こんばんは。
Shunichiroです。
最近オリンピックの東京招致議論が盛んですね。猪瀬発言などで一時は絶望的かと思われたが、イスタンブールのデモなどで東京開催の可能性が再燃していますね。
しかし、私の意見としてはオリンピックの東京招致は反対です。そもそも五輪や万博やW杯などの開催地の多くはその地域の開発という観点から選ばれていることが多いです。例えば、日本の経済成長期での東京オリンピックや大阪万博は交通インフラの充実やその地域が経済的に活性化を促し、その国の経済成長を促すテコになりました。近くは北京五輪や上海万博、南アでのW杯開催などを考えるとわかりやすいでしょう。つまり五輪や万博などの国際イベント開催によって、その国自身の経済成長に大きな影響を与えられることが国際イベント開催の大きなポイントと言えます。
では、2013年現在での東京五輪招致は上の観点から見てどうでしょうか?
正直、疑問の点が多いと思います。すでにインフラは整っているし、五輪開催が日本全体の経済成長のドライブを促す要因になるとは思えません。
また国際イベントというのは開催前のインフラなど環境整備だけでも非常に大きなお金が必要になります。日本も例外ではなく、新たな施設の建設なども必要になります。さて、現在非常に多額の債務に苦しむ日本で、その財政負担を抱える意味があるのでしょうか?
もうひとつ大事な点として、国際イベントの開催を迎えたとして、その時は盛り上がって消費も大きくなり良いかもしれませんが、そのあとが非常に問題になります。新たに作った施設などを維持していく必要があるのです。そして、このランニングコストが非常に負担になるのです。
では、いったい誰がこのランニングコストを負うのでしょうか?国?自治体?企業?あるいは国民の税金でしょうか?
日本は現在社会保障や年金問題など多くの分野で財政的負担を抱えています。そのような在世状況の中、一時的には経済効果をもたらしても、長期的に見たらデメリットでしかない五輪招致を行う必要があるのでしょうか?
私は、東京五輪の招致は全く必要ない!と思っています。現在の日本には五輪招致に以上に尽力しなければならない課題が多く存在します。五輪招致や開催に係る費用は、そういった問題にこそ使われるべきだと思います。
ちょうど、時を同じくして、ブラジルでのW杯開催の話が持ち上がっています。しかし日本とは違ってブラジル国民はW杯招致反対のデモまで起こっております。国民の主張は、確かにW杯開催も大事かもしれないが、W杯よりもまず社会保障や教育整備のためにお金を使ってほしい、と訴えているのです。(http://kasakoblog.exblog.jp/20695185/)
日本人と、ブラジル人。比べる必要はないかもしれませんが、国際イベント招致に対する両者の態度の違いは大きいのではないかと思います。日本人はもっと国民一人ひとりが短視眼的な‘お祭り’ばかりに目を向けるのではなく、本当に自分達にとって大事なことは何なのか?を考えていってほしいと思います。
Shunichiroです。
最近オリンピックの東京招致議論が盛んですね。猪瀬発言などで一時は絶望的かと思われたが、イスタンブールのデモなどで東京開催の可能性が再燃していますね。
しかし、私の意見としてはオリンピックの東京招致は反対です。そもそも五輪や万博やW杯などの開催地の多くはその地域の開発という観点から選ばれていることが多いです。例えば、日本の経済成長期での東京オリンピックや大阪万博は交通インフラの充実やその地域が経済的に活性化を促し、その国の経済成長を促すテコになりました。近くは北京五輪や上海万博、南アでのW杯開催などを考えるとわかりやすいでしょう。つまり五輪や万博などの国際イベント開催によって、その国自身の経済成長に大きな影響を与えられることが国際イベント開催の大きなポイントと言えます。
では、2013年現在での東京五輪招致は上の観点から見てどうでしょうか?
正直、疑問の点が多いと思います。すでにインフラは整っているし、五輪開催が日本全体の経済成長のドライブを促す要因になるとは思えません。
また国際イベントというのは開催前のインフラなど環境整備だけでも非常に大きなお金が必要になります。日本も例外ではなく、新たな施設の建設なども必要になります。さて、現在非常に多額の債務に苦しむ日本で、その財政負担を抱える意味があるのでしょうか?
もうひとつ大事な点として、国際イベントの開催を迎えたとして、その時は盛り上がって消費も大きくなり良いかもしれませんが、そのあとが非常に問題になります。新たに作った施設などを維持していく必要があるのです。そして、このランニングコストが非常に負担になるのです。
では、いったい誰がこのランニングコストを負うのでしょうか?国?自治体?企業?あるいは国民の税金でしょうか?
日本は現在社会保障や年金問題など多くの分野で財政的負担を抱えています。そのような在世状況の中、一時的には経済効果をもたらしても、長期的に見たらデメリットでしかない五輪招致を行う必要があるのでしょうか?
私は、東京五輪の招致は全く必要ない!と思っています。現在の日本には五輪招致に以上に尽力しなければならない課題が多く存在します。五輪招致や開催に係る費用は、そういった問題にこそ使われるべきだと思います。
ちょうど、時を同じくして、ブラジルでのW杯開催の話が持ち上がっています。しかし日本とは違ってブラジル国民はW杯招致反対のデモまで起こっております。国民の主張は、確かにW杯開催も大事かもしれないが、W杯よりもまず社会保障や教育整備のためにお金を使ってほしい、と訴えているのです。(http://kasakoblog.exblog.jp/20695185/)
日本人と、ブラジル人。比べる必要はないかもしれませんが、国際イベント招致に対する両者の態度の違いは大きいのではないかと思います。日本人はもっと国民一人ひとりが短視眼的な‘お祭り’ばかりに目を向けるのではなく、本当に自分達にとって大事なことは何なのか?を考えていってほしいと思います。
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