「意義」をもう少し考え,アピールしてもらえればと思いました。
・伝わりました
・やりたい事を実現するにあたっての関わり方が不明

◆プレゼンを通して感動したか?
・全てスピーカーの視点でしか語られていないこと,が気になります。
・感動しました
・プレゼントしての伝え方に工夫が必要。相手が合ってのプレゼンだと思います。


◆その他
・ちょっとスピーチが演技しすぎかな,と思いました。ナレーションのような感じだったのが,気になりました。話の流れは,もともと学んでいた工学に対して問題意識から,適正技術を中心テーマとしてまとめられており,首尾一貫したスピーチだったと思います。ただ,中村君の行動の経緯,中村君にとって,周囲にとって,どのような意義があったのか,がより深く考察されていれば,今後の活動にも役立つのではないかと思いました。
・適正技術を基軸としていて、話の内容が具体的で首尾一貫していて分かりやすかったです。そのため、活動に対する熱意も伝わってきました。
・ロジカルで分かりやすかった。内容も理解できたと思います。
・あえて言うとですが(かつ時間制限は理解)、様々な活動の具体例を一つでも出すとより伝わるし「小さな思い」のこともより説得力が出る; 技術否定論と、いうと言い過ぎだと思いますが、技術の社会的位置づけのような話も興味がある(個人的に。車の自動運転より人に優しいことはないのかとか); 語尾の言い切り調は意図してのこと? 聞き手によっては壁と感じることもあるのでは。


という感じで、予選会のフィードバックではなかなか叩かれたのですが、本番ではそれを基にプレゼンを再構成し、自分のきっかけ・行動とそれがもたらした意義について話すようなものにしました。
正式な評価基準があるわけではなく、あくまで参考程度に教えてください、という感じでお願いしたので、予選会の時とは異なりますが、本番のプレゼンでのフィードバックはこちら。
【本番フィードバック】
◆どのようにしたら抽象度の高い話題でもオーディエンスに伝えることができるか?
・一番しっくりくる言葉が抽象度が高い言葉(今回であったらセレンティビティ)になってしまうのであれば、しっくり度合いが下がってもなじみのある言葉に置き換えたらいいのでは?
・逆に、抽象度が高い言葉だからこそ関心を引く可能性もある
◆オーディエンスをひきつけるものに近付けていたか?
・予選会の時に比べたらかなり近づいている
・自然な思いやエピソードが伝わってきた
◆感情に訴えるようなプレゼンをするにはどうしたらいいか?
・まずは”想いを出す”ことが大事
・必ずしもTED的なプレゼンを目指すべきとは思わない。TEDであろうと、ショー的な物の裏にある「何をしたか?」「どんなプロセス、想いがあったのか?」を伝えることが大事
・声のトーンや会場への言葉の投げかけ、インタラクション
・企業の前でプレゼンしたりすると、いいフィードバックが得られるのでは?
◆その他
・内容を盛り込みすぎたのでは?もっと一部分にフォーカス当てることも大事
・これから何をしていきたいのか?が見えにくかった

との事でした。
総じて、予選会の時よりグッとよくなったという声をいただいたのですが、まだまだ削れる部分やメッセージのシャープさなどは出せたかな、というところです。まだまだ精進が必要ですね。

普段だったら、こういう場には出ない人間なので、紹介という形であれ、チャレンジしてみたのはいい機会だったな~って思います。

あらためて、スタッフの皆さんお疲れ様でした。
そして、会場に来てくださった先生方、学生のみなさんなどありがとうございました。
(もちろん紹介してくださった友達もありがとうございました。)


Shunichiro



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